大書楼の司書姫と謎めく甜食
『結婚か、昇進か。どちらか選びなさい』
『心に決めた相手が居る』と縁談を断り続けていたアラサー公主・娃琳に
兄王から突きつけられたのは、究極の選択だった……。
来月に控えた大茶会には、隣国の皇太子が来るという。
その、饗応の為に、『珍奇で美味なる菓子を用意すること』。
それが出来れば、昇進。出来なければ結婚となる!
公主とはいえ、嫁き遅れの為、大書楼で司書として働いている娃琳は、
知識には自信が有ったが、一つ問題があった。
それは、彼女が、全く味覚を感じないと言うこと。
困っていた彼女が、街で出逢ったのは、西域から来たという謎の男、鴻。
彼は、故郷を助ける為に、『真実を告げる菓子』を探していると言う……?
大茶会と娃琳の将来の行方。
謎の男、鴻が守るべき故郷の秘密・・・。
後宮大書楼を舞台に、数多の書物と、
とびきりの甜食(スイーツ)と、陰謀が描く、中華後宮ラブミステリ。
『心に決めた相手が居る』と縁談を断り続けていたアラサー公主・娃琳に
兄王から突きつけられたのは、究極の選択だった……。
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それが出来れば、昇進。出来なければ結婚となる!
公主とはいえ、嫁き遅れの為、大書楼で司書として働いている娃琳は、
知識には自信が有ったが、一つ問題があった。
それは、彼女が、全く味覚を感じないと言うこと。
困っていた彼女が、街で出逢ったのは、西域から来たという謎の男、鴻。
彼は、故郷を助ける為に、『真実を告げる菓子』を探していると言う……?
大茶会と娃琳の将来の行方。
謎の男、鴻が守るべき故郷の秘密・・・。
後宮大書楼を舞台に、数多の書物と、
とびきりの甜食(スイーツ)と、陰謀が描く、中華後宮ラブミステリ。
序 結婚か、昇進か
第一章 珍奇で美味なる菓子
第二章 菓子を求めて游帝国へ
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