45 / 97
―楽園編―
ミコちゃんisSoCute
しおりを挟む
――このまま海を眺め続けていると、いつの間にか夜明けを迎えてしまう気がした。それはまずい! 今夜は寝て、明日に備えなければ!
「そろそろ、宿に戻って休もうか」
「そうしましょうか」
「ミコも眠たくなってきました」
――そうして、宿に戻ると、それぞれが別々の部屋へと入っていった。
部屋に戻った僕は、勢いよく寝床に倒れ込み、そのまま眠りについた――
まどろみの中で僕はふと思う、さっきまで魔剣も荷物も部屋に置きっぱなしだったが――多分大丈夫だろう、うん、きっと大丈夫だ。
そのまま僕はまどろみに身をゆだねた。
――ふと、何かの物音で僕は目を覚ます。
暗闇の中、部屋の扉が開く音が聞こえてくる――そして、扉を静かに閉める音も聞こえた。
窓から僅かに差し込む月明かりだけでは、この部屋全体の様子を把握できない。
何者かがペタペタと足音を立てて僕に近づいてくる。
これは――海辺のゴースト、なのだろうか? 何か特別なクエストをこのゴーストから依頼されて、宝物なんかを報酬で貰えたりするのだろうか?
そう考えてみると、恐怖よりも期待の方が大きくなっていく。
さあ、来い――僕は身構える。クエストを受ける準備は万端だ。
しかし、その侵入者は僕の隣に横たわり、そのまま僕に密着してきた。
――しばらくして、その侵入者は眠ってしまったのか、スースーと寝息を立て始めた。
予想外の展開に僕は硬直している。
僕が、そのまましばらく硬直していると――
またしても扉を開く音が聞こえてくる。
暗闇の中を、何者かの影がスーッと移動する――そして、その影は僕の寝ている傍で、僕のことをじっと見つめている――ような気がする。
「――さとりくん、何を……!?」
わりと小声だが、なんとなく藍里の声がする。
「え?」
「さとりくん、ミコちゃんに何をしているのですか……!」
藍里は相変わらず小声だが、その口調から、僕に軽蔑の眼差しを向けている――ような気がする。
――そうすると、隣で寝ているのはミィコか。そうか、そうだったのか。
「い、いや、別に、なにも!? というか、僕も知らなかった――」
「そうですよね、さとりくんがミコちゃんに変なことするわけないですよね」
ミィコを起こすまいと、小声で話をする僕と藍里。
「藍里さん、何を仰って――」
だが、僕の言葉を遮るかのように、突然、藍里が僕の隣に横たわった。
「それでも、さとりくんがミコちゃんに変なことしないかどうか、こうして隣で監視させてもらいます!」
「いや、変なことって……」
「さとりくん、気にしないで眠ってください!」
「気にする!」
こうして僕は、この非常に狭い寝床でミィコと藍里に挟まれてしまった。
――眠れない、寝にくい。
監視するとか言っていた藍里だったが、気付けば、その言葉とは裏腹に、いつの間にか眠りについてしまっているようだ。
二人ともスースーと寝息を立てて眠っている。まったく、急に押しかけてきて、何なんだ、いったい……。
それでも、雪音さんの言うとおり、僕はこの状況を幸せに思うべきなのかもしれない。再度訪れた幸せな時間、この時間をしっかりと心に残し、僕は穏やかな気持ちで眠りについていった。
――ジオメトリック・エデン、5日目。
僕は目を覚ました――
ミィコに叩き起こされることもなく、静かで平和な朝を迎えていた。
まあ、それはそれでちょっと寂しいと思うのは気のせいだろう。
「あ、さとりくん、おはようございます!」
「藍里、おはよう」
藍里に挨拶をしながら、僕は藍里の方に目を向ける。
部屋の隅にピクニックブランケットというのだろうか、大き目の布を敷いて、藍里がその上に座っている。
どうやら藍里は、乾燥した薬草を乳鉢に入れ、それを丁寧にすりつぶし、その粉にした薬草の分量を小さな天秤のようなものではかり、それを小分けにして調合用の粉を製作するという、非常に細かい作業を行っているようだ。
「こうして粉末にした薬草を、この町にある魔法店で、蒸留器を使ってポーションに変えるのです」
藍里はそう言って熱心に薬草をすりつぶしている。
いや、そんな調合で決まった分量が必要になるなんて、どんだけ面倒くさい世界なんだ、ここは! そういう負担を考えれば、リアリティもほどほどにしてほしいものだ、と僕は思った。
負担といえば、蒸留器と錬金道具が持ち運べたなら、いつでもポーションを作れそうなのだが……。
――僕は寝床に座り、黙々と薬草をすりつぶしている藍里の姿を、ただじっと眺めていた。
藍里の動きがピタッと止まり、その作業が中断する。彼女は何かを考えるかのように、しばらくそのままの姿勢で固まっていたかと思うと、急にこちらを向いた。
「そうそう、さとりくん――ミコちゃんですが、ドラゴンの島へと渡るための船を探しに港まで足を運んでいます。頼りになりますよね、ミコちゃん」
こちらを向いた藍里は僕にそう伝えた。
僕の視線に気づいたのか、それとも視線が気になったのか、もしかすると僕がミィコを気にしてそうな感じにでも見えたのか――
でも、確かにミィコは頼りになる、怖いくらいに。
「頼りになりすぎて逆に怖い」
僕の率直な意見を藍里に伝えた。
「え!? 怖いだなんて! ミコちゃん is So cuteです!」
「唐突に変なことを言いだす藍里も怖い」
「そんな意地悪なこと言わないでください! ミコちゃんはSo cuteって感じですもん」
まあ、確かに、ミィコがSo cuteだということに異論はない。
僕と藍里はいつの間にかこんなにもどうでもいい話をできるほどに打ち解けていた。この世界のおかげで僕らの絆はとても強いものになりつつある。
雪音さんの目的――実は人体実験と見せかけて、連携強化と能力のスキルアップなのだろうか? 雪音さんも雪音さんで、表面からは窺い知ることができないほど知略に長けている、そんな印象がある。
そういう意味では、雪音さんも海風博士と似ているし、雪音さんも海風博士も、まだ何かを隠しているような気がする……。
「さとりくん、そんな深刻そうな顔してどうしちゃったんですか?」
ふと考えこんでいた僕のことを不思議がってか、藍里が声をかけてくる。
「え、いや、雪音さんって実は相当な策士なのかなって」
「あ、確かに! ミコちゃんの扱いがとても上手です!」
藍里は相変わらず的外れなことを言う――いや、確かに、それも的を射た発言ではある。雪音さんはミィコの扱いが上手いのは間違いない。でも、そうじゃない!
「え、いや、そういう意味じゃなくて……いや、まあ、でも、確かに雪音さんはミィコの扱い方が上手いんだけども」
僕は、そうじゃない、と発言には否定しつつも、藍里の考えには肯定した。
「ですよね、ですよね! 喫茶アンリ&マユに集まるようになってから、ミコちゃんは雪音さんの傍を離れないって言っていました。大人たちの中に混じって行動するのって、ミコちゃんにとってはすごく大変なことだと思いますし」
「ああ、確かに……大人の都合に振り回されているのに文句のひとつも言わずに、そんなミィコは偉いよ」
「うんうん……だからきっと、雪音さんは、私たちとミコちゃんが一緒に冒険することで、ミコちゃんも心から楽しめるって、そう考えていたのだと思います!」
いつの間にか、雪音さんがミィコと仲がいいという話題にすり替わってしまった。
確かに、雪音さんは、僕らと一緒にミィコがこの世界に来たがることを想定していて、ミィコのためを思い、こうして僕らと冒険を共にさせている、という考え方もあるのかもしれない。
ただ、それだけなのかもしれない。
雪音さんが何かを隠している、とか、僕は色々と考えすぎなのかもしれない。
――いや、それよりも、ミィコって、僕らとそんなに歳が離れていない、という事実を今更ながら思い出した。おそらく、藍里も、ミィコの実年齢をすっかりと忘れて今の話をしていたのだろう。
「そろそろ、宿に戻って休もうか」
「そうしましょうか」
「ミコも眠たくなってきました」
――そうして、宿に戻ると、それぞれが別々の部屋へと入っていった。
部屋に戻った僕は、勢いよく寝床に倒れ込み、そのまま眠りについた――
まどろみの中で僕はふと思う、さっきまで魔剣も荷物も部屋に置きっぱなしだったが――多分大丈夫だろう、うん、きっと大丈夫だ。
そのまま僕はまどろみに身をゆだねた。
――ふと、何かの物音で僕は目を覚ます。
暗闇の中、部屋の扉が開く音が聞こえてくる――そして、扉を静かに閉める音も聞こえた。
窓から僅かに差し込む月明かりだけでは、この部屋全体の様子を把握できない。
何者かがペタペタと足音を立てて僕に近づいてくる。
これは――海辺のゴースト、なのだろうか? 何か特別なクエストをこのゴーストから依頼されて、宝物なんかを報酬で貰えたりするのだろうか?
そう考えてみると、恐怖よりも期待の方が大きくなっていく。
さあ、来い――僕は身構える。クエストを受ける準備は万端だ。
しかし、その侵入者は僕の隣に横たわり、そのまま僕に密着してきた。
――しばらくして、その侵入者は眠ってしまったのか、スースーと寝息を立て始めた。
予想外の展開に僕は硬直している。
僕が、そのまましばらく硬直していると――
またしても扉を開く音が聞こえてくる。
暗闇の中を、何者かの影がスーッと移動する――そして、その影は僕の寝ている傍で、僕のことをじっと見つめている――ような気がする。
「――さとりくん、何を……!?」
わりと小声だが、なんとなく藍里の声がする。
「え?」
「さとりくん、ミコちゃんに何をしているのですか……!」
藍里は相変わらず小声だが、その口調から、僕に軽蔑の眼差しを向けている――ような気がする。
――そうすると、隣で寝ているのはミィコか。そうか、そうだったのか。
「い、いや、別に、なにも!? というか、僕も知らなかった――」
「そうですよね、さとりくんがミコちゃんに変なことするわけないですよね」
ミィコを起こすまいと、小声で話をする僕と藍里。
「藍里さん、何を仰って――」
だが、僕の言葉を遮るかのように、突然、藍里が僕の隣に横たわった。
「それでも、さとりくんがミコちゃんに変なことしないかどうか、こうして隣で監視させてもらいます!」
「いや、変なことって……」
「さとりくん、気にしないで眠ってください!」
「気にする!」
こうして僕は、この非常に狭い寝床でミィコと藍里に挟まれてしまった。
――眠れない、寝にくい。
監視するとか言っていた藍里だったが、気付けば、その言葉とは裏腹に、いつの間にか眠りについてしまっているようだ。
二人ともスースーと寝息を立てて眠っている。まったく、急に押しかけてきて、何なんだ、いったい……。
それでも、雪音さんの言うとおり、僕はこの状況を幸せに思うべきなのかもしれない。再度訪れた幸せな時間、この時間をしっかりと心に残し、僕は穏やかな気持ちで眠りについていった。
――ジオメトリック・エデン、5日目。
僕は目を覚ました――
ミィコに叩き起こされることもなく、静かで平和な朝を迎えていた。
まあ、それはそれでちょっと寂しいと思うのは気のせいだろう。
「あ、さとりくん、おはようございます!」
「藍里、おはよう」
藍里に挨拶をしながら、僕は藍里の方に目を向ける。
部屋の隅にピクニックブランケットというのだろうか、大き目の布を敷いて、藍里がその上に座っている。
どうやら藍里は、乾燥した薬草を乳鉢に入れ、それを丁寧にすりつぶし、その粉にした薬草の分量を小さな天秤のようなものではかり、それを小分けにして調合用の粉を製作するという、非常に細かい作業を行っているようだ。
「こうして粉末にした薬草を、この町にある魔法店で、蒸留器を使ってポーションに変えるのです」
藍里はそう言って熱心に薬草をすりつぶしている。
いや、そんな調合で決まった分量が必要になるなんて、どんだけ面倒くさい世界なんだ、ここは! そういう負担を考えれば、リアリティもほどほどにしてほしいものだ、と僕は思った。
負担といえば、蒸留器と錬金道具が持ち運べたなら、いつでもポーションを作れそうなのだが……。
――僕は寝床に座り、黙々と薬草をすりつぶしている藍里の姿を、ただじっと眺めていた。
藍里の動きがピタッと止まり、その作業が中断する。彼女は何かを考えるかのように、しばらくそのままの姿勢で固まっていたかと思うと、急にこちらを向いた。
「そうそう、さとりくん――ミコちゃんですが、ドラゴンの島へと渡るための船を探しに港まで足を運んでいます。頼りになりますよね、ミコちゃん」
こちらを向いた藍里は僕にそう伝えた。
僕の視線に気づいたのか、それとも視線が気になったのか、もしかすると僕がミィコを気にしてそうな感じにでも見えたのか――
でも、確かにミィコは頼りになる、怖いくらいに。
「頼りになりすぎて逆に怖い」
僕の率直な意見を藍里に伝えた。
「え!? 怖いだなんて! ミコちゃん is So cuteです!」
「唐突に変なことを言いだす藍里も怖い」
「そんな意地悪なこと言わないでください! ミコちゃんはSo cuteって感じですもん」
まあ、確かに、ミィコがSo cuteだということに異論はない。
僕と藍里はいつの間にかこんなにもどうでもいい話をできるほどに打ち解けていた。この世界のおかげで僕らの絆はとても強いものになりつつある。
雪音さんの目的――実は人体実験と見せかけて、連携強化と能力のスキルアップなのだろうか? 雪音さんも雪音さんで、表面からは窺い知ることができないほど知略に長けている、そんな印象がある。
そういう意味では、雪音さんも海風博士と似ているし、雪音さんも海風博士も、まだ何かを隠しているような気がする……。
「さとりくん、そんな深刻そうな顔してどうしちゃったんですか?」
ふと考えこんでいた僕のことを不思議がってか、藍里が声をかけてくる。
「え、いや、雪音さんって実は相当な策士なのかなって」
「あ、確かに! ミコちゃんの扱いがとても上手です!」
藍里は相変わらず的外れなことを言う――いや、確かに、それも的を射た発言ではある。雪音さんはミィコの扱いが上手いのは間違いない。でも、そうじゃない!
「え、いや、そういう意味じゃなくて……いや、まあ、でも、確かに雪音さんはミィコの扱い方が上手いんだけども」
僕は、そうじゃない、と発言には否定しつつも、藍里の考えには肯定した。
「ですよね、ですよね! 喫茶アンリ&マユに集まるようになってから、ミコちゃんは雪音さんの傍を離れないって言っていました。大人たちの中に混じって行動するのって、ミコちゃんにとってはすごく大変なことだと思いますし」
「ああ、確かに……大人の都合に振り回されているのに文句のひとつも言わずに、そんなミィコは偉いよ」
「うんうん……だからきっと、雪音さんは、私たちとミコちゃんが一緒に冒険することで、ミコちゃんも心から楽しめるって、そう考えていたのだと思います!」
いつの間にか、雪音さんがミィコと仲がいいという話題にすり替わってしまった。
確かに、雪音さんは、僕らと一緒にミィコがこの世界に来たがることを想定していて、ミィコのためを思い、こうして僕らと冒険を共にさせている、という考え方もあるのかもしれない。
ただ、それだけなのかもしれない。
雪音さんが何かを隠している、とか、僕は色々と考えすぎなのかもしれない。
――いや、それよりも、ミィコって、僕らとそんなに歳が離れていない、という事実を今更ながら思い出した。おそらく、藍里も、ミィコの実年齢をすっかりと忘れて今の話をしていたのだろう。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
基本中の基本
黒はんぺん
SF
ここは未来のテーマパーク。ギリシャ神話 を模した世界で、冒険やチャンバラを楽し めます。観光客でもある勇者は暴風雨のな か、アンドロメダ姫を救出に向かいます。
もちろんこの暴風雨も機械じかけのトリッ クなんだけど、だからといって楽じゃない ですよ。………………というお話を語るよう要請さ れ、あたしは召喚されました。あたしは違 うお話の作中人物なんですが、なんであた しが指名されたんですかね。
おっさん、ドローン回収屋をはじめる
ノドカ
SF
会社を追い出された「おっさん」が再起をかけてドローン回収業を始めます。社員は自分だけ。仕事のパートナーをVR空間から探していざドローン回収へ。ちょっと先の未来、世代間のギャップに翻弄されながらおっさんは今日もドローンを回収していきます。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
混血の守護神
篠崎流
歴史・時代
まだ歴史の記録すら曖昧な時代の日本に生まれた少女「円(まどか)」事故から偶然、大陸へ流される。
皇帝の不死の秘薬の実験体にされ、猛毒を飲まされ死にかけた彼女を救ったのは神様を自称する子供だった、交換条件で半不死者と成った彼女の、決して人の記録に残らない永久の物語。 一応世界史ベースですが完全に史実ではないです
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる