その婚約、ちょっと待った! 兄上は何をいってらっしゃるのですか!?

公国の君主の子である兄が突然にオレの婚約に待ったをかけてきた。いや、女性も羨むような美貌を持つ兄上と違って弱小国の無才次男坊のオレはこの婚約を逃したら貰い手いないから!? って、オレがおまえをもらうっていやいや俺たち兄弟だろ。って、その前に男同士だから無理だっていうの。それなのになぜだ!? 気がついたらオレと兄の結婚式が成立している!? 一体どういうことだ? 
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