35 / 69
契約④
しおりを挟む
そっと髪の毛を撫で、その手を頬に滑らせると、アルトがメイソンの手に自分の手を重ねて小さく微笑んだ。
ドクリと心臓が高鳴り、メイソンの
「だから…………煽らないで下さいと言ったのに…………」
思わず漏れた言葉にアルトが視線を向けた瞬間に荒々しく唇が重なり、アルトのパンツに手を掛けて一気に脱がせた。
「!」
アルトが目を見開いてメイソンをみあげると、両膝に腕を差し込みアルトの身体を引き寄せた。
メイソンは身体を前に倒すと、少し熱を帯びたアルト自身に、完全に熱く熱を持って勃ち上がったメイソン自身を押し付けるように重ねた。
メイソン自身の下半身は脱いでいない状態で、ゴワゴワしたパンツ越しにアルト自身を硬いメイソン自身で擦られて
「ふぁ…………っ…………メイソン…………凄い、硬い…………」
ゴリゴリと布越しに感じるメイソンの熱に、何故かアルトのお腹の中がキュンキュンと切なくなる。
(どうしよう…………。メイソンのを、早く挿入て欲しい…………。初めてなのに、身体がメイソンを求めている…………)
どうしたら良いのか分からず、アルトは無意識にメイソンの腰に足を絡めて腰を振っていた。
荒々しいキスをしていたメイソンの唇が離れると、荒い呼吸をしたメイソンが勃ち上がったアルト自身に唇を寄せて先端を舐めると、パクリと口に咥えた。
(え───っ!)
アルトが驚いて
「ダメ!メイソン。汚い…………っ」
メイソンの頭を掴んで止めさせようとした瞬間、激しく吸い上げながら顔を上下に動かしてフェラチオを始めたのだ。
何度も言うが、前世からこういう経験の無かったアルトは、腰から全身に広がる甘い快楽に戸惑うことしか出来ない。
「あっ…………いやぁ…………」
身体を仰け反らせ、手で扱かれながら先端を咥えられて蜜が溢れる先端に舌先を差し込まれて頭が真っ白にスパークした。
「ひぁっ!…………あぁっ!」
身体を跳ねらせ、メイソンの髪の毛を掴んで口の中に欲望を吐き出してしまう。
初めて知った甘い快楽に、アルトは茫然自失状態でぐったりしていた。
フワフワした状態でメイソンを見上げると、唇の端から流れるアルトの欲望の残滓を親指で拭うと、唇を舐めていた。
「の…………飲んだの!?」
びっくりするアルトに
「はい?何か問題でも?」
さも当たり前のように答えるメイソンに、アルトが唖然とした後で真っ赤に赤面すると
「本当に…………アルト様は…………」
困ったようにそう呟き、アルトの髪の毛を優しく撫でると
「少しだけお待ち頂けますか?」
と聞いて来た。
アルトが先程イッた余韻にぼんやりとしながら頷くと、メイソンはアルトの頬にキスを落として頭を優しく撫でてから部屋を後にした。
(どうしよう…………めちゃくちゃ気持ち良かった!!)
両手を頬に当てて、アルトはベッドでゴロゴロと転がり回る。
しかも、メイソンのあの親指で唇を拭いながら唇を舐める表情はやばかった。
ただでさえ顔面偏差値高いのに、あんな色っぽい顔されたら
「好きにして下さい!」
って身体を投げ出したくなるのも頷ける。
そんな事を考えていると、メイソンが何やら小瓶を持って戻って来た。
アルトがぼんやりと眺めていると、メイソンはゆっくりとベッドに乗ると、アルトの身体を反転させた。
うつ伏せになったアルトの腰を抱き寄せ、腰の下に枕を入れると、ゆっくりとアルトの背中に身体を重ねた。
ドクリと心臓が高鳴り、メイソンの
「だから…………煽らないで下さいと言ったのに…………」
思わず漏れた言葉にアルトが視線を向けた瞬間に荒々しく唇が重なり、アルトのパンツに手を掛けて一気に脱がせた。
「!」
アルトが目を見開いてメイソンをみあげると、両膝に腕を差し込みアルトの身体を引き寄せた。
メイソンは身体を前に倒すと、少し熱を帯びたアルト自身に、完全に熱く熱を持って勃ち上がったメイソン自身を押し付けるように重ねた。
メイソン自身の下半身は脱いでいない状態で、ゴワゴワしたパンツ越しにアルト自身を硬いメイソン自身で擦られて
「ふぁ…………っ…………メイソン…………凄い、硬い…………」
ゴリゴリと布越しに感じるメイソンの熱に、何故かアルトのお腹の中がキュンキュンと切なくなる。
(どうしよう…………。メイソンのを、早く挿入て欲しい…………。初めてなのに、身体がメイソンを求めている…………)
どうしたら良いのか分からず、アルトは無意識にメイソンの腰に足を絡めて腰を振っていた。
荒々しいキスをしていたメイソンの唇が離れると、荒い呼吸をしたメイソンが勃ち上がったアルト自身に唇を寄せて先端を舐めると、パクリと口に咥えた。
(え───っ!)
アルトが驚いて
「ダメ!メイソン。汚い…………っ」
メイソンの頭を掴んで止めさせようとした瞬間、激しく吸い上げながら顔を上下に動かしてフェラチオを始めたのだ。
何度も言うが、前世からこういう経験の無かったアルトは、腰から全身に広がる甘い快楽に戸惑うことしか出来ない。
「あっ…………いやぁ…………」
身体を仰け反らせ、手で扱かれながら先端を咥えられて蜜が溢れる先端に舌先を差し込まれて頭が真っ白にスパークした。
「ひぁっ!…………あぁっ!」
身体を跳ねらせ、メイソンの髪の毛を掴んで口の中に欲望を吐き出してしまう。
初めて知った甘い快楽に、アルトは茫然自失状態でぐったりしていた。
フワフワした状態でメイソンを見上げると、唇の端から流れるアルトの欲望の残滓を親指で拭うと、唇を舐めていた。
「の…………飲んだの!?」
びっくりするアルトに
「はい?何か問題でも?」
さも当たり前のように答えるメイソンに、アルトが唖然とした後で真っ赤に赤面すると
「本当に…………アルト様は…………」
困ったようにそう呟き、アルトの髪の毛を優しく撫でると
「少しだけお待ち頂けますか?」
と聞いて来た。
アルトが先程イッた余韻にぼんやりとしながら頷くと、メイソンはアルトの頬にキスを落として頭を優しく撫でてから部屋を後にした。
(どうしよう…………めちゃくちゃ気持ち良かった!!)
両手を頬に当てて、アルトはベッドでゴロゴロと転がり回る。
しかも、メイソンのあの親指で唇を拭いながら唇を舐める表情はやばかった。
ただでさえ顔面偏差値高いのに、あんな色っぽい顔されたら
「好きにして下さい!」
って身体を投げ出したくなるのも頷ける。
そんな事を考えていると、メイソンが何やら小瓶を持って戻って来た。
アルトがぼんやりと眺めていると、メイソンはゆっくりとベッドに乗ると、アルトの身体を反転させた。
うつ伏せになったアルトの腰を抱き寄せ、腰の下に枕を入れると、ゆっくりとアルトの背中に身体を重ねた。
10
お気に入りに追加
387
あなたにおすすめの小説
転生して王子になったボクは、王様になるまでノラリクラリと生きるはずだった
angel
BL
つまらないことで死んでしまったボクを不憫に思った神様が1つのゲームを持ちかけてきた。
『転生先で王様になれたら元の体に戻してあげる』と。
生まれ変わったボクは美貌の第一王子で兄弟もなく、将来王様になることが約束されていた。
「イージーゲームすぎね?」とは思ったが、この好条件をありがたく受け止め
現世に戻れるまでノラリクラリと王子様生活を楽しむはずだった…。
完結しました。

別れようと彼氏に言ったら泣いて懇願された挙げ句めっちゃ尽くされた
翡翠飾
BL
「い、いやだ、いや……。捨てないでっ、お願いぃ……。な、何でも!何でもするっ!金なら出すしっ、えっと、あ、ぱ、パシリになるから!」
そう言って涙を流しながら足元にすがり付くαである彼氏、霜月慧弥。ノリで告白されノリで了承したこの付き合いに、βである榊原伊織は頃合いかと別れを切り出したが、慧弥は何故か未練があるらしい。
チャライケメンα(尽くし体質)×物静かβ(尽くされ体質)の話。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜
・話の流れが遅い
・作者が話の進行悩み過ぎてる
王道学園なのに、王道じゃない!!
主食は、blです。
BL
今作品の主人公、レイは6歳の時に自身の前世が、陰キャの腐男子だったことを思い出す。
レイは、自身のいる世界が前世、ハマりにハマっていた『転校生は愛され優等生.ᐟ.ᐟ』の世界だと気付き、腐男子として、美形×転校生のBのLを見て楽しもうと思っていたが…
転生悪役令息、雌落ち回避で溺愛地獄!?義兄がラスボスです!
めがねあざらし
BL
人気BLゲーム『ノエル』の悪役令息リアムに転生した俺。
ゲームの中では「雌落ちエンド」しか用意されていない絶望的な未来が待っている。
兄の過剰な溺愛をかわしながらフラグを回避しようと奮闘する俺だが、いつしか兄の目に奇妙な影が──。
義兄の溺愛が執着へと変わり、ついには「ラスボス化」!?
このままじゃゲームオーバー確定!?俺は義兄を救い、ハッピーエンドを迎えられるのか……。
※タイトル変更(2024/11/27)
専属【ガイド】になりませんか?!〜異世界で溺愛されました
sora
BL
会社員の佐久間 秋都(さくま あきと)は、気がつくと異世界憑依転生していた。名前はアルフィ。その世界には【エスパー】という能力を持った者たちが魔物と戦い、世界を守っていた。エスパーを癒し助けるのが【ガイド】。アルフィにもガイド能力が…!?

主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。

少女漫画の当て馬に転生したら聖騎士がヤンデレ化しました
猫むぎ
BL
外の世界に憧れを抱いていた少年は、少女漫画の世界に転生しました。
当て馬キャラに転生したけど、モブとして普通に暮らしていたが突然悪役である魔騎士の刺青が腕に浮かび上がった。
それでも特に刺青があるだけでモブなのは変わらなかった。
漫画では優男であった聖騎士が魔騎士に豹変するまでは…
出会う筈がなかった二人が出会い、聖騎士はヤンデレと化す。
メインヒーローの筈の聖騎士に執着されています。
最上級魔導士ヤンデレ溺愛聖騎士×当て馬悪役だけどモブだと信じて疑わない最下層魔導士
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる