フェアリーシスターズ――悪の組織と戦いエッチなピンチに耐えながら平和を守る正義の三姉妹

磔のホワイト フェアリー姉妹を襲う罠！

　まだ経験不足の若い女戦士にとっては、ハリツケにされることがこんなにも屈辱であるということは思いも寄らなかった。やはり、わたしはお姉様の助け がなければやっていけない未熟者なのか？ 

「フフフ、作戦通りだな」 

　会心の笑みを浮かべる、デビルクライムの女怪人デビルパンサー。 狙い通りに二人の女戦士のうち、力の劣る方を捕らえるのに成功したのだ。これでフェアリーレッドも･･････ 
　
　フェアリーホワイトにとっては恥辱でしかないこの状況も、デビルクライムの側からすると、ガラッと観点が変わる。 抜群のプロポーションを誇る、仮面の超美少女が、ミニスカのコスチュームを身に纏って、無防備な状態で磔にされているのだ。 

　サディズム的な心理を刺激するSMチックなシチュエーションだった。これからどんなエロチックな展開があるのか。その場の戦闘員たちは皆、目をギラギラさせ股間を硬くした。

　デビルパンサーは、捕らわれのフェアリーホワイトに喋りかけた。
 
「どうだい、フェアリーホワイト、ハリツケになった気分は？」 

　十字架上のさやかは、そっぽを向いて答えなかった。それが、せめてもの抵抗 だった。 

「フッ、そうツンケンするなよ。あたしが命令すれば、お前さん、ひどい目に遭 うんだよ。こいつら見てみな。お前さんを犯りたくてしょうがないのさ」 
　
　若い女戦士はギョッとした。いやらしい眼つきの戦闘員たちの視線が、肢体 に突き刺さってくる。 

（いやっ！　こいつら、わたしを犯そうと思ってるのね！） 
　
　美少女は震え上がった。そこに追い討ちをかけるように、デビルパンサーがフェアリーホワイトのミニスカートをまくり上げた。 

「きゃあっ！」　 
　
　ホワイトは悲鳴を上げた。下着を見せないようにするための、アンダースコートは いつの間にか脱がされていた。女子高生らしい、清純イメージの純白の木綿のパンティが露わになったのだ。
 
「ほう、フェアリーホワイトの生パンツは白か」 
　
デビルパンサーが告げ、戦闘員たちの鼻息はハアハアと荒くなった。

（ううっ、悔しい！）

下着を下級戦闘員たちに晒された恥辱に、ホワイトは唇を噛み締めて耐えるしかない。

「ハハハ！」 
　
とデビルパンサーは高笑いする。 

「安心しなよフェアリーホワイト。まだお前さんには手は出さん。なにしろ、お前さんは大事な 人質だ。憎いフェアリーレッドをおびき出すためのな！」 
　
これを聞いたフェアリーホワイトはハッとした。 

（そうなのね！　これもお姉様を捕らえるためのワナなのね。わたしを利用して、フェアリーレッドを誘い出すつもりなんだわ！）