増幅使いは支援ができない

「『何が何でも、強くなってやる』」


ある日、クラスごと異世界へと召喚された。

クラスメイトは優秀な能力を持ち、一部がチートを手にしている中、主人公は一般人よりも魔力が少なく、適正がないために魔法も全く使えない。

王女からも王宮から出ていくように言われ王国からも見放されてしまう彼。

唯一褒められた、得体の知れない固有能力である『増幅使い』でクラスの無言少女を救うと共に、王宮を抜け出して異世界を歩いていく。


※プロローグのみ三人称視点ですが、その後は一人称となります
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