私の夫を奪ったクソ幼馴染は御曹司の夫が親から勘当されたことを知りません。

春木ハル

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ただ、私も旦那には常日頃から腹が立っていたのでなにかしら、

証拠を突き付けて慰謝料ぐらいは貰っておきたかったのです。

なので、少し泳がせて幼馴染と不倫していないかちょっと調べてみました。

レス「てことは、こういうスレおなじみの~。」

そうです。興信所です。

レス「キタ~!」

そんなに言うほどでしょうかw

まあ、そんなこんなでまずは興信所へと向かいました。

もちろん、ネットで比較的評判のいいところに。

そして、興信所の中に入ると二十台後半ぐらいの男性が対応してくれました。

事情を説明すると、男の人は快く引き受けてくれて、夫の事を調査してもらうことが決まりました。

少し話は変わるのですが、幼馴染には数年前までは結婚しており、本人の浮気が原因で離婚しました。

そしてその幼馴染の元夫、弁護士なんです。(ここからは弁護士って呼びますね。)

しかも、高校時代から付き合っていた人なので私も顔見知りだったんです。

なので、興信所の結果次第では弁護士を雇わなければいけないのでこの時点で連絡入れておこうと考えました。

ただ、当時は私がスマホを持っていなかったので弁護士とつないでいたのはメールだったのです。

なので、一旦弁護士の弁護士事務所へと連絡を入れようと思いました。

そうして、弁護士に電話を入れました。

弁護士「はい、こちら○○法律事務所です。」

私「弁護士さん、私A美なんですけど覚えてますか。」

弁護士「ああ、A美さん。いきなりどうされましたか?」

私「実は私の夫が浮気しているみたいで。」

弁護士「そうなんですか?」

私「しかも相手がC子なんです。」

弁護士は少し間を開けて、口を開いた。

弁護士「C子ですか...。あいつ、俺の慰謝料請求で懲りてないんですね。」

私「ですが、まだ確定ではないので興信所の結果次第なんですけどね。」

弁護士「なるほど、きっと御曹司の夫さんに慰謝料の分のお金をもらいに行ったんでしょうね。」

私「ありえますね。」

弁護士「まあ、状況は分かりました。興信所の結果がでて、黒だったら来てください。

白なら電話だけで大丈夫です。」

私「分かりました。一か月したら、結果が出るみたいなんでそんぐらいしたら連絡します。」

弁護士「よろしくお願いします。」

そして、弁護士は電話を切った。
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