【改稿版・完結】その瞳に魅入られて
「——君を愛してる」
そう悲鳴にも似た心からの叫びは、婚約者である私に向けたものではない。私の従姉妹へ向けられたものだった——
幼い頃に交わした婚約だったけれど私は彼を愛してたし、彼に愛されていると思っていた。
あの日、二人の胸を引き裂くような思いを聞くまでは……
『最初から愛されていなかった』
その事実に心が悲鳴を上げ、目の前が真っ白になった。
私は愛し合っている二人を引き裂く『邪魔者』でしかないのだと、その光景を見ながらひたすら現実を受け入れるしかなかった。
『このまま婚姻を結んでも、私は一生愛されない』
『私も一度でいいから、あんな風に愛されたい』
でも貴族令嬢である立場が、父が、それを許してはくれない。
必死で気持ちに蓋をして、淡々と日々を過ごしていたある日。偶然見つけた一冊の本によって、私の運命は大きく変わっていくのだった。
私も、貴方達のように自分の幸せを求めても許されますか……？
※後半、壊れてる人が登場します。苦手な方はご注意下さい。
※このお話は私独自の設定もあります、ご了承ください。ご都合主義な場面も多々あるかと思います。
※『幸せは人それぞれ』と、いうような作品になっています。苦手な方はご注意下さい。
※こちらの作品は小説家になろう様でも掲載しています。
そう悲鳴にも似た心からの叫びは、婚約者である私に向けたものではない。私の従姉妹へ向けられたものだった——
幼い頃に交わした婚約だったけれど私は彼を愛してたし、彼に愛されていると思っていた。
あの日、二人の胸を引き裂くような思いを聞くまでは……
『最初から愛されていなかった』
その事実に心が悲鳴を上げ、目の前が真っ白になった。
私は愛し合っている二人を引き裂く『邪魔者』でしかないのだと、その光景を見ながらひたすら現実を受け入れるしかなかった。
『このまま婚姻を結んでも、私は一生愛されない』
『私も一度でいいから、あんな風に愛されたい』
でも貴族令嬢である立場が、父が、それを許してはくれない。
必死で気持ちに蓋をして、淡々と日々を過ごしていたある日。偶然見つけた一冊の本によって、私の運命は大きく変わっていくのだった。
私も、貴方達のように自分の幸せを求めても許されますか……？
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作品の情報
【改稿版・完結】その瞳に魅入られて
| お気に入り | 2,266 |
|---|---|
| 初回公開日時 | 2022.05.17 18:00 |
| 更新日時 | 2023.04.22 18:00 |
| 初回完結日時 | 2022.06.02 18:06 |
| 文字数 | 95,567 |
| 24h.ポイント | 610 pt (2,485位) |
| 週間ポイント | 2,562 pt (3,826位) |
| 月間ポイント | 14,700 pt (3,062位) |
| 年間ポイント | 66,019 pt (8,432位) |
| 累計ポイント | 1,378,661 pt (3,724位) |
投稿小説
兎子様、感想ありがとうございます。
アイザックはアリアが好きすぎるあまり、嫌われる事を極度に恐れてしまったんですよね(T ^ T)
お互い気持ちを曝け出せていたら結果は全く違ったのにと私も思います。すれ違い辛い＿|￣|○
あのままエミリーの妨害がなければ、きっとアリアは呼吸も出来ないくらいデロデロにアイザックから愛されていたんだろうなと思ったり(｡-_-｡)
セリ様、感想ありがとうございます。
アイザックはアリアの幻覚を見ていたんです( ；∀；)
そしてそのまま彼の望む幸せの世界で生きていくのかなと思っています。
エミリーに関しては、本当に命尽きるまであのままかと思います＿|￣|○汗
ゆまーま様。
アイザックが望んだ幻でした(T ^ T)
エミリーは……どこかで、エミリー節を炸裂させているかと思います(｡-_-｡)
ぶんまる様。
このままアイザックはアリアへの想いを生涯貫いて生きていくのではないでしょうか。
ただ、このままではあまりにも救いがないのでifを執筆しようか現在検討中です(T ^ T)
kunoenokou様。
本当に仰る通りです( ；∀；)
アイザックが本音を言っていたら結果は全然違っていたと思います。
“匂い”に関しては壊れてしまったからこそ彼の望むものが全て五感で感じるようになっています(T ^ T)
それがきっとアイザックの幸せなんだと思います。
私も以前、同じように聞かれたくない内容を聞かれてしまった事あります＿|￣|○
だからアイザックの気持ちが痛いくらい分かってしまう……(･･;)
tente様。
今後アリアは、魔界で新たな問題に直面するかもしれませんし、そうでないかもしれません。
ただ、今のままのアリアでは問題が起きたらまた逃げる可能性があるので、そういった自分の弱さを認識して正していく事は今後の課題かなと思います(･･;)
アリアのその後に関しては、続編という形でいつか出せたらいいなと思っていますm(_ _)m
ようこ様、感想ありがとうございます。
宜しければ、この先のお話も是非楽しんでいただけると嬉しいです(｡-_-｡)
なつめ様、感想ありがとうございます。
もうすぐこのお話も終わりを迎えますので、明日以降も是非楽しんでいただけたら嬉しいです(｡-_-｡)
おゆう様。
この先のお話も是非楽しんでいただけると嬉しいです(｡-_-｡)
lemon様、初めまして(｡-_-｡)
感想ありがとうございます。
この先のお話も是非楽しんでいただければと思いますm(_ _)m
どら様。
アイザックが違うと叫んでもエミリーの耳に届くのか……
なんせエミリーは人の形をした別生物なので←
この二人がどんな結末を迎えるのか、是非楽しみにしていて下さい(｡-_-｡)
芍薬様初めまして(｡-_-｡)
アリア父視点も更新予定ですので、是非そちらで父自身どのような罰を受けるのか確認していただけたらと思います！
まだ公開されていないので、お伝え出来る内容がなく申し訳ないです＿|￣|○
モルガナ様、教えていただきありがとうございます！
すぐに訂正させていただきましたm(_ _)m
モルガナ様。
アイ ザックリ……笑ってしまいました(｡-_-｡)
いよいよ二人のクライマックスとなっていきますので(´･Д･)」
この二人がどのような結末を迎えるのか、是非楽しみにしていて下さい(｡-_-｡)←
マリオ様、エミリーもヤンデレでした＿|￣|○
アイザックが逃げられるのか、捕まるのか。
もう少しだけお付き合いいただければと思いますm(_ _)m
とまとさん様、エミリーが……(T ^ T)
ただエミリー節、まだこれで終わりではないので←
もう少しだけお付き合いいただけたらと思います( ；∀；)
サハラ様、感想ありがとうございます。
確かに仰る通り、アリアは傷つく事を恐れるあまり全ての責任を放棄して逃げてしまいました。
ですが、彼女はノアを召喚した日に全てを捨てる選択をしてしまったので、もうアイザックと人生が交わる事はありません。
しかし、この先ノアとの生活の中でアリアが成長出来るかどうかはご想像にお任せしたいと思いますm(_ _)m
エミリーが狂人すぎました＿|￣|○
確かにおゆう様の考えのように、いずれ媚薬などは使われていそうですね(･･;)
アリア父はどう出るのか……((((；ﾟДﾟ)))))))
私からは現時点でお伝え出来る事がなく申し訳ないのですが、どうぞ最後までお楽しみ下さい(｡-_-｡)
確かにノアの方が純粋にアリアを愛している感じではあると思います(･･;)
一体誰が“狂気”タグを回収してくれるのか……
是非楽しみにしていて下さい♪
おゆう様、本日更新される視点はあの方です(￣^￣)ゞ！←誰
父親視点も更新予定なのですが、すぐではないのでもう少しだけお待ちいただけたらと思いますm(_ _)m
とまとさん様、再びの感想ありがとうございます。
狂人エミリーのせいでたくさんの人の人生が狂ってしまいました(T ^ T)
その狂人エミリーのその後もきちんと更新予定ですので！
今しばらくお待ち下さいませ(｡-_-｡)
エイル様、本当にこの二人は大いなるすれ違いを展開してしまいました＿|￣|○
きっとこのまま婚姻していたとしてもいずれは破綻していたと私も思います。
すみません、“エミリー”ではなく“エネミー”に声をあげて笑ってしまいました！笑
そしてエミリーはひとり相撲のプロです(￣^￣)ゞ！
ulalume様感想ありがとうございます。
そうなんです！まさに報連相不足だったんです( ；∀；)
『誠意も隠せば不誠実』本当にその通りだと思います＿|￣|○
マリオ様、再びの感想ありがとうございます。
そうなのです、アイザックはヤンデレ属性持ちの男だったんです(･･;)
彼はアリアから嫌われる事を恐れるあまり、彼は絶対に間違えてはいけない場面で間違えてしまいました(T ^ T)
ただ、エミリーがあまりにも恐ろしすぎました＿|￣|○
かな様、感想ありがとうございます。
エミリーは未知の生物＋危険物です(T ^ T)
普通に生活している人には絶対に理解できない思考回路の持ち主です＿|￣|○
アイザック……彼のその後ももうすぐ更新予定ですので、今しばらくお待ちいただけたらと思います(｡-_-｡)
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