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好きって言って
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☆★☆★☆
「おい、そろそろ言えよ。オレのが欲しいって」
イイ所を攻めすぎてグズグズになってるのに、オレが欲しいとは言わないルチアに段々イライラが募ってくる。
「イカせてほしいだろ?」
フルフルと首を振るルチアは今や全裸。すぐそこにいるのに手に入らない彼女の心はどうやったら手に入るのだろう。
「なあ、お前はオレのこと好きなんだろう?」
「す――き」
その言葉に少しだけイライラが収まったが、逆に悲しい気持ちが込み上げてくる。
「じゃあ、なんで、お前はオレに応えないんだよ。からかってんのか? オレはお前がゴーサイン出さないとお前に手を出せないって?」
グッと彼女の秘部に太い蔦を入れると、グチュという淫らな音と共に彼女の艶かしい吐息が聞こえた。
「お前の意思に関係なく最後まですることは可能だ。オレはお前が手懐けてる犬みたいに従順じゃねぇが、それでもオレはお前がッ――チッ……そもそも、なんでこのオレがこんな想いしなくちゃいけねーんだよ……ああ、もう、いい。ヤルぞ」
「イ――ヤッ」
「なんでだよ!?」
オレの怒鳴り声に、彼女がビクリと反応する。
そうじゃない。
恐がらせたい訳じゃないんだ。
オレはただ――
「だって……まだ……」
「!?」
驚きで声が出なかった。
彼女が泣いている……。
大粒の涙をポロポロと溢すその姿に、サアッと血の気が引く。急いで蔦を回収し、慌ててその涙を拭くが、止めどなく流れてくるソレに胸が痛くなる。
「おい、そんなに嫌だったのか!?」
フルフルと首を振る彼女に訳がわからず、ただただ涙を拭くことしかできない。
「私、言われてない」
「言うって何をだよ」
「好きって……」
「はあぁ!?」
思わず間抜けな声を出してしまった。
「私ばっかりじゃ嫌なの。私がフェルのモノなら、フェルも私のモノになってよ」
泣きながらこちらを睨むマゼンタ色の瞳に、体全体から力が抜けた。
「バッッッカじゃねぇ……」
「知ってるよ、バカだってこと……でも、いっつも私ばっか好きで、フェルの周りには綺麗なお姉様達がいて、体だけの関係とかはやっぱ嫌で――」
ポロポロと流れ落ちる涙が愛おしい。今まで女の涙ほど鬱陶しいものはないと思ってたのに、恐ろしいことだ。そんなオレの変化にまったく気付かない超鈍感女に、優しく触れるだけのキスをする。
もう、プライドや意地なんてクソ食らえだ。
「ああ、もう、一回しか言わないぞ?」
「ん――」
気恥ずかしくなり、コホンと咳払いをしてしまう。
「…………好きだ、ルチア。その……お前が――欲しい」
「ホントに?」
「おい、いい加減キレルぞ」
「だって、これじゃあ、言わせたみた――」
「だあ、もう! いっつも強気なのになんでこんなところで弱気なんだよ! オレはお前が思ってるよりずっとお前を好きだっての!! 普通、両想いの好きな女が目の前であられもない姿してたら欲望のままに犯すだろ!? それをお前、大切だからってお前が痛くないように慣らして、お前の心の準備できるまで待ってやってるオレの気持ち考えやがれ!」
熱を持ったまま、もはや痛いほど収まらない欲望にこちらの方が泣きたくなる。
「えっと、ごめん?」
「ああ、ホントになっ!」
いつの間にか、ルチアの涙は止まっていた。
「フェル――」
「ッ――」
初めてのルチアからのキスに、オレは今までにないくらいの熱が込み上げてくるのを感じる。
「好き――だから、その……シ、シても、いいよ?」
「いいよって……ハアァァ」
「な、なんでため息!? 頑張ったのに!」
「ああ、ハイハイ。まあ、今日はそれで許してやるよ」
「うぅぅ」
低く唸り声をあげる彼女の涙のあとを舌で舐めとる。頼むからもう泣かないでほしいという想いと、オレのためだけにならいくらでも泣かせたいという相反する想いが生まれる。
とりあえず今は――
「イイ声で啼けよ、ルチア?」
彼女の充分に濡れた秘部にオレの欲望を突っ込む。熱く絡みつく感覚に、思わずイッてしまいそうになるのをグッとこらえ、彼女の反応をうかがう。
「アッ――」
「声、押さえんなよ」
オレの声に反応し、キュッと締めつけを強くするその感覚に喜びを感じる。スルリと背中を撫でると、より深い所に当たり彼女が跳ねる。
「フェッ――ル、蔦、嫌ッだ」
オレにすがり付いて首を緩く振る彼女の言葉に、ようやく自身が出した滑りけのある蔦が勝手に彼女の体に絡み付き、彼女の肌をなで回してることに気づく。
完全に無意識だった……。
「生理現象だから仕方ねぇだろ。お前だって、尻尾、巻き付けてるじゃねぇかッ」
先程からしきりに絡み付くルチアの黒くて長い尻尾。それがフワフワと腰の辺りに巻き付いてくる度に、全てを吐き出しそうになってしまう。逃げ腰になっている彼女の細い腰を支え、先ほど見つけた彼女のイイ所に当たるように腰を動かす。
「ヒッ――」
ルチアの胸でその存在を強く主張しているツンと立った二つの赤い突起をキュッと細めの蔦で摘み、その大きな胸にも太めの蔦を絡ませ、やわやわと緩い刺激を与える。首筋、横腹、背中――彼女が敏感に反応を示した箇所を今度は意思を持って蔦で攻める。強い刺激に慣れていない彼女がギュッとオレに抱きついたまま、オレの耳元で甘く荒い息を繰り返し吐き出している。
彼女の頭を撫で、目の前に見えたピクピクと動く猫耳を柔く噛む。
「ルチア、力抜け」
猫耳にフッと息をかけ優しく尻尾の付け根を撫でてやると、彼女はビクッと反応しオレにしがみつく力を更に強めた。
「ンッッ――」
何度も何度も絶頂しそうになるのを抑えながら、彼女がイク瞬間に合わせるように動く。ルチアの呼吸と締め付けが一際乱れた時、オレは彼女のイイ所を思いきり突き彼女と共に果てた。
「ハッ――アッ――」
互いに乱れた呼吸と重なりあう体温が心地よい。彼女に巻き付いたままだった蔦をいったんシュルリと緩める。その小さな動きにすら彼女が敏感に反応し、可愛い声を上げているのが本当に愛おしい。
やがて息を整えたルチアが顔を真っ赤にしながらオレから逃げ出そうと動き出したが、オレはそんな彼女をギュッと抱きしめ、その動きをとめる。
「フェ、フェル――えっと、ぬぬぬ、抜いてもらえたりしたら、嬉しいなあ、なんてっ!」
「ハッ、冗談」
「いやいやいや、冗談でもなんでもなく、マジなんだけど」
先程の行為のせいで若干涙目のままの彼女がいつものように色気のない返しをしてきたが、今の姿ではどんな返しでも萎えたりしない。
「オレ、かなり我慢したの知ってる?」
「ああ、うん、それは……ごめん。でも、このままってのはホラ、恥ずかしいし――」
ルチアからオレの匂いがほんのりとする。無事にオレの魔力を彼女に定着させるのには成功したらしいが、まだ薄い。完全に他の奴等が諦めるにはもっと濃いマーキングが必要だ。
それにしても……
「ちょ、ちょっと!? なんでまたカタクしてんの!?」
「ようやく、お前はオレのモノになったんだな」
チュッとやはりオレにしては不釣り合いなほどに優しいキスを彼女の唇へと落とす。
「ま、ままま、待って! 私まだイッタばっ――ンッ――」
「まだイケルだろ?」
彼女の首に唇を這わせ、オレの香りと混ざり合う彼女の香りを堪能する。
「お前はオレのモノだ。誰にも渡さないし、離してなんてやらない。もちろん、逃げても――無駄だからな」
思った以上に低い声と殺気が出てしまうが、この鈍感女にはそれぐらい凄んで言わないと伝わらないような気もするので、案外ちょうど良かったかもしれない。
「ッ――に、逃げないよ……絶対。それに、その、わ、私もフェルのこと離したりなんかしないし、さ! うん。で、でもね、それとこれとは、ちょっと別の話で――って、フェル、待ッ――ンッ――」
その答えに満足し、オレはまた自分の欲望に忠実になるのだった。
「おい、そろそろ言えよ。オレのが欲しいって」
イイ所を攻めすぎてグズグズになってるのに、オレが欲しいとは言わないルチアに段々イライラが募ってくる。
「イカせてほしいだろ?」
フルフルと首を振るルチアは今や全裸。すぐそこにいるのに手に入らない彼女の心はどうやったら手に入るのだろう。
「なあ、お前はオレのこと好きなんだろう?」
「す――き」
その言葉に少しだけイライラが収まったが、逆に悲しい気持ちが込み上げてくる。
「じゃあ、なんで、お前はオレに応えないんだよ。からかってんのか? オレはお前がゴーサイン出さないとお前に手を出せないって?」
グッと彼女の秘部に太い蔦を入れると、グチュという淫らな音と共に彼女の艶かしい吐息が聞こえた。
「お前の意思に関係なく最後まですることは可能だ。オレはお前が手懐けてる犬みたいに従順じゃねぇが、それでもオレはお前がッ――チッ……そもそも、なんでこのオレがこんな想いしなくちゃいけねーんだよ……ああ、もう、いい。ヤルぞ」
「イ――ヤッ」
「なんでだよ!?」
オレの怒鳴り声に、彼女がビクリと反応する。
そうじゃない。
恐がらせたい訳じゃないんだ。
オレはただ――
「だって……まだ……」
「!?」
驚きで声が出なかった。
彼女が泣いている……。
大粒の涙をポロポロと溢すその姿に、サアッと血の気が引く。急いで蔦を回収し、慌ててその涙を拭くが、止めどなく流れてくるソレに胸が痛くなる。
「おい、そんなに嫌だったのか!?」
フルフルと首を振る彼女に訳がわからず、ただただ涙を拭くことしかできない。
「私、言われてない」
「言うって何をだよ」
「好きって……」
「はあぁ!?」
思わず間抜けな声を出してしまった。
「私ばっかりじゃ嫌なの。私がフェルのモノなら、フェルも私のモノになってよ」
泣きながらこちらを睨むマゼンタ色の瞳に、体全体から力が抜けた。
「バッッッカじゃねぇ……」
「知ってるよ、バカだってこと……でも、いっつも私ばっか好きで、フェルの周りには綺麗なお姉様達がいて、体だけの関係とかはやっぱ嫌で――」
ポロポロと流れ落ちる涙が愛おしい。今まで女の涙ほど鬱陶しいものはないと思ってたのに、恐ろしいことだ。そんなオレの変化にまったく気付かない超鈍感女に、優しく触れるだけのキスをする。
もう、プライドや意地なんてクソ食らえだ。
「ああ、もう、一回しか言わないぞ?」
「ん――」
気恥ずかしくなり、コホンと咳払いをしてしまう。
「…………好きだ、ルチア。その……お前が――欲しい」
「ホントに?」
「おい、いい加減キレルぞ」
「だって、これじゃあ、言わせたみた――」
「だあ、もう! いっつも強気なのになんでこんなところで弱気なんだよ! オレはお前が思ってるよりずっとお前を好きだっての!! 普通、両想いの好きな女が目の前であられもない姿してたら欲望のままに犯すだろ!? それをお前、大切だからってお前が痛くないように慣らして、お前の心の準備できるまで待ってやってるオレの気持ち考えやがれ!」
熱を持ったまま、もはや痛いほど収まらない欲望にこちらの方が泣きたくなる。
「えっと、ごめん?」
「ああ、ホントになっ!」
いつの間にか、ルチアの涙は止まっていた。
「フェル――」
「ッ――」
初めてのルチアからのキスに、オレは今までにないくらいの熱が込み上げてくるのを感じる。
「好き――だから、その……シ、シても、いいよ?」
「いいよって……ハアァァ」
「な、なんでため息!? 頑張ったのに!」
「ああ、ハイハイ。まあ、今日はそれで許してやるよ」
「うぅぅ」
低く唸り声をあげる彼女の涙のあとを舌で舐めとる。頼むからもう泣かないでほしいという想いと、オレのためだけにならいくらでも泣かせたいという相反する想いが生まれる。
とりあえず今は――
「イイ声で啼けよ、ルチア?」
彼女の充分に濡れた秘部にオレの欲望を突っ込む。熱く絡みつく感覚に、思わずイッてしまいそうになるのをグッとこらえ、彼女の反応をうかがう。
「アッ――」
「声、押さえんなよ」
オレの声に反応し、キュッと締めつけを強くするその感覚に喜びを感じる。スルリと背中を撫でると、より深い所に当たり彼女が跳ねる。
「フェッ――ル、蔦、嫌ッだ」
オレにすがり付いて首を緩く振る彼女の言葉に、ようやく自身が出した滑りけのある蔦が勝手に彼女の体に絡み付き、彼女の肌をなで回してることに気づく。
完全に無意識だった……。
「生理現象だから仕方ねぇだろ。お前だって、尻尾、巻き付けてるじゃねぇかッ」
先程からしきりに絡み付くルチアの黒くて長い尻尾。それがフワフワと腰の辺りに巻き付いてくる度に、全てを吐き出しそうになってしまう。逃げ腰になっている彼女の細い腰を支え、先ほど見つけた彼女のイイ所に当たるように腰を動かす。
「ヒッ――」
ルチアの胸でその存在を強く主張しているツンと立った二つの赤い突起をキュッと細めの蔦で摘み、その大きな胸にも太めの蔦を絡ませ、やわやわと緩い刺激を与える。首筋、横腹、背中――彼女が敏感に反応を示した箇所を今度は意思を持って蔦で攻める。強い刺激に慣れていない彼女がギュッとオレに抱きついたまま、オレの耳元で甘く荒い息を繰り返し吐き出している。
彼女の頭を撫で、目の前に見えたピクピクと動く猫耳を柔く噛む。
「ルチア、力抜け」
猫耳にフッと息をかけ優しく尻尾の付け根を撫でてやると、彼女はビクッと反応しオレにしがみつく力を更に強めた。
「ンッッ――」
何度も何度も絶頂しそうになるのを抑えながら、彼女がイク瞬間に合わせるように動く。ルチアの呼吸と締め付けが一際乱れた時、オレは彼女のイイ所を思いきり突き彼女と共に果てた。
「ハッ――アッ――」
互いに乱れた呼吸と重なりあう体温が心地よい。彼女に巻き付いたままだった蔦をいったんシュルリと緩める。その小さな動きにすら彼女が敏感に反応し、可愛い声を上げているのが本当に愛おしい。
やがて息を整えたルチアが顔を真っ赤にしながらオレから逃げ出そうと動き出したが、オレはそんな彼女をギュッと抱きしめ、その動きをとめる。
「フェ、フェル――えっと、ぬぬぬ、抜いてもらえたりしたら、嬉しいなあ、なんてっ!」
「ハッ、冗談」
「いやいやいや、冗談でもなんでもなく、マジなんだけど」
先程の行為のせいで若干涙目のままの彼女がいつものように色気のない返しをしてきたが、今の姿ではどんな返しでも萎えたりしない。
「オレ、かなり我慢したの知ってる?」
「ああ、うん、それは……ごめん。でも、このままってのはホラ、恥ずかしいし――」
ルチアからオレの匂いがほんのりとする。無事にオレの魔力を彼女に定着させるのには成功したらしいが、まだ薄い。完全に他の奴等が諦めるにはもっと濃いマーキングが必要だ。
それにしても……
「ちょ、ちょっと!? なんでまたカタクしてんの!?」
「ようやく、お前はオレのモノになったんだな」
チュッとやはりオレにしては不釣り合いなほどに優しいキスを彼女の唇へと落とす。
「ま、ままま、待って! 私まだイッタばっ――ンッ――」
「まだイケルだろ?」
彼女の首に唇を這わせ、オレの香りと混ざり合う彼女の香りを堪能する。
「お前はオレのモノだ。誰にも渡さないし、離してなんてやらない。もちろん、逃げても――無駄だからな」
思った以上に低い声と殺気が出てしまうが、この鈍感女にはそれぐらい凄んで言わないと伝わらないような気もするので、案外ちょうど良かったかもしれない。
「ッ――に、逃げないよ……絶対。それに、その、わ、私もフェルのこと離したりなんかしないし、さ! うん。で、でもね、それとこれとは、ちょっと別の話で――って、フェル、待ッ――ンッ――」
その答えに満足し、オレはまた自分の欲望に忠実になるのだった。
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