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金曜日、午後1時(レヴィン編)
11 まさかの名前呼び
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うぉあ……俺死んだ……。天国が、こんな近い所に……。あったなんてヒィー。
「っん、んーっ、フーっ……!」
声が洩れないように口を押さえ視線を下げると、アニキがまるで酒のつまみでもかじるかのように、俺のムスコをくわえてる。
こんな状況なのに眼力が怖い!肉食獣!?食いちぎられそうだ。
「んっ……ふ……」
でも実際は違った。
食いちぎられる事もなく、アニキはむしろ丁寧ともいえる舌使いで、今までの数少ない経験の中では、認めたくないがアニキがナンバーワンに上手いのかもしれない。それとも薬のせいで格別気持ちいいのか?
アニキの舌が先端を刺激し、思わず腰を浮かす。震えそうな程の気持ちよさとは別に、頭の中は警報が鳴り響いていた。
つまり、イキそうなんだ。ホントはくわえられた時点でヤバかった。もとから口だと瞬殺の俺、薬は入っているし耐えろという方が無理だ。
我慢出来たのは、アニキの口に出したら殺されるんじゃないかという恐怖心からだ。
でも……もう、無理。
『あっ、あ、アニキ……放してくださ……で、そう、です』
片手でアニキのくせ毛の髪を押しながら、必死に訴える。
「お前、早すぎだろ」
アニキが呆れた目で俺を見る。
ぎゅうっと俺のムスコの根本を握られて、イキそうな感覚が塞き止められた。
「女相手ならキレられるぜ?まあ、男が相手なら問題ねーけどな」
さりげなく傷付く事言われた……。薬のせいだろ、絶対。
「俺は優しいから選ばせてやる。好きなだけイクのと、このまま我慢とどっちがいい?」
『イク……方がいい、です……ああっ!』
答えた瞬間、アニキに再びくわえられて、塞き止められていたものが開放された。
「んっ、あ、ふぁ、出る……」
止められない。必死でアニキから逃げようとした。でも、がっちりと押さえつけられていて無理だった。
……出た。アニキの口に出してしまった……。怖くてアニキの顔が見られない。殺されるかも……でもすごくキモチいい。
「んん……んあ!?っ、あ、ちょ……無理」
だらだらと残りの精液が出ている途中も、アニキが容赦なく口で締め付けてくる。強く吸われて、全て持っていかれるみたいだ。
『無理、もう……出ませ……』
力が抜けそうになりながら訴えると、アニキはようやく俺のムスコを開放した。
まさかとは思うけど……やっぱり飲んだんだよな……。異世界人スゲェ。
ぼんやりとそんな事を考えていると、アニキが俺の両膝を押し広げ、太股に舌を這わせてきた。
「は、うぁ……」
くすぐったい。ヤバイ、耐えられない。そのまま袋を甘噛みされる。
「お前、王都に入る整理券、取ったんだろ?何時だ?」
は、話しながら舐めたり噛んだりしないでください。
『……に、二時間、くらい……前に、あっ、あっ』
「二時間か、そろそろだな」
アニキは呟きとはうらはらに、ひくついて丸見えになっていた俺のお尻の穴に、思いきり指を突っ込んできた。
「!!?」
ンギャアー!!
いや、何かが産まれた訳じゃないです。心の叫びです。薬と違って自由に動く指は、異物感が半端ない。
『あっ……や、止め……』
アニキが指を二本に増やし、溶けずに中途半端に残っていた薬を更に奥に押し込む。そのまま腸壁を叩くように動かされて、目の前が真っ白になった。
「あ、っ……ふ、あ……」
「好きなだけイキたいって言ったろ?」
『も……無理……出ませ……』
「ペットがワガママ言うな。薬残ってるじゃねーか、中でちゃんと溶かせよ……聞いてんのか?」
聞いてないけど高速で頷くと、指の動きが速くなった。
「あ、ああっ……!」
「声出すな」
アニキが俺の体を押さえつけ、低い声が耳元をかすめたと思うと、ねっとりと蠢くものが口の中に進入してきた。舌の上に不味い味が広がる。
「……んぐ、ぐ、んっ……ふ」
アニキにキスされるの何度目だよ……。
何度されても慣れなくて鳥肌が立つ。
キスというより、支配されてる気になるんだ。全力で拒否したいのに、僅かな抵抗すら出来なくて泣きたくなる。
指が三本に増やされて、下半身からいやらしい水音が聞こえる。体が熱い。イったばかりの自身が触ってもらいたくて震えてる。手を伸ばそうとしたらアニキに制止された。
「んんーっ……!ふぐっ……んっ」
薬、完全に溶けた……。
体の中がトロトロしてる。アニキの指が、ダイレクトに敏感な部分を擦りあげて、意識が飛んだ。
「……っん……ぅ」
さっきのイキ方とは違う、一段深い場所に無理矢理落とされるような快感が広がり、気づけば足がビクビク震えていた。
アニキが唇を離し、何の躊躇もなく指を抜く。ビクンと体が反応したけど声は出せなかった。
「……」
自身からは、少し白いものが混ざった透明な液体が少ししか出ていない。そうだよな。さっき出したばっかりだ。生産が追いつかないよな。ていうか、俺毎日毎日出してるよな、ここ数日。
「上手に空イキ出来たじゃねーか。今回は時間がないから二回にしといてやる。続きは王都に着いてからだ」
え……?続くのか?これ。
呆然としていると、トイレ椅子の上から蹴落とされた。
「お前は女か。さっさと服を着ろ。俺の時間を無駄にするな」
「……女だったら待つような性格じゃないくせに」
「何か言ったか?」
『蹴らないでください』
うう……お尻がキモチ悪い。
痛くないけど、まだ何か入ってるような気がする。腰だけじゃなく全身も疲れた。風邪で関節が痛んで熱もある時に似てる。温かいお風呂に入ってアニキの余韻を洗い流してから寝たい。
「早くしろ」
アニキに急かされながら、ゆっくり下着と異世界ズボンを身に付けた。その間、アニキは俺のリュックを取り上げ、中身を物色している。プライバシーの侵害だけど、盗賊に逆らえるほど強くない。
「お前、金目の物何も持ってねえな。偉い奴の息子じゃねえのかよ、ミサキ様?」
まさか身代金目的だったのか……?
名前を覚えられていた事と、貧乏で利用価値がないと知られると殺されるかもしれないという恐怖で言葉が出なかった。
「っん、んーっ、フーっ……!」
声が洩れないように口を押さえ視線を下げると、アニキがまるで酒のつまみでもかじるかのように、俺のムスコをくわえてる。
こんな状況なのに眼力が怖い!肉食獣!?食いちぎられそうだ。
「んっ……ふ……」
でも実際は違った。
食いちぎられる事もなく、アニキはむしろ丁寧ともいえる舌使いで、今までの数少ない経験の中では、認めたくないがアニキがナンバーワンに上手いのかもしれない。それとも薬のせいで格別気持ちいいのか?
アニキの舌が先端を刺激し、思わず腰を浮かす。震えそうな程の気持ちよさとは別に、頭の中は警報が鳴り響いていた。
つまり、イキそうなんだ。ホントはくわえられた時点でヤバかった。もとから口だと瞬殺の俺、薬は入っているし耐えろという方が無理だ。
我慢出来たのは、アニキの口に出したら殺されるんじゃないかという恐怖心からだ。
でも……もう、無理。
『あっ、あ、アニキ……放してくださ……で、そう、です』
片手でアニキのくせ毛の髪を押しながら、必死に訴える。
「お前、早すぎだろ」
アニキが呆れた目で俺を見る。
ぎゅうっと俺のムスコの根本を握られて、イキそうな感覚が塞き止められた。
「女相手ならキレられるぜ?まあ、男が相手なら問題ねーけどな」
さりげなく傷付く事言われた……。薬のせいだろ、絶対。
「俺は優しいから選ばせてやる。好きなだけイクのと、このまま我慢とどっちがいい?」
『イク……方がいい、です……ああっ!』
答えた瞬間、アニキに再びくわえられて、塞き止められていたものが開放された。
「んっ、あ、ふぁ、出る……」
止められない。必死でアニキから逃げようとした。でも、がっちりと押さえつけられていて無理だった。
……出た。アニキの口に出してしまった……。怖くてアニキの顔が見られない。殺されるかも……でもすごくキモチいい。
「んん……んあ!?っ、あ、ちょ……無理」
だらだらと残りの精液が出ている途中も、アニキが容赦なく口で締め付けてくる。強く吸われて、全て持っていかれるみたいだ。
『無理、もう……出ませ……』
力が抜けそうになりながら訴えると、アニキはようやく俺のムスコを開放した。
まさかとは思うけど……やっぱり飲んだんだよな……。異世界人スゲェ。
ぼんやりとそんな事を考えていると、アニキが俺の両膝を押し広げ、太股に舌を這わせてきた。
「は、うぁ……」
くすぐったい。ヤバイ、耐えられない。そのまま袋を甘噛みされる。
「お前、王都に入る整理券、取ったんだろ?何時だ?」
は、話しながら舐めたり噛んだりしないでください。
『……に、二時間、くらい……前に、あっ、あっ』
「二時間か、そろそろだな」
アニキは呟きとはうらはらに、ひくついて丸見えになっていた俺のお尻の穴に、思いきり指を突っ込んできた。
「!!?」
ンギャアー!!
いや、何かが産まれた訳じゃないです。心の叫びです。薬と違って自由に動く指は、異物感が半端ない。
『あっ……や、止め……』
アニキが指を二本に増やし、溶けずに中途半端に残っていた薬を更に奥に押し込む。そのまま腸壁を叩くように動かされて、目の前が真っ白になった。
「あ、っ……ふ、あ……」
「好きなだけイキたいって言ったろ?」
『も……無理……出ませ……』
「ペットがワガママ言うな。薬残ってるじゃねーか、中でちゃんと溶かせよ……聞いてんのか?」
聞いてないけど高速で頷くと、指の動きが速くなった。
「あ、ああっ……!」
「声出すな」
アニキが俺の体を押さえつけ、低い声が耳元をかすめたと思うと、ねっとりと蠢くものが口の中に進入してきた。舌の上に不味い味が広がる。
「……んぐ、ぐ、んっ……ふ」
アニキにキスされるの何度目だよ……。
何度されても慣れなくて鳥肌が立つ。
キスというより、支配されてる気になるんだ。全力で拒否したいのに、僅かな抵抗すら出来なくて泣きたくなる。
指が三本に増やされて、下半身からいやらしい水音が聞こえる。体が熱い。イったばかりの自身が触ってもらいたくて震えてる。手を伸ばそうとしたらアニキに制止された。
「んんーっ……!ふぐっ……んっ」
薬、完全に溶けた……。
体の中がトロトロしてる。アニキの指が、ダイレクトに敏感な部分を擦りあげて、意識が飛んだ。
「……っん……ぅ」
さっきのイキ方とは違う、一段深い場所に無理矢理落とされるような快感が広がり、気づけば足がビクビク震えていた。
アニキが唇を離し、何の躊躇もなく指を抜く。ビクンと体が反応したけど声は出せなかった。
「……」
自身からは、少し白いものが混ざった透明な液体が少ししか出ていない。そうだよな。さっき出したばっかりだ。生産が追いつかないよな。ていうか、俺毎日毎日出してるよな、ここ数日。
「上手に空イキ出来たじゃねーか。今回は時間がないから二回にしといてやる。続きは王都に着いてからだ」
え……?続くのか?これ。
呆然としていると、トイレ椅子の上から蹴落とされた。
「お前は女か。さっさと服を着ろ。俺の時間を無駄にするな」
「……女だったら待つような性格じゃないくせに」
「何か言ったか?」
『蹴らないでください』
うう……お尻がキモチ悪い。
痛くないけど、まだ何か入ってるような気がする。腰だけじゃなく全身も疲れた。風邪で関節が痛んで熱もある時に似てる。温かいお風呂に入ってアニキの余韻を洗い流してから寝たい。
「早くしろ」
アニキに急かされながら、ゆっくり下着と異世界ズボンを身に付けた。その間、アニキは俺のリュックを取り上げ、中身を物色している。プライバシーの侵害だけど、盗賊に逆らえるほど強くない。
「お前、金目の物何も持ってねえな。偉い奴の息子じゃねえのかよ、ミサキ様?」
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