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第2話 手紙
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新作
【新作】
【オンボロ剣】も全て【神剣】に変える最強術者
新感覚のスキルで面白いファンタジー小説になってます。どうぞ読んでみてください。
『転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件』
を新作連載しました。
こちらも爽快で、主人公最強の冒険ファンタジーとなっておりまして、テンポよく1話1500字で毎日更新していきます。
是非読んで見てください。
俺はキツく結んだネクタイを緩めて、街頭を歩く。
羽織をシワにならないように腕に掛け、持っていない手には缶ビールを持つ。
そして、一口呷る。
「ふはぁぁぁ。うまいな……」
仕事終わりに街頭を歩きながら、飲むビールは格別なものがある。
茨木と海老フライ定食を食った後、コーヒーを一杯飲んで、休憩を終え、会社へと戻った。
そこからはいつも通りに事務作業に徹する。
そこからの時間はあっという間に過ぎていった。
ワードで資料をまとめて、そして印刷。この繰り返しだ。
慣れというものは非常に便利な機能だと俺は思う。
そんな事を思いながら、ビールを呷りながら帰途を辿る。
「はぁ……こんな日常も悪くは……ないのかな」
俺はふと感傷的な気分になり、天を仰ぐとそこには満点の星空は見当たらなかった。
「まぁ都会で、満点の星空なんて見えやしないか……」
俺は一等星が綺麗に輝いているのを見逃して。
そして、しばらく歩くて家に着く。
俺の家はいわゆるアパートと言った場所である。
3階建てのアパートで、俺はというとそのアパートの201号室に住んでいる。
階段をのそり、のそりと上がりとうとう家の前につき、鍵を開ける。
「ただいま………って、誰も居はしないか……」
俺はネクタイを完全に首元から離脱させ、ジャケットをとりあえず椅子へとかける。
今日は調子が悪いのか、アルコールが体に回るのが早い。
「……なんだろう、ちょっとダルいのかな……」
俺はスーツのシャツを着たまま、ベットへと横たわる。
部屋の光がなんとも眩しく感じたので、思わず腕で光を遮る。
「……はぁ、なんかもう色々と…………」
そんな諦観的思考が頭を巡り出し、そのまま眠気が回り出し、そして俺は眠りへと誘われる。
⭐︎⭐︎⭐︎
ファンタジー定番の大草原。
「レベルは4上がったけど、今のところレベルが上がる事に意味はなさそうだな」
というのもHP、MPも♾という可笑しなステータスなのでレベルが上がっても、もはや変動しないので自己満足にしかならない。
俺はステータスを確認して、スライムからドロップした魔石を小袋に詰める。
これでとりあえず依頼は達成した。
俺は依頼達成の報告をするために、ファストという街の冒険者ギルドへと帰還することにする。
ファストの街に辿り着いた俺は早速冒険者ギルドへと向かう。
ファスト街は中世西欧のような街並みでいて、中世西欧と違うところといえば、魔女らしき帽子を被った人だったり、RPGのような大剣を担いだ人人が街を闊歩しているところだった。
この光景を見ると、つくづく本当に異世界に来ることが出来たんだなという事を実感する。
俺は冒険者ギルドの扉を叩き、中へと入る。
冒険者ギルドの扉を開けると、汗と酒、そして血が混じったような匂いが微かに鼻腔をさす。
ガヤガヤと居酒屋のような喧騒に包まれていて、笑い声と怒鳴り声が壁を叩きつける。
そして、俺はその間を擦り抜けるように通り抜け、カウンターへと到達する。
カウンターには受付嬢が控えていて、
「ガスヤさん、どうなされましたか? 先程依頼を受けたばかりですけど?」
受付嬢が不思議そうに俺を眺めるが、
「いえいえ困ったことがあったのではなくて、依頼達成の報告に来ました」
俺が依頼達成のことを告げると受付嬢は驚きの顔を浮かべて、
「え!? 確かスライム10匹の討伐依頼でしたよね? カズヤさんはまだ今日冒険者登録したばかりのFランクでしたよね? 普通だったら平均1日はかかってしまいますよ? それなのに依頼受注から依頼達成まで1時間程度しか経っていませんよ?」
受付嬢が俺の業績をツラツラ述べるのだが、俺としてはこの世界の基準というものがまだよくわからないので、頭を掻いて苦笑いする意外にない。
「……そ、そうなんですね、ちょっと頑張り過ぎたせいですかね」
俺のそんな姿が受付嬢には謙虚にいえたのか、
「ガスヤさんは凄い人ですね、普通の人であれば鼻を高くして自慢して、他を見下したりするのですが、カズヤさんにはそれが一切ない。本当に謙虚な方なんですね」
受付嬢は俺の事をかなり褒めてはくれるが、自分はそんな彼女が言うような謙虚な人物でもなければ、聖人でもない。
「そんなに褒めていただきありがとうございます。今後も自分なりに頑張りますね」
俺は受付嬢にそう言って、依頼報酬を貰う。
「じゃあ、今回はスライム10匹の討伐なので3000G(ゴールド)ですね! これからも活躍を期待していますね」
ギルドの受付嬢から手渡しで、報酬である3000Gを受け取り、冒険者ギルドを後にする。
そして、冒険者ギルドから外れて誰もいない裏道へと歩き、誰も居ないことを確認する。
そして、ステータスを開く。
_________________________________
【名前】成宮和也(ナルミヤカズヤ)
Lv.5/9999
【HP】 ♾
【MP】♾
【所持金】3000G
【エクストラスキル】
異世界転移
自動通貨変換
【称号】異世界人_________________________________
項目に所持金が増えてる。
とりあえず今日のところは元世界に帰ろう。
本当に元の世界へと帰れるのか試さなければならないし、それに自動通貨変換というものがどんなものなのか非常に気になる。
これが俺の予想と間違っていないのであれば、凄い力であることは間違いない。
そして、さらに確認したいのが元の世界に戻った時にこの世界同様、魔法が使えるかどうかである。
これらを確認するためにも一度、地球に戻ろう。
「よし、じゃあ地球に戻ることにするか———異世界転移」
そうすると、視界がぐにゃりと曲がって浮遊感が俺を包み込む。
そして、次の瞬間。
いたのは日本の上空だった。
そして、物理法則に従うまま落下していく。
「え、死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」
⭐︎⭐︎⭐︎
起きて———
どこか鈴のような音色の声が耳を優しく貫く。
この感覚はいつぶりだろうか。
暖かくて、優しくて、ちょっとだけ湿るそんな感覚。
これは以前、本当に好きだった彼女がいたときに感じた時の感覚だ。
そんなことを思い出せるくらい眠りが浅くなってしまったとき、
突如、眩しい閃光が塞がっていた目を貫いた。
その光学的刺激によって、俺はふと目を開ける。
眠い目を擦って、スーツのまま寝てしまった体を持ち上げる。
すると、机には見知らぬ手紙が1通届いていた。
気のせいか、少しだけ光っている気もする。
俺は慌てて部屋中を探し回る。
探し回ったが、部屋には誰の姿も居なかった。
クローゼットの中も、ベランダも、そして洗濯機の中も探した。
だが、そこには誰も居なかった。
「誰か家に入ってきて置いてったのか?」
ってことは、空き巣が来たのか?
俺は何も盗まれていないか、財布を確認して家の金庫だったり、銀行の印鑑などが無事あるかどうかを確認する。
「ちゃんとある…………」
俺は大切なものは何も盗まれていないことを確認すると、一息吐いて安堵する。
そして、安心した俺はもう一度、不思議な手紙に目を向ける。
「本当にこれはなんなんだろう……何かの嫌がらせかな?」
俺は机に謎に置かれた手紙をつまむ。
「怪しいけど、き、危険ではなさそうだな……」
怪しげではあるが、所詮紙。
危険は無かろうと思い、俺は恐る恐る手紙を開くことする。
そして、手紙の三角をめくり上げて、手紙を取り出す。
すると、そこには金色の文字で
「 異世界転移しますか? 」
記されていた。
俺はその瞬間。
頭の上は????の文字が浮かび上がる。
一度、手紙を封筒へと戻す。
そして、俺は当たりを見回す。
家の天井、そして家の角。
カメラが無いかどうかを確認する。
これはタチの悪いドッキリなんじゃないか、そしてYouTubeのドッキリなんじゃないか。
と、疑ってみるもののカメラらしきものは存在しない。
恐る恐る、もう一度手紙を開くと、
「え!? 何で!? さっきは違う内容が……」
手紙には先程書いてあった文字とは別で、
「 Yes or はい 」
凄くツッコミどころが多いのだが、俺に選択権は無いみたい。
俺は戸惑いは見せたものの、異世界に行けるのなら一度は行ってみたいものだななんて、思いながら手紙を封筒へとしまう。
すると突然、視界がぐにゃりと歪んだ。
そして、浮遊感が体を襲う。
そして、俺は異世界転移した。
【新作】
【オンボロ剣】も全て【神剣】に変える最強術者
新感覚のスキルで面白いファンタジー小説になってます。どうぞ読んでみてください。
『転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件』
を新作連載しました。
こちらも爽快で、主人公最強の冒険ファンタジーとなっておりまして、テンポよく1話1500字で毎日更新していきます。
是非読んで見てください。
俺はキツく結んだネクタイを緩めて、街頭を歩く。
羽織をシワにならないように腕に掛け、持っていない手には缶ビールを持つ。
そして、一口呷る。
「ふはぁぁぁ。うまいな……」
仕事終わりに街頭を歩きながら、飲むビールは格別なものがある。
茨木と海老フライ定食を食った後、コーヒーを一杯飲んで、休憩を終え、会社へと戻った。
そこからはいつも通りに事務作業に徹する。
そこからの時間はあっという間に過ぎていった。
ワードで資料をまとめて、そして印刷。この繰り返しだ。
慣れというものは非常に便利な機能だと俺は思う。
そんな事を思いながら、ビールを呷りながら帰途を辿る。
「はぁ……こんな日常も悪くは……ないのかな」
俺はふと感傷的な気分になり、天を仰ぐとそこには満点の星空は見当たらなかった。
「まぁ都会で、満点の星空なんて見えやしないか……」
俺は一等星が綺麗に輝いているのを見逃して。
そして、しばらく歩くて家に着く。
俺の家はいわゆるアパートと言った場所である。
3階建てのアパートで、俺はというとそのアパートの201号室に住んでいる。
階段をのそり、のそりと上がりとうとう家の前につき、鍵を開ける。
「ただいま………って、誰も居はしないか……」
俺はネクタイを完全に首元から離脱させ、ジャケットをとりあえず椅子へとかける。
今日は調子が悪いのか、アルコールが体に回るのが早い。
「……なんだろう、ちょっとダルいのかな……」
俺はスーツのシャツを着たまま、ベットへと横たわる。
部屋の光がなんとも眩しく感じたので、思わず腕で光を遮る。
「……はぁ、なんかもう色々と…………」
そんな諦観的思考が頭を巡り出し、そのまま眠気が回り出し、そして俺は眠りへと誘われる。
⭐︎⭐︎⭐︎
ファンタジー定番の大草原。
「レベルは4上がったけど、今のところレベルが上がる事に意味はなさそうだな」
というのもHP、MPも♾という可笑しなステータスなのでレベルが上がっても、もはや変動しないので自己満足にしかならない。
俺はステータスを確認して、スライムからドロップした魔石を小袋に詰める。
これでとりあえず依頼は達成した。
俺は依頼達成の報告をするために、ファストという街の冒険者ギルドへと帰還することにする。
ファストの街に辿り着いた俺は早速冒険者ギルドへと向かう。
ファスト街は中世西欧のような街並みでいて、中世西欧と違うところといえば、魔女らしき帽子を被った人だったり、RPGのような大剣を担いだ人人が街を闊歩しているところだった。
この光景を見ると、つくづく本当に異世界に来ることが出来たんだなという事を実感する。
俺は冒険者ギルドの扉を叩き、中へと入る。
冒険者ギルドの扉を開けると、汗と酒、そして血が混じったような匂いが微かに鼻腔をさす。
ガヤガヤと居酒屋のような喧騒に包まれていて、笑い声と怒鳴り声が壁を叩きつける。
そして、俺はその間を擦り抜けるように通り抜け、カウンターへと到達する。
カウンターには受付嬢が控えていて、
「ガスヤさん、どうなされましたか? 先程依頼を受けたばかりですけど?」
受付嬢が不思議そうに俺を眺めるが、
「いえいえ困ったことがあったのではなくて、依頼達成の報告に来ました」
俺が依頼達成のことを告げると受付嬢は驚きの顔を浮かべて、
「え!? 確かスライム10匹の討伐依頼でしたよね? カズヤさんはまだ今日冒険者登録したばかりのFランクでしたよね? 普通だったら平均1日はかかってしまいますよ? それなのに依頼受注から依頼達成まで1時間程度しか経っていませんよ?」
受付嬢が俺の業績をツラツラ述べるのだが、俺としてはこの世界の基準というものがまだよくわからないので、頭を掻いて苦笑いする意外にない。
「……そ、そうなんですね、ちょっと頑張り過ぎたせいですかね」
俺のそんな姿が受付嬢には謙虚にいえたのか、
「ガスヤさんは凄い人ですね、普通の人であれば鼻を高くして自慢して、他を見下したりするのですが、カズヤさんにはそれが一切ない。本当に謙虚な方なんですね」
受付嬢は俺の事をかなり褒めてはくれるが、自分はそんな彼女が言うような謙虚な人物でもなければ、聖人でもない。
「そんなに褒めていただきありがとうございます。今後も自分なりに頑張りますね」
俺は受付嬢にそう言って、依頼報酬を貰う。
「じゃあ、今回はスライム10匹の討伐なので3000G(ゴールド)ですね! これからも活躍を期待していますね」
ギルドの受付嬢から手渡しで、報酬である3000Gを受け取り、冒険者ギルドを後にする。
そして、冒険者ギルドから外れて誰もいない裏道へと歩き、誰も居ないことを確認する。
そして、ステータスを開く。
_________________________________
【名前】成宮和也(ナルミヤカズヤ)
Lv.5/9999
【HP】 ♾
【MP】♾
【所持金】3000G
【エクストラスキル】
異世界転移
自動通貨変換
【称号】異世界人_________________________________
項目に所持金が増えてる。
とりあえず今日のところは元世界に帰ろう。
本当に元の世界へと帰れるのか試さなければならないし、それに自動通貨変換というものがどんなものなのか非常に気になる。
これが俺の予想と間違っていないのであれば、凄い力であることは間違いない。
そして、さらに確認したいのが元の世界に戻った時にこの世界同様、魔法が使えるかどうかである。
これらを確認するためにも一度、地球に戻ろう。
「よし、じゃあ地球に戻ることにするか———異世界転移」
そうすると、視界がぐにゃりと曲がって浮遊感が俺を包み込む。
そして、次の瞬間。
いたのは日本の上空だった。
そして、物理法則に従うまま落下していく。
「え、死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」
⭐︎⭐︎⭐︎
起きて———
どこか鈴のような音色の声が耳を優しく貫く。
この感覚はいつぶりだろうか。
暖かくて、優しくて、ちょっとだけ湿るそんな感覚。
これは以前、本当に好きだった彼女がいたときに感じた時の感覚だ。
そんなことを思い出せるくらい眠りが浅くなってしまったとき、
突如、眩しい閃光が塞がっていた目を貫いた。
その光学的刺激によって、俺はふと目を開ける。
眠い目を擦って、スーツのまま寝てしまった体を持ち上げる。
すると、机には見知らぬ手紙が1通届いていた。
気のせいか、少しだけ光っている気もする。
俺は慌てて部屋中を探し回る。
探し回ったが、部屋には誰の姿も居なかった。
クローゼットの中も、ベランダも、そして洗濯機の中も探した。
だが、そこには誰も居なかった。
「誰か家に入ってきて置いてったのか?」
ってことは、空き巣が来たのか?
俺は何も盗まれていないか、財布を確認して家の金庫だったり、銀行の印鑑などが無事あるかどうかを確認する。
「ちゃんとある…………」
俺は大切なものは何も盗まれていないことを確認すると、一息吐いて安堵する。
そして、安心した俺はもう一度、不思議な手紙に目を向ける。
「本当にこれはなんなんだろう……何かの嫌がらせかな?」
俺は机に謎に置かれた手紙をつまむ。
「怪しいけど、き、危険ではなさそうだな……」
怪しげではあるが、所詮紙。
危険は無かろうと思い、俺は恐る恐る手紙を開くことする。
そして、手紙の三角をめくり上げて、手紙を取り出す。
すると、そこには金色の文字で
「 異世界転移しますか? 」
記されていた。
俺はその瞬間。
頭の上は????の文字が浮かび上がる。
一度、手紙を封筒へと戻す。
そして、俺は当たりを見回す。
家の天井、そして家の角。
カメラが無いかどうかを確認する。
これはタチの悪いドッキリなんじゃないか、そしてYouTubeのドッキリなんじゃないか。
と、疑ってみるもののカメラらしきものは存在しない。
恐る恐る、もう一度手紙を開くと、
「え!? 何で!? さっきは違う内容が……」
手紙には先程書いてあった文字とは別で、
「 Yes or はい 」
凄くツッコミどころが多いのだが、俺に選択権は無いみたい。
俺は戸惑いは見せたものの、異世界に行けるのなら一度は行ってみたいものだななんて、思いながら手紙を封筒へとしまう。
すると突然、視界がぐにゃりと歪んだ。
そして、浮遊感が体を襲う。
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