One week

カム

文字の大きさ
上 下
150 / 204
土曜日、午前11時30分(レヴィン編)

4 奴隷スタイル完成

しおりを挟む
「う~ん絵になるわぁ。一人チビ猿が混ざってるのが気になるけど」

 グリモフが戻ってきて、俺たち三人を眺め訳のわからない感想を述べている。

「……う、く……、あうっ……」

 何が絵になる、だ。
 俺は泡だらけの美形二人に挟まれて悶絶していた。
 美形二人の、男を象徴するものが、腰布に隔てられながらも体にぐりぐり押し当てられてる。二人とも美形なのに、心なしか目が血走ってる気がする。
 俺みたいな男相手に欲情するなんておかしいだろ。

『左は……駄目です……』

 背後の男が乳首をぐりぐり撫で回す。
ルーシェンのせいで左側が必要以上に敏感になってる気がする。
 下半身にいる男は袋ばかりもてあそんで、肝心な部分には少しも触ってくれない。これは俺から恥を偲んでお願いした方がいいのか……。

 小さく喘ぎながら、朦朧とした頭でそんな事を考えていると、すぐ近くにグリモフがやって来た。

「飽きたわ」

 え……?

「あんたたち、チビ猿一人洗うのにどれだけ時間かけてんのよ。もうパーティーも始まってるのよ!さっさと終わらせなさい」

 だったら最初から命令するなよ。
ムカッときた反面、やっとこの拷問の様な快楽が終わるんだとホッとした。

「畏まりました。グリモフ様」
「うあっ!?」

 美形二人が答え、ゆるい拷問は終わりを告げた。二人は俺を抱き上げると、いきなり浴槽の中に放り込んだ。

「あっ、ちょっ……!?なに……!」

 美形二人も続いて入ってきたけど、ぬるま湯に溺れそうな俺を助ける為じゃなかった。

「ひああっ」

 いきなりお尻に指を二本突っ込まれてかき回される。
 さっきまでのゆったりした動きが嘘のような激しさだ。そんな乱暴な行為なのに、散々焦らされていたせいですごく気持ちいい。

「あっ、ああっ!イク……」

 前に全く触られていなくても、アニキに橋の上で練習させられたせいで、俺の体は簡単に上り詰めた。

「いやだわぁ。なんだかチビ猿が羨ましいわ~アタシも蹂躙されたい」

 俺はグリモフが見ている事も忘れ、快感に喘ぎまくった。

***

 冷静になると、穴があったら入りたいほど恥ずかしい。
 疲れきった俺は、風呂から上がった後着せ替え人形のようにされるがままになっていた。

「チビ猿も飾れば少しはマシね。レヴィンの事がなければ、普通の金持ちに売ってやっても良さそうだわ」

 何故か髪にリボンが付けられている。
 劇で長い髪のお姫様を演じた事はあるけど、短い髪にリボンを飾られた事はない。
 首には美形二人と同じキラキラした首輪を付けられ、フリルのついた下着を穿かされた。裸よりマシと言い切れない微妙さだ。     

「さあこれから楽しい出し物が始まるわよ。あんたは主役よ。頑張ってちょうだい。ああ、最期だからせめて美しく飾ってやるなんて、アタシって本当慈悲深いわ!」

 今最期って言いました?
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

[恥辱]りみの強制おむつ生活

rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。 保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。

オムツの取れない兄は妹に

rei
大衆娯楽
おねしょをしてしまった主人公の小倉莉緒が妹の瑞希におむつを当てられ、幼稚園に再入園させられてしまう恥辱作品。

おもらしの想い出

吉野のりこ
大衆娯楽
高校生にもなって、おもらし、そんな想い出の連続です。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

我慢できないっ

滴石雫
大衆娯楽
我慢できないショートなお話

双葉病院小児病棟

moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。 病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。 この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。 すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。 メンタル面のケアも大事になってくる。 当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。 親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。 【集中して治療をして早く治す】 それがこの病院のモットーです。 ※この物語はフィクションです。 実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。

ロリっ子がおじさんに種付けされる話

オニオン太郎
大衆娯楽
なろうにも投稿した奴です

おとなのための保育所

あーる
BL
逆トイレトレーニングをしながらそこの先生になるために学ぶところ。 見た目はおとな 排泄は赤ちゃん(お漏らししたら泣いちゃう)

処理中です...