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ヒロインピンチ⁉ 仕掛けられていた罠
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ここは、街はずれの広場、ある日の昼下がりだった。1人の正義のヒロインと、悪の怪人・戦闘員が睨み合っていた。ボス格の怪人1名が数人の戦闘員を従えていた。
超ミニスカートをまとったヒロインの名はジャスティガール、政倫高校の女子高生・花園麻衣がその正体だった。顔には赤い仮面をつけているが、それでも仮面の下は大変な美少女だと知れた。そして素晴らしい巨乳の持ち主でもある。
「お前がジャスティガールか。最近売り出し中のヒロインらしいな」
「悪事はやめなさい、ダークタイガー。そろそろ年貢の納め時よ」
「しかし、エロいミニスカはきやがって。一体、どんなパンティ穿いてるのか、見るのが楽しみだぜ」
「もう、あんたたちって、いつもそればっかりよね。他に言うことないのかしら?」
それほど、ジャスティガールの超ミニ姿は印象的なのだ。
他に言う事はないのか、と問われたダークタイガーは
「グフフ、お前さんのオッパイにも、注目してるぜ。服の下に隠れてるが、大きさといい形のよさといい、これほどのものは他に見たことがねえ」
怪人からの予想外の称賛に、ジャスティガールは、少し照れたような顔になり、満更でもなさそうに
「あら、それほどでもないと思うけど……」
だが、すぐ表情を引き締めると
「なんて、言ってる場合じゃないわ、行くわよ」
「正義の女神ジャスティガール参上! 悪人どもはまとめてぶっとばしてやる!」
彼女の決めゼリフを合図に、怪人たちと戦闘開始になった。
「とうっ!」
「えいっ!」
正義のヒロイン、ジャスティガールの動きは相変わらず軽快だった。得意のキックを連発して、順調にダークタイガーの手下どもをノックアウトしていく。吹っ飛ばされる戦闘員たち。あっという間に、その場にいた戦闘員を全員片付けてしまった。
「ほうっ、結構強いじゃないか、ジャスティガール。これからオレ様が相手してメタメタにやるから覚悟しな」
「そっちこそ、わたしのキックでやっつけてやるから!」
ジャスティガールとダークタイガーの一騎打ちになった。美少女ヒロインは、ハイキックで攻めこんでいったが、怪人はウィービングを使っで巧みにかわし、なかなか決定打を加えることができない。そうこうしているうちに
「じゃ、あばよ!」
ダークタイガーは、突然、ヒロインに背中を向けて、走って逃げ出したのだった。
「逃げるつもりなの? 待ちなさい!」
ジャスティガールは、逃げる怪人の後を、やはり走って追いかけた。
ダークタイガーが、近くに立っていた掘っ建て小屋の傍をすり抜けて走り去った後、ジャスティガールも小屋の所に来た時だ。小屋の屋根から、すぐ下にいる正義のヒロインに向かって大きなネットが降ってきたのである。
「きゃあっ!」
卑怯な罠が仕掛けられていたのだ。掛かってしまったジャスティガールの悲鳴が響いた。
超ミニスカートをまとったヒロインの名はジャスティガール、政倫高校の女子高生・花園麻衣がその正体だった。顔には赤い仮面をつけているが、それでも仮面の下は大変な美少女だと知れた。そして素晴らしい巨乳の持ち主でもある。
「お前がジャスティガールか。最近売り出し中のヒロインらしいな」
「悪事はやめなさい、ダークタイガー。そろそろ年貢の納め時よ」
「しかし、エロいミニスカはきやがって。一体、どんなパンティ穿いてるのか、見るのが楽しみだぜ」
「もう、あんたたちって、いつもそればっかりよね。他に言うことないのかしら?」
それほど、ジャスティガールの超ミニ姿は印象的なのだ。
他に言う事はないのか、と問われたダークタイガーは
「グフフ、お前さんのオッパイにも、注目してるぜ。服の下に隠れてるが、大きさといい形のよさといい、これほどのものは他に見たことがねえ」
怪人からの予想外の称賛に、ジャスティガールは、少し照れたような顔になり、満更でもなさそうに
「あら、それほどでもないと思うけど……」
だが、すぐ表情を引き締めると
「なんて、言ってる場合じゃないわ、行くわよ」
「正義の女神ジャスティガール参上! 悪人どもはまとめてぶっとばしてやる!」
彼女の決めゼリフを合図に、怪人たちと戦闘開始になった。
「とうっ!」
「えいっ!」
正義のヒロイン、ジャスティガールの動きは相変わらず軽快だった。得意のキックを連発して、順調にダークタイガーの手下どもをノックアウトしていく。吹っ飛ばされる戦闘員たち。あっという間に、その場にいた戦闘員を全員片付けてしまった。
「ほうっ、結構強いじゃないか、ジャスティガール。これからオレ様が相手してメタメタにやるから覚悟しな」
「そっちこそ、わたしのキックでやっつけてやるから!」
ジャスティガールとダークタイガーの一騎打ちになった。美少女ヒロインは、ハイキックで攻めこんでいったが、怪人はウィービングを使っで巧みにかわし、なかなか決定打を加えることができない。そうこうしているうちに
「じゃ、あばよ!」
ダークタイガーは、突然、ヒロインに背中を向けて、走って逃げ出したのだった。
「逃げるつもりなの? 待ちなさい!」
ジャスティガールは、逃げる怪人の後を、やはり走って追いかけた。
ダークタイガーが、近くに立っていた掘っ建て小屋の傍をすり抜けて走り去った後、ジャスティガールも小屋の所に来た時だ。小屋の屋根から、すぐ下にいる正義のヒロインに向かって大きなネットが降ってきたのである。
「きゃあっ!」
卑怯な罠が仕掛けられていたのだ。掛かってしまったジャスティガールの悲鳴が響いた。
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