花火
結婚して10年目の鮫島彩花(45歳)
穏やかな伴侶に恵まれ、何不自由の無い生活を送っていた。
晩婚だった彩花には子供がおらず、もう、終活の事を考えていた。
そんな中、都内の本社勤務を命じられ、彩花は地元の営業所から都内へ通勤する事に。
独身時代以来の電車通勤に辟易していた時、何度も駅の改札で出くわす三島健人と出会う。何を考えているのか分からない健人に翻弄されているうち、彩花は健人が気になり始めてしまう。
しかし、健人の薬指には銀色に輝く指輪が……。
元々、もう朽ち果てるだけの自分が相手にされる筈が無いと、自分の気持ちを打ち消す彩花。そんな彩花を、何だかんだと構う健人。
次第に距離が近付く2人は、脆くも儚い花火の様な恋に堕ちて行く──。
表紙絵や中の挿絵は、ミカスケ様(@oekakimikasuke)のイラストをお借り致しました。
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お疲れ様でした。正直俺、BLもオフィスラブも否定的な人間なんですけど、先生の作品力が素晴らしく、最後までぐいぐいイかされましたよ(笑)。
ただ一つだけ、言わせて下さい。この小説愛読してるからか、電車内で彩花さんみたいな40代っぽい通勤らしい女性を見ると、ムラムラしちゃいますよ。どうしてくれるんですか(笑)(笑)。
先生、あなたやっぱこっちの方が向いてると思いますよ。もっと先生の恋愛小説の才能たくさんの人達に知られるといいね!ステキな作品ありがとうございました。
いつも温かい感想をありがとうございます。
じゅんちゃん100%さんの感想に、本当に励まされました。実は私、悪評レビューをしに来る方にストーカー並に付きまとわれていて、小説を書くのを少し休んでおりました。
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