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その後のお話
一夫多妻の心得 その2
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「ここ、何処かしら」
あの後慌てて戻ったはずが、気がついたら屋外に出てしまった。
手入れされた美しい庭には、季節の花が咲きとてもいい香りがした。
「こんにちは」
背後から声をかけられてビクンと体が跳ねた。
振り返るとそこには黒髪の若い少女と、凄い美形な男が。
黒髪、じゃない、濃い紫の髪。この色を持つのはこの国じゃ一人だけ……
「顔色が悪いみたいですけど大丈夫ですか?(やだ、可愛い。どこの子かしら)」
「え、ええ(くっ、愛人との初対面がこんなだなんて)」
「一般の者だね。申請かな?」
黒の姫と幻獣王アレクシス……
ここで迷ったことを言えば案内してくれるかもしれない。だけど今戻ればりーくんたちのアレとぶつかるかも。出来ればもう少ししてから戻りたい。
「お美しいお庭に誘われてついこちらまで来てしまいました。申し訳ございません」
「そう(この子ってリミオの番の子だよね。考えてること面白。ちょっと放っとこうかな)」
※アレクシスは相手の思考が読めます。
黒の姫にも挨拶をした方がいい? どうしよ。なんて? 下手てに出たくない。でも立場上あなたは2号ね!なーんて言えないし。
「……(何この子、なんか勘違い? あ、リミオはハーレム種族だっけ。彼凛子のこと大好きだから勘違い? 教えてあげる? でもなぁ下手なこと言うと読んでるのバレちゃうし)」
「そうなんですか。(ここにいてもアレクが何も言わないってことは大丈夫ね。お茶に誘ったら嫌がられるかな)」
「! (え、やっと回ってきた私の日なのに!?)り、凛子」
※夫5人の日が終わりやっと今日はアレクシスの日、六日に一回ですが、公務によっては20日以上開く事もあり貴重。
「ねぇ、良かったら一緒にお茶でもいかがですか?」
「……は、はい、喜んで。奥様」
ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ー!なんで言っちゃうの私!! 何よ奥様ってぇ! これじゃ私が下みたいじゃない!
心の中で大悶絶しているうちに気がつけばさらに庭の奥に。白いテーブルセットに色鮮やかな沢山のフルーツの乗ったタルトケーキ。
きっと二人で楽しむはずだったのだろうお茶の席に、私が増えても動じる事無く支度をするのは黒の姫お気に入りの幻獣人ルーイ。
りーくんからほんとに沢山聞いてるから初対面でもすぐにわかってまう。
黒の姫はなんでか自分でケーキを取り分けているし幻獣王様は先程からなんだか渋い顔をしている。
……あっ!もしかして幻獣王様は私たちの関係を知っているから!?
迂闊だったわ。知らないわけないじゃない!
幻獣王様も立場的には愛人、そして何より幻獣王様の溺愛は有名な話。
私ってばなんて馬鹿なの!
黒の姫に私の方が妻として上だと分からせてやろうだなんて、その黒の姫を愛する幻獣王様をも下に見る事になるじゃない!
「これ、今朝私が作ったんです。お口に合うと良いんですけど」
そう言って自らの手でケーキの乗った皿を私の前に置いた。
「あ、申し遅れましたけど結城凛子と申します。お名前を伺っても良いですか?」
余りにも衝撃的な出来事に言葉を失ったわ。
だってそうでしょ? 作ったって確かに言ったわ。それを私に自分の手で取り分け、先に名乗った。
つまり、私より自分は下だと言っているのよ。
「……」
「……あの?」
「……ありがとうございます。私はミリアリアと申します」
しかも自分の男の前でよ? 私だったらりーくんの前で負けを認めるなんて出来ない。
いえ待って。もしかしたら毒か何かでサクッと処分する気なのかも……いえ、無いわ。王の御前でそんな事はしない。私を幻獣王の御前で処分すれば、りーくんへの執着を見せることになる。王の御心を傷つけることになるもの。
愛情は薄く広く、ハーレムの基本だわ。
「頂きます」
「はい(これをきっかけに女の子のお友達が出来たら嬉しい)」
黒の姫はニコニコと笑顔で私が口にするのを待っている。私は意を決して一口運んだ。
「……(毒って、凛子がする訳ないじゃん。さっさと誤解を解いておこうかな)で、君は何をしにここへ?移住かなんか?」
「……美味しい」
「えー、君?(会話広げようよ)」
鮮度の良い甘めのフルーツは下処理が丁寧にされている。中のクリームは上品で控え目な甘さがフルーツの甘さを引き立て、クッキー生地はサクサクでとても香ばしい。
余計な香料が入っていない素朴な味は私の好みそのままだわ。もしかしたら酷く不味いものかと思った自分が恥ずかしい。
これを朝から作った。
もしかして私のため? もしかして入り口での雑な対応は私を迷わせるために?
「お口にあったようで良かった(全部食べてくれた。よし、これをきっかけに女子のお友達をゲット!)」
本当に嬉しそうに笑うのね。
ここまで下に出られたら謙虚を通り越して卑屈なんじゃないかって思うわ。
でもきっとりーくんは彼女のそんな所も好きなんでしょうね。
「夫と暮らすためにレーンに移ってきたんです。これからは顔を合わせることがあると思いますがよろしくお願い致します。……凛子様」
奥様とは呼ばないわ。だって私の方が上なんですもの。
「こちらこそよろしくお願いします(奥様から名前呼び! やった!)」
認めるしかない。
「ですが! 妻として負ける訳にはいきません!」
「……はい?(負け? 何が?)」
「凛子様のお気持ちはしかと受けとりました」
「私の気持ち、ですか(仲良くなりたいという???)」
「今日のところはこれで失礼します。またいずれお会いすることもあるかと思いますのでまたその時に」
招かれた事と相手を認めることの気持ちを込め、しっかりと淑女のように礼を取りその場を辞した。
*****
「アレク、私何かしちゃったかしら(せっかく女子のお友達ができると思ったのに)」
「んー、してないと思うよ(何あの子、面白いんだけど)」
「負けとかなんとかって」
「あー、凛子のケーキが美味しすぎたんじゃない?」
「勝ち負けある?」
「たまにいるじゃん?自分の頭の中だけで自己完結しちゃう人。そう言う系なんじゃない?」
「……あぁ、うん(ちょっと変わった子なのね)」
あの後慌てて戻ったはずが、気がついたら屋外に出てしまった。
手入れされた美しい庭には、季節の花が咲きとてもいい香りがした。
「こんにちは」
背後から声をかけられてビクンと体が跳ねた。
振り返るとそこには黒髪の若い少女と、凄い美形な男が。
黒髪、じゃない、濃い紫の髪。この色を持つのはこの国じゃ一人だけ……
「顔色が悪いみたいですけど大丈夫ですか?(やだ、可愛い。どこの子かしら)」
「え、ええ(くっ、愛人との初対面がこんなだなんて)」
「一般の者だね。申請かな?」
黒の姫と幻獣王アレクシス……
ここで迷ったことを言えば案内してくれるかもしれない。だけど今戻ればりーくんたちのアレとぶつかるかも。出来ればもう少ししてから戻りたい。
「お美しいお庭に誘われてついこちらまで来てしまいました。申し訳ございません」
「そう(この子ってリミオの番の子だよね。考えてること面白。ちょっと放っとこうかな)」
※アレクシスは相手の思考が読めます。
黒の姫にも挨拶をした方がいい? どうしよ。なんて? 下手てに出たくない。でも立場上あなたは2号ね!なーんて言えないし。
「……(何この子、なんか勘違い? あ、リミオはハーレム種族だっけ。彼凛子のこと大好きだから勘違い? 教えてあげる? でもなぁ下手なこと言うと読んでるのバレちゃうし)」
「そうなんですか。(ここにいてもアレクが何も言わないってことは大丈夫ね。お茶に誘ったら嫌がられるかな)」
「! (え、やっと回ってきた私の日なのに!?)り、凛子」
※夫5人の日が終わりやっと今日はアレクシスの日、六日に一回ですが、公務によっては20日以上開く事もあり貴重。
「ねぇ、良かったら一緒にお茶でもいかがですか?」
「……は、はい、喜んで。奥様」
ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ー!なんで言っちゃうの私!! 何よ奥様ってぇ! これじゃ私が下みたいじゃない!
心の中で大悶絶しているうちに気がつけばさらに庭の奥に。白いテーブルセットに色鮮やかな沢山のフルーツの乗ったタルトケーキ。
きっと二人で楽しむはずだったのだろうお茶の席に、私が増えても動じる事無く支度をするのは黒の姫お気に入りの幻獣人ルーイ。
りーくんからほんとに沢山聞いてるから初対面でもすぐにわかってまう。
黒の姫はなんでか自分でケーキを取り分けているし幻獣王様は先程からなんだか渋い顔をしている。
……あっ!もしかして幻獣王様は私たちの関係を知っているから!?
迂闊だったわ。知らないわけないじゃない!
幻獣王様も立場的には愛人、そして何より幻獣王様の溺愛は有名な話。
私ってばなんて馬鹿なの!
黒の姫に私の方が妻として上だと分からせてやろうだなんて、その黒の姫を愛する幻獣王様をも下に見る事になるじゃない!
「これ、今朝私が作ったんです。お口に合うと良いんですけど」
そう言って自らの手でケーキの乗った皿を私の前に置いた。
「あ、申し遅れましたけど結城凛子と申します。お名前を伺っても良いですか?」
余りにも衝撃的な出来事に言葉を失ったわ。
だってそうでしょ? 作ったって確かに言ったわ。それを私に自分の手で取り分け、先に名乗った。
つまり、私より自分は下だと言っているのよ。
「……」
「……あの?」
「……ありがとうございます。私はミリアリアと申します」
しかも自分の男の前でよ? 私だったらりーくんの前で負けを認めるなんて出来ない。
いえ待って。もしかしたら毒か何かでサクッと処分する気なのかも……いえ、無いわ。王の御前でそんな事はしない。私を幻獣王の御前で処分すれば、りーくんへの執着を見せることになる。王の御心を傷つけることになるもの。
愛情は薄く広く、ハーレムの基本だわ。
「頂きます」
「はい(これをきっかけに女の子のお友達が出来たら嬉しい)」
黒の姫はニコニコと笑顔で私が口にするのを待っている。私は意を決して一口運んだ。
「……(毒って、凛子がする訳ないじゃん。さっさと誤解を解いておこうかな)で、君は何をしにここへ?移住かなんか?」
「……美味しい」
「えー、君?(会話広げようよ)」
鮮度の良い甘めのフルーツは下処理が丁寧にされている。中のクリームは上品で控え目な甘さがフルーツの甘さを引き立て、クッキー生地はサクサクでとても香ばしい。
余計な香料が入っていない素朴な味は私の好みそのままだわ。もしかしたら酷く不味いものかと思った自分が恥ずかしい。
これを朝から作った。
もしかして私のため? もしかして入り口での雑な対応は私を迷わせるために?
「お口にあったようで良かった(全部食べてくれた。よし、これをきっかけに女子のお友達をゲット!)」
本当に嬉しそうに笑うのね。
ここまで下に出られたら謙虚を通り越して卑屈なんじゃないかって思うわ。
でもきっとりーくんは彼女のそんな所も好きなんでしょうね。
「夫と暮らすためにレーンに移ってきたんです。これからは顔を合わせることがあると思いますがよろしくお願い致します。……凛子様」
奥様とは呼ばないわ。だって私の方が上なんですもの。
「こちらこそよろしくお願いします(奥様から名前呼び! やった!)」
認めるしかない。
「ですが! 妻として負ける訳にはいきません!」
「……はい?(負け? 何が?)」
「凛子様のお気持ちはしかと受けとりました」
「私の気持ち、ですか(仲良くなりたいという???)」
「今日のところはこれで失礼します。またいずれお会いすることもあるかと思いますのでまたその時に」
招かれた事と相手を認めることの気持ちを込め、しっかりと淑女のように礼を取りその場を辞した。
*****
「アレク、私何かしちゃったかしら(せっかく女子のお友達ができると思ったのに)」
「んー、してないと思うよ(何あの子、面白いんだけど)」
「負けとかなんとかって」
「あー、凛子のケーキが美味しすぎたんじゃない?」
「勝ち負けある?」
「たまにいるじゃん?自分の頭の中だけで自己完結しちゃう人。そう言う系なんじゃない?」
「……あぁ、うん(ちょっと変わった子なのね)」
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