7 / 204
日曜日、午前8時
3 石が飛んできた
しおりを挟む
「……っ、ああっ!」
黄色い奴の一本がそのまま下に降りて、あろうことか俺の股の間を通り抜けた。
「やめろって……そこ、お前が通っていいとこじゃないんだよ……」
だが、そいつに俺の訴えはまったく通用しなかった。
のんびりとその場で蠢き、そこからどこに行こうか考えてでもいるかのようだ。
ズル。
ズルズル。
「あっ」
俺のズボンが引っ張られて足首の方までずり下げられた。
ベルトしてたのに、ベルトはどこに行ったんだ!
顔と手は花びらに押されて動かせないから確認のしようがない。
いや、顔と手どころか全身動かせない。
「だ……誰か!誰かいたら助けてくれ!花にくわれそうなんだ!」
俺は自由になる声で、精一杯助けを呼んだ。
「はあっ、はあっ……」
息も絶え絶えになりながら、それでも必死に助けを呼び続けた。
ズボンが無くなったので黄色い奴はやりたい放題だ。
「はうっ……駄目だ、そこは……」
一本が俺のボクサーパンツの中に入って来て、微妙に大きくなっていた俺自身に絡みついた。全身に悪寒が走る。
気持ち悪さからなのか、快感からきているのか分からない。
べたべたするのも、花の蜜なのか俺の汗なのかそれとも先走り的な何かなのかすら分からない。ついでに涙も出そうだ。
黄色い気持ち悪いものは俺の分身を包み込むように絡みつき、まるで扱くような動きを見せる。
「……どこで覚えたんだ、そんなテクニック……花だろ、お前」
握りつぶされなくて良かった。
と無意識に思っていたが、急所を掴まれているとまったく力なんて出ない。
「はあっ……ああ……イキそ」
もう少し、根元の方も触ってくれたら……。そして先端はもうちょっと強めにお願いします。
ってあれ?
俺、何か完全に風俗に行った気分になってないか?キャバクラすら行った事ないのに。冷静になれ、相手は化け物植物だぞ。
しかし。
「ああうーっ……」
黄色い奴の袋もみ攻撃に俺は陥落寸前だった。
イキたい……。
でもイかせてもらえない……。
黄色いやつは俺の体を這いまわり、快感を与えはするが、盛り上がりそうになると力を弱めたりする。
「わざとか……そうだろ……焦らしプレイってやつだ……それとも焦らしながら放置プレイか……?」
長く快感が続いて拷問のようになってきた。死ぬまでこんな感じだったらどうしよう。
俺がもうろうとする頭でそんな事を考えていると、ふいに視界に何かが見えた。
……子供?
数人の子供がこっちを見ている。
姿は俺の知っている子供と変わらない。
別の惑星じゃないのか?
「……た、助けてくれ!花にイかされそうで……ああっ……」
子供達は怪訝な顔で俺を見ている。
恥ずかしい。これ、完全に羞恥プレイだろ。子供にこんな醜態さらしていいのか?教育上よろしくない気がするぞ。
でも、見えているのは顔と手だけだしな。
「だ……誰か、助けを……うっ」
俺が口を開くと黄色い奴の動きが速くなる。意識が飛びそうになって目を閉じ、再び目を開けると子供達はいなくなってた。
見捨てられたのか……。
それとも助けを呼びにいってくれたのかな。
「……康哉ぁ……俺、こんな所で花に食われて死にたくねーよ……」
泣きごとを言ったつもりなのに、康哉の事を考えた俺は体中に熱がまわるのを感じた。
肉食獣のような目で俺を見ていた康哉。
それを思い出し、どくんと心臓が高鳴る。
「あ、ああっ……イく……ああーーっ!」
……最悪だ。
俺は花の中で吐精してしまった。
黄色い奴がからみついているせいで、長い射精がだらだらと続き、意識が飛びかけて……そして再びの刺激に起こされた。
「んっ、あ、もう……触んな」
イったばかりで敏感になっているのに。しかし、そんな事はもちろん黄色い奴には通用しない。
やばい。このまま休憩なしに続けられると本当に殺される。
「だ、誰か……」
力なく呟くと、再び視界に数人の人間の姿が見えた。さっきの子供たちの姿も見える。
やった……。きっと助けに来てくれたんだ。
だが、ほっとした俺の頭に石が飛んできた。
ガツンという鈍い音が響く。
石の直撃を受けて、俺は気絶した。
黄色い奴の一本がそのまま下に降りて、あろうことか俺の股の間を通り抜けた。
「やめろって……そこ、お前が通っていいとこじゃないんだよ……」
だが、そいつに俺の訴えはまったく通用しなかった。
のんびりとその場で蠢き、そこからどこに行こうか考えてでもいるかのようだ。
ズル。
ズルズル。
「あっ」
俺のズボンが引っ張られて足首の方までずり下げられた。
ベルトしてたのに、ベルトはどこに行ったんだ!
顔と手は花びらに押されて動かせないから確認のしようがない。
いや、顔と手どころか全身動かせない。
「だ……誰か!誰かいたら助けてくれ!花にくわれそうなんだ!」
俺は自由になる声で、精一杯助けを呼んだ。
「はあっ、はあっ……」
息も絶え絶えになりながら、それでも必死に助けを呼び続けた。
ズボンが無くなったので黄色い奴はやりたい放題だ。
「はうっ……駄目だ、そこは……」
一本が俺のボクサーパンツの中に入って来て、微妙に大きくなっていた俺自身に絡みついた。全身に悪寒が走る。
気持ち悪さからなのか、快感からきているのか分からない。
べたべたするのも、花の蜜なのか俺の汗なのかそれとも先走り的な何かなのかすら分からない。ついでに涙も出そうだ。
黄色い気持ち悪いものは俺の分身を包み込むように絡みつき、まるで扱くような動きを見せる。
「……どこで覚えたんだ、そんなテクニック……花だろ、お前」
握りつぶされなくて良かった。
と無意識に思っていたが、急所を掴まれているとまったく力なんて出ない。
「はあっ……ああ……イキそ」
もう少し、根元の方も触ってくれたら……。そして先端はもうちょっと強めにお願いします。
ってあれ?
俺、何か完全に風俗に行った気分になってないか?キャバクラすら行った事ないのに。冷静になれ、相手は化け物植物だぞ。
しかし。
「ああうーっ……」
黄色い奴の袋もみ攻撃に俺は陥落寸前だった。
イキたい……。
でもイかせてもらえない……。
黄色いやつは俺の体を這いまわり、快感を与えはするが、盛り上がりそうになると力を弱めたりする。
「わざとか……そうだろ……焦らしプレイってやつだ……それとも焦らしながら放置プレイか……?」
長く快感が続いて拷問のようになってきた。死ぬまでこんな感じだったらどうしよう。
俺がもうろうとする頭でそんな事を考えていると、ふいに視界に何かが見えた。
……子供?
数人の子供がこっちを見ている。
姿は俺の知っている子供と変わらない。
別の惑星じゃないのか?
「……た、助けてくれ!花にイかされそうで……ああっ……」
子供達は怪訝な顔で俺を見ている。
恥ずかしい。これ、完全に羞恥プレイだろ。子供にこんな醜態さらしていいのか?教育上よろしくない気がするぞ。
でも、見えているのは顔と手だけだしな。
「だ……誰か、助けを……うっ」
俺が口を開くと黄色い奴の動きが速くなる。意識が飛びそうになって目を閉じ、再び目を開けると子供達はいなくなってた。
見捨てられたのか……。
それとも助けを呼びにいってくれたのかな。
「……康哉ぁ……俺、こんな所で花に食われて死にたくねーよ……」
泣きごとを言ったつもりなのに、康哉の事を考えた俺は体中に熱がまわるのを感じた。
肉食獣のような目で俺を見ていた康哉。
それを思い出し、どくんと心臓が高鳴る。
「あ、ああっ……イく……ああーーっ!」
……最悪だ。
俺は花の中で吐精してしまった。
黄色い奴がからみついているせいで、長い射精がだらだらと続き、意識が飛びかけて……そして再びの刺激に起こされた。
「んっ、あ、もう……触んな」
イったばかりで敏感になっているのに。しかし、そんな事はもちろん黄色い奴には通用しない。
やばい。このまま休憩なしに続けられると本当に殺される。
「だ、誰か……」
力なく呟くと、再び視界に数人の人間の姿が見えた。さっきの子供たちの姿も見える。
やった……。きっと助けに来てくれたんだ。
だが、ほっとした俺の頭に石が飛んできた。
ガツンという鈍い音が響く。
石の直撃を受けて、俺は気絶した。
10
お気に入りに追加
785
あなたにおすすめの小説
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる