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金曜日、午後1時(レヴィン編)
17 橋の上も安全じゃなかった
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ケビンはてくてくと進む。
橋を渡る人の中には、少なからず初めて王都を訪れる俺のような人達がいて、 見える景色にわぁわぁきゃあきゃあ歓声をあげていた。
そう言う俺も
「スゲー!」
とか、アニキを起こさない程度の声で呟く。
湖の中には、巨大な丸い時計を半分沈めたようなオブジェ?や、赤い植物が生い茂る島なんかがある。
そして、その間を縫うように進む生き物。
白鳥のボートに似た大きさの白鳥は、背中に人を乗せているし、カバみたいな動物は泳ぎながら船を引っ張っている。
中でも興奮したのは、遠くを泳ぐ首長竜そっくりの生き物だ。
「ネッシー……!いや、緑水湖だからリョッシーか!?」
リョッシーこっち来ないかな、とブツブツ呼んでいると、ぐ、とアニキが力を込めてきた。
『ぐ、ぐるしいです……!』
「うるせぇ……何だテメェ、魔法でも使うつもりか?魔力なしだと思って甘く見ていたが」
『誤解です……』
「リョッシーってのは何だ?呪文じゃねーのか?」
……これだから嫌なんだ。盗賊とか。世の中の事全てを自分中心に考えてる。自意識過剰な被害妄想ヤローめ。
『リョッシーはあれです』
首長竜を指差すと、アニキはフン、と笑って腕の力を緩めた。
「お前は……スグリとはまた違うタイプのバカだな」
「変態に言われたくねーよ……」
「ああ!?何か言ったか?」
『うひ……!す、すみません、何も言ってないで、す』
アニキが怒って俺の服の下に手を入れてきた。
マントを着てるから、周囲には分からないけど、アニキが両方の乳首を引っ張ってる。
「何だお前、左右の乳首の大きさ違うな」
「あう……!」
それはルーシェンが酔っぱらって遊んだから。
「……俺は眠いんだ。くだらねー声で起こすんじゃねーよ」
『す、すみませ……んっ、ふ、引っ張らないで、くださ』
アニキはほんとに機嫌が悪そうだった。指が熱い。息も僅かだけど荒い。寝起きが悪すぎるだろ……と思った俺は、しばらく後でその考えが間違いだったと知る。アニキは寝起きではなく、具合が悪かったのだ。
***
「ううっ……ふ……」
一体何十分経ったんだろう。体が疼く。
手綱を離すとケビンが足を止め、アニキがキレるから、手綱だけは離せない。
大分前からムスコが完全に元気になって、出させてくれと主張している。主張しすぎて反抗期に突入したのか、下半身がピリピリ痛い。
そんな事になったのも、アニキが絶妙な力加減で乳首を摘まんだり弾いたりしたせいだ。ギブアップして立ち上がった俺のムスコの根元を、鬼畜アニキが握りしめている。おかげで出したくても何も出せない。
『あ、謝るので、許してくださ、い……』
アニキは俺の言葉を無視して、さっきからずっと空いた方の手でムスコの先端を弄り倒している。
くに、と爪を立てられると、喘ぎ声が口から漏れそうになる。
浮かそうとした腰を両手で押さえつけ揉みこまれると、俺は手綱をにぎり締めて耐えるしかなくなる。
『も、無理……出したい、です……』
震える声で告げると、アニキは極上の笑みを浮かべた。
「お前のその顔、たまんねぇな……。だがまあ焦るな。王都に着くまで我慢だ。出来るな?」
『で……出来ませ』
「お前のかわいいラクダが汚れるだろ?」
うう……。
涙目で王都を見上げる。なかなか近づいてくれない。残りの距離を見て絶望的な気分になった。
俺の馬鹿。橋の上も安全じゃなかった。そもそもペットに安全なんてなかったんだ。
「……んっ、ああっ……クる……」
アニキが根元を掴んだまま扱きはじめて、イケないのに射精感が募る。
通行人がたくさん横を通り過ぎている中を、ケビンに乗ったままイかされるなんて最悪だ。
「さっき覚えた空イキ、忘れないうちに復習しないとな」
アニキが凶悪な声で笑った。
橋を渡る人の中には、少なからず初めて王都を訪れる俺のような人達がいて、 見える景色にわぁわぁきゃあきゃあ歓声をあげていた。
そう言う俺も
「スゲー!」
とか、アニキを起こさない程度の声で呟く。
湖の中には、巨大な丸い時計を半分沈めたようなオブジェ?や、赤い植物が生い茂る島なんかがある。
そして、その間を縫うように進む生き物。
白鳥のボートに似た大きさの白鳥は、背中に人を乗せているし、カバみたいな動物は泳ぎながら船を引っ張っている。
中でも興奮したのは、遠くを泳ぐ首長竜そっくりの生き物だ。
「ネッシー……!いや、緑水湖だからリョッシーか!?」
リョッシーこっち来ないかな、とブツブツ呼んでいると、ぐ、とアニキが力を込めてきた。
『ぐ、ぐるしいです……!』
「うるせぇ……何だテメェ、魔法でも使うつもりか?魔力なしだと思って甘く見ていたが」
『誤解です……』
「リョッシーってのは何だ?呪文じゃねーのか?」
……これだから嫌なんだ。盗賊とか。世の中の事全てを自分中心に考えてる。自意識過剰な被害妄想ヤローめ。
『リョッシーはあれです』
首長竜を指差すと、アニキはフン、と笑って腕の力を緩めた。
「お前は……スグリとはまた違うタイプのバカだな」
「変態に言われたくねーよ……」
「ああ!?何か言ったか?」
『うひ……!す、すみません、何も言ってないで、す』
アニキが怒って俺の服の下に手を入れてきた。
マントを着てるから、周囲には分からないけど、アニキが両方の乳首を引っ張ってる。
「何だお前、左右の乳首の大きさ違うな」
「あう……!」
それはルーシェンが酔っぱらって遊んだから。
「……俺は眠いんだ。くだらねー声で起こすんじゃねーよ」
『す、すみませ……んっ、ふ、引っ張らないで、くださ』
アニキはほんとに機嫌が悪そうだった。指が熱い。息も僅かだけど荒い。寝起きが悪すぎるだろ……と思った俺は、しばらく後でその考えが間違いだったと知る。アニキは寝起きではなく、具合が悪かったのだ。
***
「ううっ……ふ……」
一体何十分経ったんだろう。体が疼く。
手綱を離すとケビンが足を止め、アニキがキレるから、手綱だけは離せない。
大分前からムスコが完全に元気になって、出させてくれと主張している。主張しすぎて反抗期に突入したのか、下半身がピリピリ痛い。
そんな事になったのも、アニキが絶妙な力加減で乳首を摘まんだり弾いたりしたせいだ。ギブアップして立ち上がった俺のムスコの根元を、鬼畜アニキが握りしめている。おかげで出したくても何も出せない。
『あ、謝るので、許してくださ、い……』
アニキは俺の言葉を無視して、さっきからずっと空いた方の手でムスコの先端を弄り倒している。
くに、と爪を立てられると、喘ぎ声が口から漏れそうになる。
浮かそうとした腰を両手で押さえつけ揉みこまれると、俺は手綱をにぎり締めて耐えるしかなくなる。
『も、無理……出したい、です……』
震える声で告げると、アニキは極上の笑みを浮かべた。
「お前のその顔、たまんねぇな……。だがまあ焦るな。王都に着くまで我慢だ。出来るな?」
『で……出来ませ』
「お前のかわいいラクダが汚れるだろ?」
うう……。
涙目で王都を見上げる。なかなか近づいてくれない。残りの距離を見て絶望的な気分になった。
俺の馬鹿。橋の上も安全じゃなかった。そもそもペットに安全なんてなかったんだ。
「……んっ、ああっ……クる……」
アニキが根元を掴んだまま扱きはじめて、イケないのに射精感が募る。
通行人がたくさん横を通り過ぎている中を、ケビンに乗ったままイかされるなんて最悪だ。
「さっき覚えた空イキ、忘れないうちに復習しないとな」
アニキが凶悪な声で笑った。
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