【短編小説】夢を抱く少年たち
僕は嬉しい夢をみた。それは、彼女ができて更に、小説を書いて新人賞を取った、というもの。実際の僕には彼女はいないし、新人賞もまだとってない。
あなたにおすすめの小説
【短編小説】遊び好きな彼と一途なわたし
遠藤良二
大衆娯楽
遊び好きな俺は彼女以外にも風俗に行ったり、ナンパをして引っ掛かった女を相手にしている。一方、一途な彼女は俺以外の男性には目もくれない。彼女も大切にしたいし、遊びたい。
私のことを大切にしてくれる人
遠藤良二
現代文学
(僕はあの子を抱きたい……。そして、あの子との間に出来た子どもを育てたい)
でも、そのためには経済力が必要。
だが、僕はあの子に嫌われていると思う。あの子の名前は、|大嶋智子《おおしまともこ》で、年齢は十九歳。大学一年生。 私には好きな人がいる。(私はあの人に抱かれたい……。そしてあの人の子どもを産みたい)
僕の名前は|神崎学《かんざきまなぶ》、二十一歳。大学を卒業して早く就職したい。大学を卒業したからって必ずしもいい会社に務められるわけではないし。
Last Recrudescence
睡眠者
現代文学
1998年、核兵器への対処法が発明された以来、その故に起こった第三次世界大戦は既に5年も渡った。庶民から大富豪まで、素人か玄人であっても誰もが皆苦しめている中、各国が戦争進行に。平和を自分の手で掴めて届けようとする理想家である村山誠志郎は、辿り着くためのチャンスを得たり失ったりその後、ある事件の仮面をつけた「奇跡」に訪れられた。同時に災厄も生まれ、その以来化け物達と怪獣達が人類を強襲し始めた。それに対して、誠志郎を含めて、「英雄」達が生れて人々を守っている。犠牲が急増しているその惨劇の戦いは人間に「災慝(さいとく)」と呼ばれている。