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花園麻衣がタカシの前で乳房丸出しに!

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 ダーククロー基地から脱出した、ジャスティボーイとガールだったが、更に全力で駆け抜けた。基地の爆発が迫っていたのだ。

「全力で走るんだ!」

 2人は懸命に走った。なんとか数10m、基地から離れた。

「飛び込んで伏せるんだ!」

 2人が大地にダイビングして、伏せた直後に、後方から物すごい爆音が聞こえてきた。ダーククロー基地が自爆したのだった。

「ふう、なんとかかわしたな」
「危なかったわね」

 なんとか、爆発に巻き込まれなくて済んだ正義のジャスティコンビは、そこでやっと勝利の実感を得ることができたのだ。

「わたしたちの勝利ね」
「うん、そうだな」

 激闘のバトルを戦って疲れ切った2人は、地面に大の字に転がって会話した。

「今日はありがとね。タカシが来てくれなかったら、とんでもないことになってたわ」

 いつもは負けず嫌いで気の強さを見せるジャスティガール=花園麻衣が、今日はいつになくしおらしかった。それだけの大ピンチだったからだろうか。

「あたりまえだろ。おれがいつでも麻衣のピンチには助けに来てやる」
「まあ、今日は特別よ。卑怯な罠に引っ掛かっちゃっただけ。あんな奴ら、わたし1人で十分だから」

 麻衣は、さっきまでデレていながら、早くも元のペースを取り戻していた。

「しかし、あいつには注意しないとな。敵の幹部、ええと誰だっけ?」
「女幹部アーマスのやつね。今度あったらただじゃおかないから」

 ジャスティガールは、自分のカラダを弄ぼうとしたダーククローの女司令官に激しい敵意を燃やしていた。

「ああ、麻衣のオッパイ揉んでたやつか」

 タカシのこの一言に麻衣が反応した

「まあ、見てたのね! どうしてすぐ助けてくれなかったの?」

「いやいや、おれが行ったときには、もう揉まれてたから」

 まるで、ジャスティボーイがガールのピンチを放置していたかのような麻衣の言い方にタカシは慌てて言い訳した。

「もう、タカシのエッチ!」

 麻衣はプンプン怒るが、もちろん本気ではない。しおらしい麻衣から、いつもの彼女に戻っていた。

「ま、帰ろうか」

 タカシの一言で、2人は帰途についた。ところが、

「ちょっと、わたしの家に寄ってかない?」

 麻衣が意外な事を言った。幼馴染の2人ではあったが、麻衣がタカシを自分の家に誘うなど何年ぶりのことだろうか? タカシは久しぶりに花園麻衣の家に上がった。

「ここが麻衣の部屋か」

 タカシは緊張しながら麻衣の部屋に入った。すると麻衣は予想もしないことを言ってきた。

「今日は両親とも帰りが遅いの」

 美少女は、顔を赤らめながら続けた。

「さっきタカシが言ったように、わたしは敵に胸を揉まれちゃった。自分のカラダを汚された感じがするの。だから、タカシに清めてほしい。わたしの胸をあなたの手で揉んでちょうだい」

 そういうと、花園麻衣はタカシの目の前で、いきなりブラウスを脱いだ。そしてブラジャーも外したのだ。学園のアイドルが、乳首まるだしの上半身裸になったのだ。

「ええっ!」

 突然のビッグサプライズに、タカシは息もつけないほど驚いた。
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