【短編小説】私のことを大切にしてくれる人

(僕はあの子を抱きたい……。そして、あの子との間に出来た子どもを育てたい)

 でも、そのためには経済力が必要。

 だが、僕はあの子に嫌われていると思う。あの子の名前は、|大嶋智子《おおしまともこ》で、年齢は十九歳。大学一年生。  私には好きな人がいる。(私はあの人に抱かれたい……。そしてあの人の子どもを産みたい)

 僕の名前は|神崎学《かんざきまなぶ》、二十一歳。大学を卒業して早く就職したい。大学を卒業したからって必ずしもいい会社に務められるわけではないし。
24h.ポイント 0pt
1
小説 191,954 位 / 191,954件 現代文学 8,146 位 / 8,146件

あなたにおすすめの小説

様々な友人との交流

遠藤良二
大衆娯楽
 今日、僕はスーパーマーケットの面接を受けて来た。筆記試験もあった。僕は親と住んでいるので衣食住には困らない。ただ、貯金もしたいし、小遣いももっと欲しい。結婚もしたいから、ここで正社員を目指す。詳しくは訊いてないけれど、もしかしたら転勤もあるかもしれない。もし、結婚して子どもが出来たら、転勤するとしたら僕ひとりで行くことになるのかもしれない。それは寂しいなぁ。まあ、とりあえず採用になった訳じゃないから転勤のことを考えるのは早い。

妻と愛人

遠藤良二
現代文学
 俺は35歳で|山国雄一《やまくにゆういち》という。奥さんは9つ年下の山国|達子《たつこ》、26歳。結婚6年目。今日は3月3日、ひな祭りの日で、結婚記念日。子どもは1人いて3歳の女の子で年少さん。幼稚園に通っている。達子はとても娘の|凛《りん》を可愛がっている。でも、俺は子どもが嫌いだ。だから、自分の子どもでも可愛いとは思えない。このことは達子には言っていないけれど。できちゃった婚だから責任をとるために結婚しただけだ。達子1人じゃ、凛を育てられないし。経済的にも難しいし。生活保護という手もあるけれど、それは達子は嫌みたいだ。なぜ嫌かと言うと多分、車を持てなくなるからだろう。確かに、この地域は車がないと非常に不便だし、困る。車は俺の普通車と、達子の軽自動車の2台ある。チャイルドシートは達子の車の助手席に設置されている。一応、念のため俺の車にもチャイルドシートは助手席に設置してある。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

【短編小説】みんなが笑顔になる存在

遠藤良二
大衆娯楽
 僕に妹が出来た。僕は小学五年生で十一歳。僕の名前は|坂井大平《さかいたいへい》、十一歳離れた妹の名前は|坂井心《さかいこころ》。凄く可愛い。  心は三千百二十グラムとママが言っていて、とても元気。でも、産まれつき右手の親指がない。とても可愛そう。おじいちゃんは奇形児が産まれた、と家族みんなの前で言った。すると、お父さんは怒った。「父さん! そういう言い方やめてくれ! 今時そんな言い方する奴いないぞ!?」 でも、おじいちゃんは、「実際そうだろ」「昔の人間はこれだから困る」「昔の人間!? わしはそんなんじゃないぞ! 現代の人間だ!」「なら、そういう差別的な言い方やめてくれ!」 お父さんが怒っている。怖い。 お母さんに笑顔はない。奇形児ってそんなにひどい言い方? ぼくはわからない。お父さんが怖いからお母さんにきいてみた。「ねえねえ、お母さん。きけいじってひどい言い方なの?」「あんたは黙ってなさい!」 お母さんにおこられた。なんでぼくが怒られるの? わからなくなっちゃった。

友達と好きな人

遠藤良二
現代文学
今日は僕の誕生日。12月15日。クリスマスも近いけれど一緒にいてくれる女性がいない。そもそも、僕には友達がいない。だから友達や彼女のいる僕の弟が羨ましい。

【短編小説】やっぱり彼女が好き

遠藤良二
大衆娯楽
 僕はある人物に久しぶりに再会した。僕は舞い上がり、嬉しい気分になった。彼女の名前は|田上愛《たがみあい》。三十五歳だと思う。僕より二つ下だということは覚えているから僕は三十七歳。僕の名前は、 |佐賀泰司《さがたいじ》という。  前に友人の|相田啓介《あいだけいすけ》に聞いた話しだと、愛ちゃんは病に伏しているらしい。どんな病気かは知らないが、今、目の前にいる愛ちゃんを見る限り、元気そうだ。  第一声は、僕からだった。 「よう! 愛ちゃん。元気?」  街でばったり会った愛ちゃんと呼んでいるその女性の氏名は |田上愛《たがみあい》。三十五歳。僕の片想いの相手。でも、この思いはまだ伝えていない。一年前にクラス会があり、そこで再会して僕は好意を持つようになった。ロングヘアーでほっそりとしたスタイル。相変わらず明るい性格に可愛い笑顔。よくよく訊いてみると、相田の言うように病気になり、少しの間入院していたらしい。どんな病気なのだろう。でも、訊かれたくないかもしれないから、訊いていない。

借金した女(SМ小説です)

浅野浩二
現代文学
ヤミ金融に借金した女のSМ小説です。

【連載小説】僕の好きなこと

遠藤良二
現代文学
僕は本が好き。特に小説が。趣味は読書。父も僕と同じ趣味。 内容的には好きなことをテーマに書いていきます。

処理中です...