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旅行編 お墓参り〜赤砂の街
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夜明け前は少し冷える。
俺はアニキの腕の中で、何か振動を感じて目を覚ました。
地響きだろうか。遠くからズシンという音が聞こえる。
「……アニキ?」
首を向けようとすると、アニキの低い声が耳元でした。
「静かにしろ」
「この音、何ですか?」
「これか?」
「……あっ!」
背後から抱きしめていたアニキが、俺のムスコをぎゅっと握って変な声が出た。寝ていたのに微妙に硬くなってる。
アニキの手が定位置のように胸元と股間にあるから、俺が眠っていた間にいろいろ弄られていたらしい。下着を着てシャツも着て寝たはずなんだけど、シャツははだけてるし下着もずりおろされている。
おまけに両手は前で緩く紐で縛られていた。昨晩は、野外はいやだと俺が駄々をこねたので一度しかしていない。
だからアニキは多分欲求不満なんだろう。不死身だけあって絶倫だからな。しかも変態で鬼畜で羞恥心ゼロ。
「あ、アニキ……何やって」
握られたまま先端をグリグリされると、腰が浮く。がっちり抱きしめられているから動けないけど。
「あっ、あっ……」
喘いでいる間に再びズシンという音がした。こういう音を聞いたのは魔法村以来だ。
魔法村のドラゴンゾンビの足音がこんな感じだった。まさかドラゴンゾンビ? それ並の大型動物に違いない。
「あ、アニキ……音が」
「砂ワニだ。かなりデカいな。こっちに向かって来ている」
「ええっ⁉︎ あ、ううっ!」
先端をいじっていた指が、後ろの穴に移動した。浅く侵入され、拡げるように動かされると、昨晩使われたトロリとした液体が身体の奥から流れて出た。
「砂ワニは目が悪い。音で敵を判断しているから声を上げるな。あの巨体なら見つかって攻撃されれば潰される」
「えっ、えっ……?」
岩場の向こうにかなりの大きさの砂ワニが見えた。まるで移動する岩山かビルだ。潰されたらひとたまりもない。
「ああっ……!」
「声を出すなと言っただろう」
アニキ、絶対にわざとだ。
ニヤニヤしながら、クチュクチュと浅い場所に指を出し入れする。
「はあっ、ああっ……」
俺の身体はアニキに超従順だ。
連日の調教と悪魔の契約印のせいで、触られれば絶対に感じてしまう。
「で、でもアニキのせいで、声が……」
「潰されたいのか? これでも咥えてろ」
アニキが荷物から大人の玩具を取り出す。
それは魔法石の付いた棒状の動物の角だ。中は空洞になっている。結局捨てられずにさんざん使われて、多少小さくはなったけどまだ口に頬張るのは厳しい。
「んんっ……ふうっ」
でも結局口に含まされて、口の中に苦い味が広がる。
「いい子だ」
アニキが涙目の俺を見てペロリと涙を舐め取った。玩具で口の中を蹂躙されても、命令だし命が惜しいから咥えたまま頑張る。
アニキが俺を抱いたまま座ったので、砂ワニの姿がよく見えた。
「んっ……んんっ」
後ろの穴から指が抜け、今度は胸の印と尖りを指で刺激される。
何も入れられていない身体がピクピクする。身体の奥に強い刺激が欲しい。腰を揺らしてもアニキは無視だ。口もふさがっているからおねだりも出来ない。
「んーっ……んーっ!」
砂ワニがゆっくりと近づいてくる間、アニキはずっと胸の尖りを引っ張って焦らしている。なんとか縛られた両手でムスコを触るけど、後ろには手が届かない。
「……んん、あっ」
玩具を急に取られて、口が自由になった。
「前と後ろ、どちらか選ばせてやる」
「……ま、前」
「いいのか?」
「後ろ……はアニキの……で、あ、あああっ!」
言い終わる前に、ムスコに咥えていた玩具がカポッと被された。そのまま数度扱かれてすぐに達してしまった。
砂ワニが近くに迫っているのに、耐えきれずに声が出て、それでも力の入らない手で必死に口を押さえていたら、アニキの笑う声が聞こえた。
「ミサキ、本当はな、砂ワニには耳はないんだよ」
え? 耳……? ない?
「あっ、あああっ!」
抱えられて、後ろの穴を熱くて硬いモノが貫く。砂ワニの足音と同時に振動と衝撃が襲ってきた。二度目の絶頂は一度目より速くて深い。
「よかったな。好きなだけ声を出せるぜ」
アニキの嘘つき、鬼畜!
「ああっ、アニキ……なんで……っ気持ちいい……」
アニキが笑いながら首筋にキスしてくる。汗も涙も全部舐めとられて震えるほど気持ちいい。
砂ワニは抱き合う人間には目もくれず、すぐ横をゆっくりと通っていった。
夜明け前は少し冷える。
俺はアニキの腕の中で、何か振動を感じて目を覚ました。
地響きだろうか。遠くからズシンという音が聞こえる。
「……アニキ?」
首を向けようとすると、アニキの低い声が耳元でした。
「静かにしろ」
「この音、何ですか?」
「これか?」
「……あっ!」
背後から抱きしめていたアニキが、俺のムスコをぎゅっと握って変な声が出た。寝ていたのに微妙に硬くなってる。
アニキの手が定位置のように胸元と股間にあるから、俺が眠っていた間にいろいろ弄られていたらしい。下着を着てシャツも着て寝たはずなんだけど、シャツははだけてるし下着もずりおろされている。
おまけに両手は前で緩く紐で縛られていた。昨晩は、野外はいやだと俺が駄々をこねたので一度しかしていない。
だからアニキは多分欲求不満なんだろう。不死身だけあって絶倫だからな。しかも変態で鬼畜で羞恥心ゼロ。
「あ、アニキ……何やって」
握られたまま先端をグリグリされると、腰が浮く。がっちり抱きしめられているから動けないけど。
「あっ、あっ……」
喘いでいる間に再びズシンという音がした。こういう音を聞いたのは魔法村以来だ。
魔法村のドラゴンゾンビの足音がこんな感じだった。まさかドラゴンゾンビ? それ並の大型動物に違いない。
「あ、アニキ……音が」
「砂ワニだ。かなりデカいな。こっちに向かって来ている」
「ええっ⁉︎ あ、ううっ!」
先端をいじっていた指が、後ろの穴に移動した。浅く侵入され、拡げるように動かされると、昨晩使われたトロリとした液体が身体の奥から流れて出た。
「砂ワニは目が悪い。音で敵を判断しているから声を上げるな。あの巨体なら見つかって攻撃されれば潰される」
「えっ、えっ……?」
岩場の向こうにかなりの大きさの砂ワニが見えた。まるで移動する岩山かビルだ。潰されたらひとたまりもない。
「ああっ……!」
「声を出すなと言っただろう」
アニキ、絶対にわざとだ。
ニヤニヤしながら、クチュクチュと浅い場所に指を出し入れする。
「はあっ、ああっ……」
俺の身体はアニキに超従順だ。
連日の調教と悪魔の契約印のせいで、触られれば絶対に感じてしまう。
「で、でもアニキのせいで、声が……」
「潰されたいのか? これでも咥えてろ」
アニキが荷物から大人の玩具を取り出す。
それは魔法石の付いた棒状の動物の角だ。中は空洞になっている。結局捨てられずにさんざん使われて、多少小さくはなったけどまだ口に頬張るのは厳しい。
「んんっ……ふうっ」
でも結局口に含まされて、口の中に苦い味が広がる。
「いい子だ」
アニキが涙目の俺を見てペロリと涙を舐め取った。玩具で口の中を蹂躙されても、命令だし命が惜しいから咥えたまま頑張る。
アニキが俺を抱いたまま座ったので、砂ワニの姿がよく見えた。
「んっ……んんっ」
後ろの穴から指が抜け、今度は胸の印と尖りを指で刺激される。
何も入れられていない身体がピクピクする。身体の奥に強い刺激が欲しい。腰を揺らしてもアニキは無視だ。口もふさがっているからおねだりも出来ない。
「んーっ……んーっ!」
砂ワニがゆっくりと近づいてくる間、アニキはずっと胸の尖りを引っ張って焦らしている。なんとか縛られた両手でムスコを触るけど、後ろには手が届かない。
「……んん、あっ」
玩具を急に取られて、口が自由になった。
「前と後ろ、どちらか選ばせてやる」
「……ま、前」
「いいのか?」
「後ろ……はアニキの……で、あ、あああっ!」
言い終わる前に、ムスコに咥えていた玩具がカポッと被された。そのまま数度扱かれてすぐに達してしまった。
砂ワニが近くに迫っているのに、耐えきれずに声が出て、それでも力の入らない手で必死に口を押さえていたら、アニキの笑う声が聞こえた。
「ミサキ、本当はな、砂ワニには耳はないんだよ」
え? 耳……? ない?
「あっ、あああっ!」
抱えられて、後ろの穴を熱くて硬いモノが貫く。砂ワニの足音と同時に振動と衝撃が襲ってきた。二度目の絶頂は一度目より速くて深い。
「よかったな。好きなだけ声を出せるぜ」
アニキの嘘つき、鬼畜!
「ああっ、アニキ……なんで……っ気持ちいい……」
アニキが笑いながら首筋にキスしてくる。汗も涙も全部舐めとられて震えるほど気持ちいい。
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