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熱風の闘技場編
第39話 トルコネにて集結
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進めば進むほど、草木は無くなっていった。
気温は高まり、蜃気楼を見せる。
奇襲で落とした拠点を離れた後も、途中で小さな町や集落がいくつかあったおかげで休息は捗った。
数日歩いた頃、今まで訪れた町とは規模が違う大きな街が見えた。
その街の中央には明らかに象徴的な建物が堂々と建っている。
カナメル曰く、トルコネの闘技場だそうだ。
ツグルたちは最後の力を振り絞り、トルコネの街へ走る。
街の入り口には大きなアーチ状の看板があり、そこには闘士の街トルコネと大きく書かれている。
そこから真っ直ぐに闘技場へ向けて大きな通りがあり、沢山の出店が立ち並び、人で溢れかえっていた。
ダイス「すげぇぇええ」
モモ「栄えてる!栄えてるよ!!」
セリア「グレイスを思い出しますね」
死んだ目をしていたツグルたちだったが、目に輝きが戻るのを感じていた。
街の人々は装いはグレイスとは違った。
砂埃から身を守るための布を纏う者、気温のせいか上裸の男性や踊り子のような衣装を纏う女性が多く、同じ大陸でも文化の違いを感じた。
ツグル「ここが、トルコネ」
カナメル「俺も何回かしか来たことないけど、相変わらず騒がしい街だ」
マツ「私は一足先にドラを医者に診てもらいます。喉も渇いているでしょうから皆さんで酒場に行ってみてはどうですか?トルコネは闘技場と酒場で有名ですから」
カナメル「一人で大丈夫なの?」
マツ「大丈夫です、ではトルコネの街を楽しんでくださいね!」
マツはドラを背負い、人混みに紛れた。
セリア「ドラさん大丈夫でしょうか」
カナメル「どんなに重傷でも、あいつは大丈夫なんだ。時間はかかるけどね」
ツグル「前に特殊って言ってたな」
カナメル「まぁ、言うてツグルも特殊だろ?」
ツグル「間違いない」
ダイス「おい、おいおいおいおーい!!飯と酒!!飯と酒が必要だぁぁ!酒場に行くぞ~!」
モモ「今日は沢山食べるぞぉぉお!!」
人混みを掻き分け、一際目立つ大きな酒場に入店した。
ガヤガヤガヤガヤ
丁度お客が退店し、空いたテーブルに腰掛ける。
ツグル「どこもかしこも人だらけだな、この街は」
カナメル「グレイスはこーゆー店も多いかもしれないけど、ヘイスレイブとフォールドーンには人がワイワイ騒げる場所なんてないんだ。まぁ言うてここもフォールドーン領なんだけどな」
ダイス「皆この街に集まるのかぁ」
モモ「トルコネは安全なの?」
カナメル「安全、とまでは言えない。でも歴史的な街だからね、闘技場を見ればそこらへんは分かるか。戦争とはいえ、これだけの人と街を破壊するのは逆に不利になるだろうな。戦争ってそーゆーとこあるんだよ」
「なるほどなぁ」
隣のテーブルから声がした。
四人は目を疑った。
四人「ズミさん!?!?」
ズミ「よお、久しぶりだなぁ」
そこにはグレイスにてトゥールの隠れ家で惨殺され埋葬されたはずのズミと、謎の膨よかな体型の男2人が座っていた。
ズミ「いや~大きくなったなぁ~お前ら」
ツグル「大きくはなってないだろ」
ダイス「おいおいおい、大丈夫なのかよ、身体」
ズミ「まぁ、歩けなくなっちまったけどなぁ。元気だよ」
初めて出会った頃も少し歪な体型をしていたが、よく見ると顔や肩は更に歪んでいるように見える。
歩けなくなったということは、やはり不死身ではないようだ。
セリア「でも、生きてて、、良かった」
セリアは涙ぐんでいる。
モモ「隣のお二人は?」
ズミ「あ~こいつらはかつて俺と共に戦車を動かした、まぁ言うならば戦友だな」
キャノン「キャノンです、おなしゃす」
妊婦のようなお腹をさすりながら小太りのオッチャンが言った。
タチキ「え、俺?あーえ~とですね。昔どことは言いませんけど彼等とは一緒に戦車に乗っていました。この隣にいるゾンビが、え~司令塔で、でキャノン君が砲台で、私がまぁ~運転というか操縦ですね。当時は結構戦場で活躍していました。ズミ君はトゥールから報告をうけて、キャノン君と掘り起こして」
眼鏡をかけたクルクル頭のポチャ男が長々と自己紹介?をした。自己紹介はまだ終わりそうにない。
「、、、、、、、」
ズミ「いや、名乗れよ」
タチキ「あ、タチキでーす」
一通り自己紹介が済んだところでズミが口を開く。
ズミ「んで、そこにいるボウヤは」
カナメル「ヘイスレイブ四天王のカナメルです。あ、元四天王か」
タチキ「四天王!?え、本物の?サインもらおうかな~。そして後々市場で売るっていう」
キャノン「すごいなぁ」
ズミ「ほぅ、君が。トゥールから話は聞いてるよ」
カナメル「トゥールと知り合いなのか?へぇ、どんだけ顔広いんだ奴は」
ズミ「君もトゥールの知り合いか。まぁ彼は人望あるからねぇ」
ツグル「カナメルもトゥールを知っているのか?」
カナメル「ああ、何年か修行に付き合ってもらったことがある。ムーの紹介でな」
セリア「トゥールさんとフルネスさん、タクティスさんは無事なのでしょうか?」
ズミ「あぁ、無事だ。相当な重傷だったけどな、この街のどこかにいるなぁ」
タチキ「どこかというかこれから帰る宿にいるでしょ」
ツグル「三人共、生きてる。バケモノだな」
カナメル「ヘイスレイブを落とした漆黒の騎士を、たった三人で止めたのか」
モモ「すーーんごい強いんだから!三人共!!」
ふと隣を見るとダイスは酒を飲み、イビキをかいて眠っていた。
ズミ「まぁ、止めたというか。。なんとか逃げ切った、それはカナメル君がまわしてくれた部隊と、トゥールの仲間が無茶をして遠距離から超大型召喚獣を送り込んでくれたおかげでやっと逃げ切ったって感じだな」
話を聞いた誰もが、漆黒の騎士の強さに驚愕した。
気温は高まり、蜃気楼を見せる。
奇襲で落とした拠点を離れた後も、途中で小さな町や集落がいくつかあったおかげで休息は捗った。
数日歩いた頃、今まで訪れた町とは規模が違う大きな街が見えた。
その街の中央には明らかに象徴的な建物が堂々と建っている。
カナメル曰く、トルコネの闘技場だそうだ。
ツグルたちは最後の力を振り絞り、トルコネの街へ走る。
街の入り口には大きなアーチ状の看板があり、そこには闘士の街トルコネと大きく書かれている。
そこから真っ直ぐに闘技場へ向けて大きな通りがあり、沢山の出店が立ち並び、人で溢れかえっていた。
ダイス「すげぇぇええ」
モモ「栄えてる!栄えてるよ!!」
セリア「グレイスを思い出しますね」
死んだ目をしていたツグルたちだったが、目に輝きが戻るのを感じていた。
街の人々は装いはグレイスとは違った。
砂埃から身を守るための布を纏う者、気温のせいか上裸の男性や踊り子のような衣装を纏う女性が多く、同じ大陸でも文化の違いを感じた。
ツグル「ここが、トルコネ」
カナメル「俺も何回かしか来たことないけど、相変わらず騒がしい街だ」
マツ「私は一足先にドラを医者に診てもらいます。喉も渇いているでしょうから皆さんで酒場に行ってみてはどうですか?トルコネは闘技場と酒場で有名ですから」
カナメル「一人で大丈夫なの?」
マツ「大丈夫です、ではトルコネの街を楽しんでくださいね!」
マツはドラを背負い、人混みに紛れた。
セリア「ドラさん大丈夫でしょうか」
カナメル「どんなに重傷でも、あいつは大丈夫なんだ。時間はかかるけどね」
ツグル「前に特殊って言ってたな」
カナメル「まぁ、言うてツグルも特殊だろ?」
ツグル「間違いない」
ダイス「おい、おいおいおいおーい!!飯と酒!!飯と酒が必要だぁぁ!酒場に行くぞ~!」
モモ「今日は沢山食べるぞぉぉお!!」
人混みを掻き分け、一際目立つ大きな酒場に入店した。
ガヤガヤガヤガヤ
丁度お客が退店し、空いたテーブルに腰掛ける。
ツグル「どこもかしこも人だらけだな、この街は」
カナメル「グレイスはこーゆー店も多いかもしれないけど、ヘイスレイブとフォールドーンには人がワイワイ騒げる場所なんてないんだ。まぁ言うてここもフォールドーン領なんだけどな」
ダイス「皆この街に集まるのかぁ」
モモ「トルコネは安全なの?」
カナメル「安全、とまでは言えない。でも歴史的な街だからね、闘技場を見ればそこらへんは分かるか。戦争とはいえ、これだけの人と街を破壊するのは逆に不利になるだろうな。戦争ってそーゆーとこあるんだよ」
「なるほどなぁ」
隣のテーブルから声がした。
四人は目を疑った。
四人「ズミさん!?!?」
ズミ「よお、久しぶりだなぁ」
そこにはグレイスにてトゥールの隠れ家で惨殺され埋葬されたはずのズミと、謎の膨よかな体型の男2人が座っていた。
ズミ「いや~大きくなったなぁ~お前ら」
ツグル「大きくはなってないだろ」
ダイス「おいおいおい、大丈夫なのかよ、身体」
ズミ「まぁ、歩けなくなっちまったけどなぁ。元気だよ」
初めて出会った頃も少し歪な体型をしていたが、よく見ると顔や肩は更に歪んでいるように見える。
歩けなくなったということは、やはり不死身ではないようだ。
セリア「でも、生きてて、、良かった」
セリアは涙ぐんでいる。
モモ「隣のお二人は?」
ズミ「あ~こいつらはかつて俺と共に戦車を動かした、まぁ言うならば戦友だな」
キャノン「キャノンです、おなしゃす」
妊婦のようなお腹をさすりながら小太りのオッチャンが言った。
タチキ「え、俺?あーえ~とですね。昔どことは言いませんけど彼等とは一緒に戦車に乗っていました。この隣にいるゾンビが、え~司令塔で、でキャノン君が砲台で、私がまぁ~運転というか操縦ですね。当時は結構戦場で活躍していました。ズミ君はトゥールから報告をうけて、キャノン君と掘り起こして」
眼鏡をかけたクルクル頭のポチャ男が長々と自己紹介?をした。自己紹介はまだ終わりそうにない。
「、、、、、、、」
ズミ「いや、名乗れよ」
タチキ「あ、タチキでーす」
一通り自己紹介が済んだところでズミが口を開く。
ズミ「んで、そこにいるボウヤは」
カナメル「ヘイスレイブ四天王のカナメルです。あ、元四天王か」
タチキ「四天王!?え、本物の?サインもらおうかな~。そして後々市場で売るっていう」
キャノン「すごいなぁ」
ズミ「ほぅ、君が。トゥールから話は聞いてるよ」
カナメル「トゥールと知り合いなのか?へぇ、どんだけ顔広いんだ奴は」
ズミ「君もトゥールの知り合いか。まぁ彼は人望あるからねぇ」
ツグル「カナメルもトゥールを知っているのか?」
カナメル「ああ、何年か修行に付き合ってもらったことがある。ムーの紹介でな」
セリア「トゥールさんとフルネスさん、タクティスさんは無事なのでしょうか?」
ズミ「あぁ、無事だ。相当な重傷だったけどな、この街のどこかにいるなぁ」
タチキ「どこかというかこれから帰る宿にいるでしょ」
ツグル「三人共、生きてる。バケモノだな」
カナメル「ヘイスレイブを落とした漆黒の騎士を、たった三人で止めたのか」
モモ「すーーんごい強いんだから!三人共!!」
ふと隣を見るとダイスは酒を飲み、イビキをかいて眠っていた。
ズミ「まぁ、止めたというか。。なんとか逃げ切った、それはカナメル君がまわしてくれた部隊と、トゥールの仲間が無茶をして遠距離から超大型召喚獣を送り込んでくれたおかげでやっと逃げ切ったって感じだな」
話を聞いた誰もが、漆黒の騎士の強さに驚愕した。
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