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恋人とセフレの違いって?
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「それじゃあ、今日はこれで」
授業を終え、階段を渚君と一緒に降りて行くと
「先生、駅まで一緒なので送りますよ」
そう言って、アイツがジャケットを羽織りながら玄関に現れた。
「あ、嫌……大丈夫です」
作り笑顔を浮かべて言うと
「俺も友達の家に行くついでなので」
と、彼も爽やかな作り笑顔を浮かべて、隣で靴をはく。
「お兄ちゃん、遅くならないようにね」
「分かっているよ、母さん」
優しい笑顔を浮かべ、玄関を開けると
「じゃあ、先生。行きましょう」
と声を掛けて歩き出す。
「じゃあ、又、金曜日ね」
僕が渚君にそう言って、心配そうに僕の顔を見つめる渚君に手を振り、ドアを開けて待つアイツに続いて玄関を出た。
『バタン』
ドアが閉まると
「さ、行きましょう」
そう言って、アイツはゆっくりと歩き出す。
電車に乗り、僕のアパートに着くと、彼は玄関に入るなり後ろから抱き締めて来た。
シャツをたくし上げ、服の中に手を入れて身体中を撫で回し、胸元の突起に指で触れながら、片手で僕のベルトを外す。
「あっ……」
胸を刺激され声が漏れると、後ろから強引にキスをされる。
僕は応えるように、背後から抱き締めるアイツの髪の毛に手を差し込みキスを受け止める。
ガチャガチャとベルトを外す音が響き、ズボンの留め具を外され、ファスナーを下げると、下着の中に手を差し込まれて前を握られた。
「あっ……」
やわやわと優しく揉まれ、その腕に空いている自分の腕を絡めて小さく喘ぐ。
臀部に当たるアイツの熱を持ち始めたモノを刺激するように腰を揺らすと、アイツは腰を抱き寄せて熱く重量を増している楔を布越しに、アイツを受け入れる場所に擦り付けて来る。
「やぁ……」
身体を震わせて喘ぎ
「ベッドで……してぇ……」
甘えるように耳元で囁くと、靴を脱いだ僕を抱き上げ、ベッドへと運ぶ。
「さっきとは、随分違う反応ですね」
ベッドにゆっくりと下ろされ、アイツは上着を脱ぎ捨てながらベッドに片膝を沈めた。
「さっき?」
自分のシャツを脱ぎながら小首を傾げると
「俺の部屋ですよ」
そういいながら、上半身だけ脱いだアイツが僕に覆い被さる。
「当たり前だろう。先生なんだから……」
小さく笑うと
「公私混同する程、俺に夢中になってよ……」
僕の両頬を包み込み、キスを落としながらそう言われる。
「じゃあ……お前が僕を夢中にさせろよ……」
そう答える僕に
「あなたの、俺に夢中になるスイッチ。毎日、こうして探しているでしょう?」
そう言いながら、身体中にキスの雨を降らす。
「あっ……」
乳首を吸われアイツの頭を掻き抱くと、それが合図のように激しくお互いを貪り合う。
授業を終え、階段を渚君と一緒に降りて行くと
「先生、駅まで一緒なので送りますよ」
そう言って、アイツがジャケットを羽織りながら玄関に現れた。
「あ、嫌……大丈夫です」
作り笑顔を浮かべて言うと
「俺も友達の家に行くついでなので」
と、彼も爽やかな作り笑顔を浮かべて、隣で靴をはく。
「お兄ちゃん、遅くならないようにね」
「分かっているよ、母さん」
優しい笑顔を浮かべ、玄関を開けると
「じゃあ、先生。行きましょう」
と声を掛けて歩き出す。
「じゃあ、又、金曜日ね」
僕が渚君にそう言って、心配そうに僕の顔を見つめる渚君に手を振り、ドアを開けて待つアイツに続いて玄関を出た。
『バタン』
ドアが閉まると
「さ、行きましょう」
そう言って、アイツはゆっくりと歩き出す。
電車に乗り、僕のアパートに着くと、彼は玄関に入るなり後ろから抱き締めて来た。
シャツをたくし上げ、服の中に手を入れて身体中を撫で回し、胸元の突起に指で触れながら、片手で僕のベルトを外す。
「あっ……」
胸を刺激され声が漏れると、後ろから強引にキスをされる。
僕は応えるように、背後から抱き締めるアイツの髪の毛に手を差し込みキスを受け止める。
ガチャガチャとベルトを外す音が響き、ズボンの留め具を外され、ファスナーを下げると、下着の中に手を差し込まれて前を握られた。
「あっ……」
やわやわと優しく揉まれ、その腕に空いている自分の腕を絡めて小さく喘ぐ。
臀部に当たるアイツの熱を持ち始めたモノを刺激するように腰を揺らすと、アイツは腰を抱き寄せて熱く重量を増している楔を布越しに、アイツを受け入れる場所に擦り付けて来る。
「やぁ……」
身体を震わせて喘ぎ
「ベッドで……してぇ……」
甘えるように耳元で囁くと、靴を脱いだ僕を抱き上げ、ベッドへと運ぶ。
「さっきとは、随分違う反応ですね」
ベッドにゆっくりと下ろされ、アイツは上着を脱ぎ捨てながらベッドに片膝を沈めた。
「さっき?」
自分のシャツを脱ぎながら小首を傾げると
「俺の部屋ですよ」
そういいながら、上半身だけ脱いだアイツが僕に覆い被さる。
「当たり前だろう。先生なんだから……」
小さく笑うと
「公私混同する程、俺に夢中になってよ……」
僕の両頬を包み込み、キスを落としながらそう言われる。
「じゃあ……お前が僕を夢中にさせろよ……」
そう答える僕に
「あなたの、俺に夢中になるスイッチ。毎日、こうして探しているでしょう?」
そう言いながら、身体中にキスの雨を降らす。
「あっ……」
乳首を吸われアイツの頭を掻き抱くと、それが合図のように激しくお互いを貪り合う。
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