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休息編
組員 ルシカ
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「ただいま。」
リョフが帰ってきた。
「お帰り。あのさぁ、」
「ん?何?」
「仲間増えた。」
「は?誰?」
「ルシカ。」
「え?なんで入れたの?」
「いや、ルシカがあの祭壇触ったせいでマフィアになっちまったんだよ。」
「ほう。」
「んで、マフィアの能力持ったまま普通の生活させるわけにもいかないじゃん?」
「まあ、確かに。」
「だから、もうとりあえずいったん入れた。」
「了解。てことは、戦いにルシカ入れるの?」
「まず、母親に了承取らなきゃ。」
そして、ルシカの家へと向かった。
「お母さん、ちょっといいですか?」
「どうされました?ラーマさん。」
「あの、実はかくかくしかじかで…」
「そんな事があったんですね。」
「それで、戦場に連れて行くのは難しいなって話になって。」
「ん~そうですけど、ラーマさんなら任せてもいいかなってちょっと思ったりします。」
「本当にいいんですか?」
「不安ですけど、ラーマさんなら何かあっても守ってくれると思って。」
「極力頑張りますけど、本当に守れるかどうかは…」
「そうですか…、あの子もなりたいって言ってるのでやらせてあげたいんですけど…」
「分かりました。極力頑張ります。ですけど、ルシカにもしもにあったら僕の命はないと思ってください。」
「はい。」
「ルシカ本人はリョフなり、逃がすなり何とか生かします。」
「分かりました。ですけど、きっとラーマさんのことだから何事もなく倒してくるんでしょ。」
「頑張ります。」
「んじゃあ、これで正式に組員は3人だな。」
「そうだな、あとはあいつも鍛えてやんねえと。」
「何が得意なのか気になるな。」
二人は自分の家でのんびりとルシカの帰りを待った。
ルシカは母親に言った
「ただいま。」
「お帰り、ルシカ。ラーマさんがお家で待ってるわよ。」
「そうなの?行ってくる!」
「行ってらっしゃい。」
「ラーマ、お待たせ。」
「お、来たか。ルシカ。」
「来たよ。何の用?」
「いや、確かに強くはなったけどまだ戦場には連れていけない。」
「え?やだよ~。」
「だから、行けるようになるために特訓しよう?」
「え、特訓!?楽しみ!」
「よし、んじゃあ特訓するぞ。」
「やったぁ~!」
そして、ルシカの特訓が始まった。
「まず、息フーって吹いてみて?」
フー
「うわ、なんか緑色になったよ?」
「緑色か、それじゃあヒーラータイプのロジカルかな。」
「ん?なにそれ。」
「まあ、回復役の魔法みたいなのを使う人かな。」
「お~、なんか凄そう!」
「んじゃあ、それ専用の特訓しようか。」
「やろう~!」
こうして、学校に行っては特訓をする日々が続いた。
リョフが帰ってきた。
「お帰り。あのさぁ、」
「ん?何?」
「仲間増えた。」
「は?誰?」
「ルシカ。」
「え?なんで入れたの?」
「いや、ルシカがあの祭壇触ったせいでマフィアになっちまったんだよ。」
「ほう。」
「んで、マフィアの能力持ったまま普通の生活させるわけにもいかないじゃん?」
「まあ、確かに。」
「だから、もうとりあえずいったん入れた。」
「了解。てことは、戦いにルシカ入れるの?」
「まず、母親に了承取らなきゃ。」
そして、ルシカの家へと向かった。
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「どうされました?ラーマさん。」
「あの、実はかくかくしかじかで…」
「そんな事があったんですね。」
「それで、戦場に連れて行くのは難しいなって話になって。」
「ん~そうですけど、ラーマさんなら任せてもいいかなってちょっと思ったりします。」
「本当にいいんですか?」
「不安ですけど、ラーマさんなら何かあっても守ってくれると思って。」
「極力頑張りますけど、本当に守れるかどうかは…」
「そうですか…、あの子もなりたいって言ってるのでやらせてあげたいんですけど…」
「分かりました。極力頑張ります。ですけど、ルシカにもしもにあったら僕の命はないと思ってください。」
「はい。」
「ルシカ本人はリョフなり、逃がすなり何とか生かします。」
「分かりました。ですけど、きっとラーマさんのことだから何事もなく倒してくるんでしょ。」
「頑張ります。」
「んじゃあ、これで正式に組員は3人だな。」
「そうだな、あとはあいつも鍛えてやんねえと。」
「何が得意なのか気になるな。」
二人は自分の家でのんびりとルシカの帰りを待った。
ルシカは母親に言った
「ただいま。」
「お帰り、ルシカ。ラーマさんがお家で待ってるわよ。」
「そうなの?行ってくる!」
「行ってらっしゃい。」
「ラーマ、お待たせ。」
「お、来たか。ルシカ。」
「来たよ。何の用?」
「いや、確かに強くはなったけどまだ戦場には連れていけない。」
「え?やだよ~。」
「だから、行けるようになるために特訓しよう?」
「え、特訓!?楽しみ!」
「よし、んじゃあ特訓するぞ。」
「やったぁ~!」
そして、ルシカの特訓が始まった。
「まず、息フーって吹いてみて?」
フー
「うわ、なんか緑色になったよ?」
「緑色か、それじゃあヒーラータイプのロジカルかな。」
「ん?なにそれ。」
「まあ、回復役の魔法みたいなのを使う人かな。」
「お~、なんか凄そう!」
「んじゃあ、それ専用の特訓しようか。」
「やろう~!」
こうして、学校に行っては特訓をする日々が続いた。
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