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甘い時間①
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アレンの綺麗な指が、僕の胸にそっと触れる。
気遣うような、優しいソフトタッチに身体が震えた。
アレンは優しいから、触れ方もキスのし方も全てが優しい。
本の中の恋物語とかで読むような、奪うようなキスも激しい情熱的な愛撫もないけれど……。
僕を気遣う優しいキスや愛撫に、身も心も溶かされてしまいそうになる。
「亜蘭、大丈夫?」
僕を気遣いながらアレンの欲望の先端を、最奥の秘部に当てがう。
「ごめんね、本当は後ろからの方が楽なのに……」
アレンに後ろから挿入されそうになり、顔が見えないのは嫌だと駄々をこねたのは僕の方なのに……。
首を横に振る僕を抱き締めて、ゆっくりとアレンの欲望が僕の中へとゆっくり押し入って来る。
「うわぁっ!」
本来、排泄する場所が故に、異物感が半端ない。
「亜蘭、痛い? 苦しい?」
そっと僕の頬に触れ、アレンの方が辛そうな顔をしている。
僕が首を横に振りながら、アレンに両手を広げると、優しくアレンが僕を抱き締めた。
「亜蘭、ゆっくり挿入ますね」
僕を気遣い、苦しい声が上がるとキスをして……、時間を掛けて僕達はひとつになった。
「アレン?」
アレンの腰がお尻に当たっているので、完全に繋がっているにアレンが動かない。
疑問に思ってアレンを見上げて声を掛けると
「慣れるまで、このままでいよう……」
そう言われて、僕はアレンを抱き締めた。
無理をしているみたいで、背中に回した手はアレンの汗で少し濡れている。
「アレン……大丈夫だよ。僕も、もっとアレンを感じたいから」
そう呟くと
「亜蘭……あなたはそうやって……」
切なそうに眉を寄せると
「俺を甘やかす……」
と呟いて、唇にキスを落とした。
ゆっくりと腰が動き出し、熱くて硬いモノが出入りしている感覚から、少しずつ甘い痺れを伴い始めた。
「あっ……あっ……」
唇から喘ぎ声が漏れて、恥ずかしくて唇を噛み締めると
「亜蘭、可愛い声を聞かせて……」
噛み締めた唇を、そっと親指でなぞられた。
僕を愛おしそうに目を細めて見つめるアレンの色気に、鼻血が出そうになる。
アレンの鍛え上げられた美しい身体も、漆黒の瞳も、髪の毛も……褐色の肌も……全部全部愛おしい。
「アレン……アレン……」
うわ言のように名前を呼ぶ僕に、アレンは僕の両手を握り締めて
「亜蘭、愛しています……」
そう囁いて唇を重ねた。
初めての神事は、甘い甘いホットチョコレートのように僕を溶かして行った。
気遣うような、優しいソフトタッチに身体が震えた。
アレンは優しいから、触れ方もキスのし方も全てが優しい。
本の中の恋物語とかで読むような、奪うようなキスも激しい情熱的な愛撫もないけれど……。
僕を気遣う優しいキスや愛撫に、身も心も溶かされてしまいそうになる。
「亜蘭、大丈夫?」
僕を気遣いながらアレンの欲望の先端を、最奥の秘部に当てがう。
「ごめんね、本当は後ろからの方が楽なのに……」
アレンに後ろから挿入されそうになり、顔が見えないのは嫌だと駄々をこねたのは僕の方なのに……。
首を横に振る僕を抱き締めて、ゆっくりとアレンの欲望が僕の中へとゆっくり押し入って来る。
「うわぁっ!」
本来、排泄する場所が故に、異物感が半端ない。
「亜蘭、痛い? 苦しい?」
そっと僕の頬に触れ、アレンの方が辛そうな顔をしている。
僕が首を横に振りながら、アレンに両手を広げると、優しくアレンが僕を抱き締めた。
「亜蘭、ゆっくり挿入ますね」
僕を気遣い、苦しい声が上がるとキスをして……、時間を掛けて僕達はひとつになった。
「アレン?」
アレンの腰がお尻に当たっているので、完全に繋がっているにアレンが動かない。
疑問に思ってアレンを見上げて声を掛けると
「慣れるまで、このままでいよう……」
そう言われて、僕はアレンを抱き締めた。
無理をしているみたいで、背中に回した手はアレンの汗で少し濡れている。
「アレン……大丈夫だよ。僕も、もっとアレンを感じたいから」
そう呟くと
「亜蘭……あなたはそうやって……」
切なそうに眉を寄せると
「俺を甘やかす……」
と呟いて、唇にキスを落とした。
ゆっくりと腰が動き出し、熱くて硬いモノが出入りしている感覚から、少しずつ甘い痺れを伴い始めた。
「あっ……あっ……」
唇から喘ぎ声が漏れて、恥ずかしくて唇を噛み締めると
「亜蘭、可愛い声を聞かせて……」
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「アレン……アレン……」
うわ言のように名前を呼ぶ僕に、アレンは僕の両手を握り締めて
「亜蘭、愛しています……」
そう囁いて唇を重ねた。
初めての神事は、甘い甘いホットチョコレートのように僕を溶かして行った。
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