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面倒くさい
弟君と遭遇
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「ねぇ、おにーさん。元の世界に帰る方法わかったら帰っちゃうの?」
「んー………この世界を気に入ったらここに永住するかな?多分」
「そっかー」
フローレンとウェルスはこの世界に永住して欲しいと願った
「あの!もしお暇なら一緒にお茶でもどうでしょうか!!」
顔を真っ赤にさせた女の子がカロンに話しかけた
「ん?ごめんね?私今連れといるから」
「そ、そうですか」
しょんぼりとして女の子は去っていった
「主モテモテだな」
「うん。おにーさんモテモテ」
「まぁ、この見た目だからねー」
「おにーさん自覚あったんだ」
「神って何故かそこそこ見た目がよく産まれるからね」
カロンは遠い目をしていた
「おにーさん………そこそこ見た目がいいってレベルじゃないと思う」
「そうだな」
「そう?」
「うん!」
カロン達は食べ物屋に入った
「いらっしゃいませ!只今大変込み合っておりまして、相席でよろしかったら直ぐご案内できるのですがどうなさいますか?」
「二人とも相席でもいい?」
二人は頷いた
「相席でいいです」
「ありがとう御座います!ご案内いたしますね!」
カロン達の相手をした店員の女の子は顔を真っ赤にさせた
「お客様こちらに御座います」
「ありがとう。隣相席させてもらいますね」
「あ、は、い?!」
隣で食事をしていた男性は驚いた
「ん?どうしまた?」
「か、カロン様どうしてこちらに?」
「あれ?弟君じゃん!王子も城下町で食事するんだね~」
「え、あ、はい。城だと兄がうざいので」
「あー、やっぱり弟君の性格好きだわー」
「す、好き?!」
「フォン落ち着け」
「チリン……女神様と相席で落ち着いていられるやつなんているわけないだろ!」
フォードは幼馴染で護衛のチリンに怒鳴った
「弟君めっちゃ面白いね~。私の神使と一緒の性格!」
カロンはケラケラ笑った
「神使様と同じですか?」
「そ!ボクの神使沢山いるんだけど新しく入った子が弟君とめっちゃそっくりなの!」
「そうなんですか」
「おにーさん神使様ってどれくらいいるの?」
「んー……と、100人と50匹かな」
カロンはもふもふが…………とおもった
「主、神使多いな」
「あ、あのずっと気になっていたのですがその長身の男はもしかして聖獣さまですか?」
チリンは急に焦り始めた
「そーだよ」
「申し訳ございません!!!!」
「チリン?だっけ?ここ、お店の中だから静かにね?」
チリンが大声を出して謝った為カロン達は注目を浴びた
「何故我に謝るのだ?」
「私達一族は聖獣様の穢れを落す役目を担っていたのです。ですが、力及ばず穢れを落す事ができなかったのです」
「気にするな」
「え、ですが…」
「はい!この話終わり!フローレン、ウェルス何か頼もうか。好きなもの頼んでいいよ」
カロンとウェルスはフォードとチリンの事など気にせずバクバクご飯を食べていた。フローレンはどうすれば??と、おろおろした
「え、とフローレン?かな?すまないな。君も私達の事など気にせず食事してくれ」
「え、でも王子様と………」
「フローレン緊張することないよ。ボクに緊張しないのに王子相手に緊張するって変だよ」
カラカラ笑いながらカロンはフローレンに緊張しなくていいと言った
「…………確かに」
「カロン様。神様は皆そのような性格なのでしょうか?」
「んー…………そんなことないかな。神ってあまり執着心がないんだ。ボクが執着心とか人間のような性格しているのは母の影響かな?」
「カロン様のお母様ですか?」
「そ!ボクの母様は人間なんだ。で、父様が神!ボク、ハーフだったんだけどこの世界に来てから何故か完全な神になったんだー」
「そうだったんですか」
カロンは自分の事を話していたが全然違う事を考えていた
「よし!フローレンもウェルス食べ終わった事だし出ようか」
「うん!」
「ああ」
「弟君とチリンもし用事とかあったらボクの名を言ってから自分の名を言ってくれれば暇だったら行ってあげる」
「あ、はい」
カロン達は食べ物屋を出ていった
「んー………この世界を気に入ったらここに永住するかな?多分」
「そっかー」
フローレンとウェルスはこの世界に永住して欲しいと願った
「あの!もしお暇なら一緒にお茶でもどうでしょうか!!」
顔を真っ赤にさせた女の子がカロンに話しかけた
「ん?ごめんね?私今連れといるから」
「そ、そうですか」
しょんぼりとして女の子は去っていった
「主モテモテだな」
「うん。おにーさんモテモテ」
「まぁ、この見た目だからねー」
「おにーさん自覚あったんだ」
「神って何故かそこそこ見た目がよく産まれるからね」
カロンは遠い目をしていた
「おにーさん………そこそこ見た目がいいってレベルじゃないと思う」
「そうだな」
「そう?」
「うん!」
カロン達は食べ物屋に入った
「いらっしゃいませ!只今大変込み合っておりまして、相席でよろしかったら直ぐご案内できるのですがどうなさいますか?」
「二人とも相席でもいい?」
二人は頷いた
「相席でいいです」
「ありがとう御座います!ご案内いたしますね!」
カロン達の相手をした店員の女の子は顔を真っ赤にさせた
「お客様こちらに御座います」
「ありがとう。隣相席させてもらいますね」
「あ、は、い?!」
隣で食事をしていた男性は驚いた
「ん?どうしまた?」
「か、カロン様どうしてこちらに?」
「あれ?弟君じゃん!王子も城下町で食事するんだね~」
「え、あ、はい。城だと兄がうざいので」
「あー、やっぱり弟君の性格好きだわー」
「す、好き?!」
「フォン落ち着け」
「チリン……女神様と相席で落ち着いていられるやつなんているわけないだろ!」
フォードは幼馴染で護衛のチリンに怒鳴った
「弟君めっちゃ面白いね~。私の神使と一緒の性格!」
カロンはケラケラ笑った
「神使様と同じですか?」
「そ!ボクの神使沢山いるんだけど新しく入った子が弟君とめっちゃそっくりなの!」
「そうなんですか」
「おにーさん神使様ってどれくらいいるの?」
「んー……と、100人と50匹かな」
カロンはもふもふが…………とおもった
「主、神使多いな」
「あ、あのずっと気になっていたのですがその長身の男はもしかして聖獣さまですか?」
チリンは急に焦り始めた
「そーだよ」
「申し訳ございません!!!!」
「チリン?だっけ?ここ、お店の中だから静かにね?」
チリンが大声を出して謝った為カロン達は注目を浴びた
「何故我に謝るのだ?」
「私達一族は聖獣様の穢れを落す役目を担っていたのです。ですが、力及ばず穢れを落す事ができなかったのです」
「気にするな」
「え、ですが…」
「はい!この話終わり!フローレン、ウェルス何か頼もうか。好きなもの頼んでいいよ」
カロンとウェルスはフォードとチリンの事など気にせずバクバクご飯を食べていた。フローレンはどうすれば??と、おろおろした
「え、とフローレン?かな?すまないな。君も私達の事など気にせず食事してくれ」
「え、でも王子様と………」
「フローレン緊張することないよ。ボクに緊張しないのに王子相手に緊張するって変だよ」
カラカラ笑いながらカロンはフローレンに緊張しなくていいと言った
「…………確かに」
「カロン様。神様は皆そのような性格なのでしょうか?」
「んー…………そんなことないかな。神ってあまり執着心がないんだ。ボクが執着心とか人間のような性格しているのは母の影響かな?」
「カロン様のお母様ですか?」
「そ!ボクの母様は人間なんだ。で、父様が神!ボク、ハーフだったんだけどこの世界に来てから何故か完全な神になったんだー」
「そうだったんですか」
カロンは自分の事を話していたが全然違う事を考えていた
「よし!フローレンもウェルス食べ終わった事だし出ようか」
「うん!」
「ああ」
「弟君とチリンもし用事とかあったらボクの名を言ってから自分の名を言ってくれれば暇だったら行ってあげる」
「あ、はい」
カロン達は食べ物屋を出ていった
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