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遂に完成下着姿 残りは2枚だけ
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事実上ブルマーを脱ぐしかないのであったが、コスチュームのパンチラすら嫌がるくるみである。憎いデビルクライムの前で下着姿になるなど絶対にごめんだった。
(わたしにこんな恥ずかしい事させるなんて、お姉様許さないわ。あとで絶対にアイスクリームおごってもらうんだから)
そんな事を考えて、悲しい現実逃避に逃げようとしたが、デビルフォックスの罵声が彼女を非情な現実に引き戻す。
「どうしたフェアリーブルー! さっさと脱げ!」
(ああ……あいつらにパンツを見せるなんていやっ! で、でも脱ぐしかないのね……)
さやかは、精一杯の勇気を振り絞って、震える両手をブルマーに掛ける。ゆっくりと下に降ろしていった
フェアリーブルーは、とうとう嫌々ながらブルマーを脱ぎ捨てた。正義の美少女ヒロインの下着姿が完成したのである。
くるみのパンティは、十五歳らしい純白の木綿に可愛らしいイチゴ柄がプリントされた 少し小さめのものだった。細身の体型でありながら、出るべきところは出ているプロポー ションの持ち主である彼女だ。
パンツ一枚になった下半身は、美しく色っぽい曲線を描き出している。大人びた雰囲気の清楚な美貌と、年齢相応の可愛らしいパンツのギャップがまた男たちのスケベ心を最高にソソるのだった。
「正義の美少女ヒロインのパンティ大公開~」
「うおっ、イチゴのパンティだぜ」
「エロすぎだ。たまらんぜ!」
くるみのイチゴパンティに大喜びのデビルクライム陣営は、歓声を上げてさんざん囃し立てる。先ほどのブルマーにはブーイングを浴びせたのに現金なものであった。彼らの身勝手な叫びが、くるみの耳に突き刺さった。
(い、いやああっ! 恥ずかしいっ!)
遂にブラジャーとパンティだけになってしまった美少女は、心の中で絶叫を上げていた。 すさまじい屈辱感と羞恥心に襲われていたのだ。
聡明な頭脳を持っている彼女だったが、頭の中がパニックで大混乱し、冷静に考える事ができなかった。もう何をしていいかわからず、怪人の命ずるまま、抗う事ができずに言われるままに動いてしまう状態に追い込まれていた。
――ダ、ダメよ! これ以上は脱げないわ。脱ぎたくないっ。でもわたしがハダカにならないとお姉様が殺されてしまう。ああっ、ブラジャー取ったら胸が丸見えになっちゃう。 そして、その次はパンツを……いやっ、いやっ! こんな連中の前で丸裸になるなんて 絶対できない――
頭の中では嫌がっているのに、もう自分がフルヌードになるネガティブイメージしか沸いてこなかった。
(わたしにこんな恥ずかしい事させるなんて、お姉様許さないわ。あとで絶対にアイスクリームおごってもらうんだから)
そんな事を考えて、悲しい現実逃避に逃げようとしたが、デビルフォックスの罵声が彼女を非情な現実に引き戻す。
「どうしたフェアリーブルー! さっさと脱げ!」
(ああ……あいつらにパンツを見せるなんていやっ! で、でも脱ぐしかないのね……)
さやかは、精一杯の勇気を振り絞って、震える両手をブルマーに掛ける。ゆっくりと下に降ろしていった
フェアリーブルーは、とうとう嫌々ながらブルマーを脱ぎ捨てた。正義の美少女ヒロインの下着姿が完成したのである。
くるみのパンティは、十五歳らしい純白の木綿に可愛らしいイチゴ柄がプリントされた 少し小さめのものだった。細身の体型でありながら、出るべきところは出ているプロポー ションの持ち主である彼女だ。
パンツ一枚になった下半身は、美しく色っぽい曲線を描き出している。大人びた雰囲気の清楚な美貌と、年齢相応の可愛らしいパンツのギャップがまた男たちのスケベ心を最高にソソるのだった。
「正義の美少女ヒロインのパンティ大公開~」
「うおっ、イチゴのパンティだぜ」
「エロすぎだ。たまらんぜ!」
くるみのイチゴパンティに大喜びのデビルクライム陣営は、歓声を上げてさんざん囃し立てる。先ほどのブルマーにはブーイングを浴びせたのに現金なものであった。彼らの身勝手な叫びが、くるみの耳に突き刺さった。
(い、いやああっ! 恥ずかしいっ!)
遂にブラジャーとパンティだけになってしまった美少女は、心の中で絶叫を上げていた。 すさまじい屈辱感と羞恥心に襲われていたのだ。
聡明な頭脳を持っている彼女だったが、頭の中がパニックで大混乱し、冷静に考える事ができなかった。もう何をしていいかわからず、怪人の命ずるまま、抗う事ができずに言われるままに動いてしまう状態に追い込まれていた。
――ダ、ダメよ! これ以上は脱げないわ。脱ぎたくないっ。でもわたしがハダカにならないとお姉様が殺されてしまう。ああっ、ブラジャー取ったら胸が丸見えになっちゃう。 そして、その次はパンツを……いやっ、いやっ! こんな連中の前で丸裸になるなんて 絶対できない――
頭の中では嫌がっているのに、もう自分がフルヌードになるネガティブイメージしか沸いてこなかった。
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