あの丘で、恋の終わりと思い出を風に乗せて

高校2年生の希空は、残り1年の命と宣告されていた。

希空の病気は、日光に嫌われる病。日光が、彼女の命を奪っていくというもの。

日光に嫌われた女。それが彼女・蒼井希空だ。

ある日、彼女のクラスに転校生の変わり者・夜瀬太陽が現れる。

しかし、そんな太陽も実は病気を患っていて...

それは、希空にとって1番残酷な病だった。

太陽に救われた希空と、希空に救われた太陽の涙の物語。
24h.ポイント 0pt
0
小説 195,569 位 / 195,569件 ライト文芸 7,845 位 / 7,845件

あなたにおすすめの小説

本物でよければ紹介します

便葉
ライト文芸
私の名前は大久保多実、21歳、大学生 五十年以上続く老舗のオンボロ旅館の跡取り娘 そんな中、馴染みの旅行代理店が、夏の風物詩期間限定の肝試しツアーをやってみないかと企画書を持ってきた 「お盆三日間限定、古い旅館の開かずの間に泊まってみませんか?」 旅館をアピールできるいい機会だと、私は快く引き受けた。 だって、その部屋の住人も笑顔で承諾してくれたから 物心ついた時からの私の大好きな親友 その109号室の住人は、私の友人であって、この世界には存在しない人 そんな彼が、私とこの旅館のために一肌脱いでくれるというが…

"わたし"が死んで、"私"が生まれた日。

青花美来
ライト文芸
目が覚めたら、病院のベッドの上だった。 大怪我を負っていた私は、その時全ての記憶を失っていた。 私はどうしてこんな怪我をしているのだろう。 私は一体、どんな人生を歩んできたのだろう。 忘れたままなんて、怖いから。 それがどんなに辛い記憶だったとしても、全てを思い出したい。 第5回ライト文芸大賞にて奨励賞を受賞しました。ありがとうございました。

大切なあなたに幸せを

フィリア
ライト文芸
事故に遭い、絶対に助からないと思われていた命。だが、奇跡が起こり、柳沢秀は一命を取り留める。そうして生きることができた秀はこれからの生活を満喫しようとして…

もうこれ以上 君を奪われたくないから

むらさ樹
ライト文芸
高校に入るまでの記憶がない、わたし だけどそんなわたしを、支えてくれる人がいる 「オレが…オレがひとみをずっと守っていくから。 だから、ひとみは何も心配するなよ」 兄妹なのにドキドキ淡い恋心を抱いているのは、誰にもナイショ 「身体を楽にしてごらん。ほら、目も閉じて…。 いいよ。不安な事は僕が何でも聞いてあげる」 いつも通っている精神科の先生は、わたしに安心を与えてくれる一番の相談相手 思い出せない 過去の記憶 時折襲う 頭痛と不安感 過去にわたしは、何があったの? わたしは、どうしたらいいの……?

バイバイまたね、クドリャフカ

くろのあずさ
ライト文芸
地球が助かる確率はわずか7% 月が地球に落ちてくる事態から免れなくなった世界で高校生のほのかは自分の部屋と殻にこもり淡々と生きていた。 ある日、同級生だった穂高の存在をふと思い出し、彼に会いに行こうと決意する。 『どうした? 世界の終わりに俺に会いたくなった?』 宇宙が好きな穂高と星を見るため天文台を目指すことになったほのか。 道中では様々な出会いがあり、やがてふたりの抱えていた秘密も交錯して―― ~第4回 ジャンプ恋愛小説大賞 最終選考候補作品~

【完結】君に伝えたいこと

かんな
ライト文芸
  食中毒で倒れた洋介は一週間の入院をすることになった。    治療をしつつ、入院生活をする洋介。そんな中、1人の少女と出会う。 美しく、そして綺麗な少女に洋介は思わず見惚れてしまったが――? これは病弱な女の子と人気者の男の子の物語である。 ※表紙の絵はAIのべりすとの絵です。みのりのイメージ画像です。

心の交差。

ゆーり。
ライト文芸
―――どうしてお前は・・・結黄賊でもないのに、そんなに俺の味方をするようになったんだろうな。 ―――お前が俺の味方をしてくれるって言うんなら・・・俺も、伊達の味方でいなくちゃいけなくなるじゃんよ。 ある一人の少女に恋心を抱いていた少年、結人は、少女を追いかけ立川の高校へと進学した。 ここから桃色の生活が始まることにドキドキしていた主人公だったが、高校生になった途端に様々な事件が結人の周りに襲いかかる。 恋のライバルとも言える一見普通の優しそうな少年が現れたり、中学時代に遊びで作ったカラーセクト“結黄賊”が悪い噂を流され最悪なことに巻き込まれたり、 大切なチームである仲間が内部でも外部でも抗争を起こし、仲間の心がバラバラになりチーム崩壊へと陥ったり―――― そこから生まれる裏切りや別れ、涙や絆を描く少年たちの熱い青春物語がここに始まる。

編集プロダクション・ファルスの事件記事~ハーレム占い師のインチキを暴け!~

ずいずい瑞祥
ライト文芸
編集プロダクション・ファルスに持ち込まれた一通の手紙。そこには、ある女性からのSOSが隠されていた。 彼女は男性占い師に軟禁され、複数の女性達と共同生活をしているらしい。手紙の女性を連れ出すため、ファルス社員の織田朔耶は潜入取材を決行する。 占い師・天野はしかるべきところで修行した僧侶でもあり、加持で病気平癒や魔の退治を行っているという。徐々に天野に惹かれ始める織田。これは洗脳なのか、それとも? 道化芝居(ファルス)、ここに開幕!