騎士団長のお抱え薬師

衣更月

文字の大きさ
上 下
2 / 67

出国

しおりを挟む
 メリンダの尽力あって、ヴォレアナズ帝国と繋がったのは10日後だった。
 勤務地も吟味してくれたのか、メリンダが選んだのはすぐ隣の領地だ。
 隣の領地と言っても、キャトラル王国とヴォレアナズ帝国の間には広大な森が広がっている。
 森の名は”帰らずの森”。
 名前から察せられる通り、その面積は小国を呑み込むほどに広大だ。
 キャトラル王国とヴォレアナズ帝国の境に広がり、さらにはヴォレアナズ帝国から2ヵ国東へ行ったファイン共和国へ、蛇のようにうねりながら伸びている。
 国によって、”帰らずの森” ”魔女の森” ”迷いの森” ”悪魔の棲み処”と呼称があり、どれも不吉さを彷彿とさせる。
 不吉な名の理由は、迷ってしまえば森を抜けることが困難なことに由来する。
 ”帰らずの森”は、その面積のみならず、多くの魔物が確認されているのだ。
 時間とお金にゆとりがある人たちは、森を避けた迂回路を使う。お金はあっても時間がない人たちは、屈強な護衛を雇い、”帰らずの森”を抜ける街道を使う。
 ”帰らずの森”を突破してヴォレアナズ帝国へ入国するショートカットルートは3つ。
 関所で徴収される通行料の金額にはばらつきあり、通行料が高額なほど、街道を見回る兵士が多い。つまり、安全度が高い。
 今回、メリンダに指定されたのはゴールドスタイン伯領の端っこにある関所だ。
 正直、ここのルートは安全とは程遠い。領主であるゴールドスタイン伯爵が、お世辞にも友好的ではないからだ。政治に疎い子供の目からも打算的で、差別主義者なのがまる分かりの傲慢な顔つきをしている。実際、獣人の国とを結ぶ街道に否定的だったのだ。
 なのに、なぜ街道の工事に着手したのかと言えば、単なる国王陛下へのアピールだ。
 ヴォレアナズ帝国との国交は国を挙げての計画だったそうで、”帰らずの森”に通す街道は安全面を考慮し3本と限定。人件費を含めた工事費用、並びに街道開通までの騎士団派遣を国費で賄うと国王が明言した。
 そこで挙手した領主が犬猿の仲のポートマン侯爵だったので、競うように名乗りを上げたにすぎない。
 街道を作ってしまえば、あとは放置。
 通行料は格安だが、魔物対策に配備された兵士はいない。頑丈な建物がぽつんとあり、軒下で雇われ兵が退屈そうに立っているだけ。
 ”帰らずの森”が国境の壁となっているので、密入国者はいないと、人件費をケチった結果だ。
 魔物に関しては丸腰に近く、建物だけがひと際目立つ堅牢な作りとなっている。
 そんなお飾りの雇われ兵が、乗合馬車を降り、トランクを引き摺るように歩く私を見てぽかんと口を開けている。
 それだけ、この関所を使う物好きはいないということだ。
 受付で必要書類を提出し、通行料を払い終えると、兵士たちが「間違いないのか?」と森の奥へと続く街道を指さした。
「はい。ヴォレアナズ帝国クロムウェル領で仕事が決まったんです。迎えが来る予定です」
「それはそれは」
 苦く笑った兵士の顔に、「ご愁傷様」と書いてある。
 領主が差別主義者なら、雇われ兵も差別主義者だ。
 何か嫌味を言われる前に、少し離れた場所で待つことにした。
 関所はここにあるけど、国境はまだ先だ。安全面を考え、”帰らずの森”の手前に関所を構えているにすぎない。
 街道は幅6メートルほどで、鬱蒼とした森の奥に吸い込まれるように伸びている。そこに恐ろしげな影が横切るとか、悍ましい遠吠えが聞こえるといったこともない。見ているだけなら長閑な森だと思う。
 と、遠くから砂煙を上げて馬が駆けて来るのが見えた。全部で4頭だ。騎乗している人たちは黒ベースの揃いの装いなので、制服なのかもしれない。こんな街道を爆走するということは、どこかの領主へ緊急案件を届ける使者…といったところかな。
 兵士たちも「何事だ」「ヴォレアナズの使者か?」と眉を顰めている。
 どちらにしても、馬車じゃなければ関係ないだろうと無視を決め込んでいれば、先頭を走っていた馬が私の前で立ち上がるようにして止まった。
 急な制止に、立派な体躯の月毛の馬が興奮している。嘶き、前脚で地面を蹴り、はみを咥えた口から泡となったヨダレが垂れている。
 私といえば、驚きすぎて言葉がでない。興奮した馬は怖いし、なにより、騎乗した男性が馬の何倍も怖い!
 とにかく、馬もデカければ男性もデカいのだ。
 馬を飛ばして来たからか、チョコレート色の髪はぼさぼさに乱れているし、汗が滴っているけど、黄金色の双眸には一切の疲れが見られない。それどころか、すこぶる目つきが悪い。立て襟の黒服と腰に佩いた長剣が威圧感を生み、整った顔貌は、まるで罪人を追い詰めたような険しさで私を見下ろす。
 めちゃくちゃ怖い!
 黒服をよく見れば、左腕の肩口近くに双頭の狼の紋章が縫い付けられている。メリンダから事前に聞いた話だと、これから向かうクロムウェル領を治める公爵家の家紋が双頭の狼ということだ。
 つまり、この人たちはお揃いの服を着た使者ではなく、クロムウェル公爵家の騎士となる。
 気付いた瞬間、ぴん!と背筋が伸びた。
 恐怖と緊張も最高潮だ。
 怖々と兵士たちを見れば、青白い顔で無言を貫いている。兵としての素質は、比べるべくもない。仮に、ここで私が襲われても、彼らは見なかったことにして済ませるはずだ。賭けても良い。
 ゆっくりと視線を騎士たちに戻せば、彼らはポケットから小瓶を取り出し、次々と馬の頭に小瓶の中身を浴びせた。途端に、荒々しい呼気で涎を垂らしていた馬が穏やかになる。
 ポーションだ。
 低級ポーションだろうけど、馬に使う人を初めて見た。
 さすが公爵家お抱えの騎士だ。
 ますます恐ろしいと畏縮する私に、「おい」と声がかかる。
「は…は、はひ…」
 恐怖で声がひっくり返ってしまった。
 男性は私の反応に不快感を示しながら、軽やかに馬から下りた。
 目の前に立たれれば、改めて騎士のデカさが実感できる。
 推定2メートル。まるで壁だ。
「お前がイヴ・ゴゼットで合っているか?」
 片方の眉がくいっと上がり、凶悪な双眸が疑わしそうに私を観察している。
 不躾な視線に、「こんなガキなわけがない」と心の声が聞こえて来そうだ。
「……は、はい。イ…イヴ・ゴゼットです。ハノンの冒険者ギルドの口添えで…ク、クロムウェル領で…仕事をすることになり……迎えを待ってます……」
「年は?」
「……15です」
 答えれば、騎士はしばし沈黙した後、気難しい表情のまま「そうか」と頷いた。
「俺の名はジャレッドだ。これからクロムウェル公爵領へ連れて行く」
 連れて行く…?
 騎士が?
 てっきりクロムウェル領にあるだろうギルドから迎えが来るのかと思っていた。
 驚きを隠しつつ、馬車は何処だと、騎士――ジャレッドの後ろを覗いても馬車はない。3人の騎士が無言のままに控えているだけだ。
 その3人は無言の無表情。得も言われぬ圧を覚えてしまう。
「荷物はそれだけか?」
 それ、と指さすのは、古びたトランクだ。
 着替えと、今まで取り溜めていたレシピノート、愛用の小型の鉈。少ないながらも蓄えた全財産が入っている。雑多な物は向こうで買い揃える予定なので、荷物は少ない。
「はい」と頷けば、ジャレッドはトランクを拾い上げ、「キース」と金髪の騎士に投げた。馬が少し驚いただけで、キースと呼ばれた騎士は軽々とトランクをキャッチする。
 ノートと鉈が入っているので、決して軽いはずはないのだけど…。
 見た目は絵本の王子様なのに凄いな…と感心する間もなく、私はジャレッドに抱え上げられた。「ひゃ!?」と声を上げた時には馬上だ。
 ジャレッドはあぶみの長さを調整すると、私の足を鐙に押し込んだ。それから私に後ろに飛び乗り、右手に巻き付けるように手綱を握る。
 よくよく見れば、鞍は相乗り用のものだ。
 相乗り用は鞍が2つ連なっているもので、ジャレッドが跨った鞍は取り外しが可能の作りになっている。
「あ…あの!わ、私は…馬に乗ったことがないんですけど…」
 初乗馬で初横座り。
 落馬確実だ。
 あらかじめ馬車でないと教えてくれていたのなら、余所行きのワンピースではなく冒険者然りとしたズボンを選んだのに!
「俺の腕を掴んでおけ」
 ジャレッドは言って、左腕を私の体に回した。
 それでなくても近いのに、腕を回されたら密着度が増して緊張が突き抜けてしまう。
「あ…あの…でも……隊服が…皺になったら…」
 初めて見る騎士の隊服は、かなり上等な生地を使っている。コットン糸を綾織りした生地で、平民が着るような指に引っかかる平織りの薄生地とは質が違う。
「いいから掴んでおけ。皺になろうが、破れようが構わん」
 有無を言わせない口調に、私は怖々と頷いてそっと腕を掴む。
 触れてみれば、服の上からでも鍛え上げた筋肉が分かる。例えるなら、袖に角材でも隠し持ってるみたいな硬さだ。
 ジャレッドは手綱を引っ張って馬を方向転換させると、「魔物の処理はジェレミーとロッドに任せる」と強い口調で命じた。
 2人は「了解」と頷き、馬を方向転換させると馬の腹を蹴る。
 常歩なみあしから徐々に速度を上げていくのかと思えば、鹿毛の2頭が猛然と走り出した。その2頭を追いかけるように、月毛の馬も走り出す。後ろに続くのはキースを乗せた黒鹿毛だ。
 初めての乗馬の感想は怖いの一言に尽きる。
 空を飛ぶように…なんて比喩があるけど、実際、私の体は何度も浮いている。そして、強かにお尻を打ち付けての着地だ。
 痛い!怖い!スカートが捲れる!のパニックが交互に襲って来る。
 隊服が皺になる…と遠慮する余裕はかった。爪を立てて、ジャレッドの腕にしがみ付く。
 口からは悲鳴が、目から涙が溢れる。
「前方2時の方角にホグジラ!」
 黒髪のロッドが叫び、ジェレミーと共に剣を抜いた。
 ホグジラは巨大なイノシシだ。下顎に生えた牙を武器に突進してくる。
 体長は4メートル。文献では、5.5メートル、推定700kgの個体も確認されたと読んだことがある。
 ホグジラの厄介なところは牙と巨体に加え、10を超す群れを成しているところだ。
「抜ける!」
 ジャレッドは叫び、3人を抜いて街道を駆け抜ける。
 鬱蒼とした木々の間隙に、巨大な体躯の影が見えたけど、こちらに方向転換するより先に炎の矢が群れの中で爆ぜた。
 それで死なないのがホグジラだ。甲高い怒声と、地鳴りのような足音が遠ざかって行く。
 向かった先は、ホグジラを引き受けた騎士たちなのだろう。
 不安を悟ったのか、ジャレットが鼻で笑う。
「イノシシごときで遅れをとる奴らじゃない。それより、しっかりしがみ付いてろ。まだ8kmはあるからな」
「は…!」
「ここは”魔女の森”でも特に幅が狭く、街道が通しやすかった箇所だ。それでも凡そ10km。うち非武装を定めた中立地帯4km。まだ中立地帯にも入っていない。キャトラル王国内だ」
 そんなに馬に乗っていたら、私のお尻が死んでしまう!
「魔物に備えて休憩はなしで突破する」
「いやあああああ~!!」
 悲鳴もむなしく、月毛の馬は速度を緩めてはくれなかった…。






―・―・―・―注釈―・―・―・―

月毛はクリーム色の毛並みの馬のことです。
とても珍しい毛色です。

鹿毛は茶褐色。
一般的な毛並みの馬。
黒鹿毛は鹿毛よりも黒みがかった馬です。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

お前など家族ではない!と叩き出されましたが、家族になってくれという奇特な騎士に拾われました

蒼衣翼
恋愛
アイメリアは今年十五歳になる少女だ。 家族に虐げられて召使いのように働かされて育ったアイメリアは、ある日突然、父親であった存在に「お前など家族ではない!」と追い出されてしまう。 アイメリアは養子であり、家族とは血の繋がりはなかったのだ。 閉じ込められたまま外を知らずに育ったアイメリアは窮地に陥るが、救ってくれた騎士の身の回りの世話をする仕事を得る。 養父母と義姉が自らの企みによって窮地に陥り、落ちぶれていく一方で、アイメリアはその秘められた才能を開花させ、救い主の騎士と心を通わせ、自らの居場所を作っていくのだった。 ※小説家になろうさま・カクヨムさまにも掲載しています。

簡単に聖女に魅了されるような男は、捨てて差し上げます。~植物魔法でスローライフを満喫する~

Ria★発売中『簡単に聖女に魅了〜』
ファンタジー
ifルート投稿中!作品一覧から覗きに来てね♪ 第15回ファンタジー小説大賞 奨励賞&投票4位 ありがとうございます♪ ◇ ◇ ◇  婚約者、護衛騎士・・・周りにいる男性達が聖女に惹かれて行く・・・私よりも聖女が大切ならもう要らない。 【一章】婚約者編 【二章】幼馴染の護衛騎士編 【閑話】お兄様視点 【三章】第二王子殿下編 【閑話】聖女視点(ざまぁ展開) 【四章】森でスローライフ 【閑話】彼らの今 【五章】ヒーロー考え中←決定(ご協力ありがとうございます!)  主人公が新しい生活を始めるのは四章からです。  スローライフな内容がすぐ読みたい人は四章から読むのをおすすめします。  スローライフの相棒は、もふもふ。  各男性陣の視点は、適宜飛ばしてくださいね。  ◇ ◇ ◇ 【あらすじ】  平民の娘が、聖属性魔法に目覚めた。聖女として教会に預けられることになった。  聖女は平民にしては珍しい淡い桃色の瞳と髪をしていた。  主人公のメルティアナは、聖女と友人になる。  そして、聖女の面倒を見ている第二王子殿下と聖女とメルティアナの婚約者であるルシアンと共に、昼食を取る様になる。  良好だった関係は、徐々に崩れていく。  婚約者を蔑ろにする男も、護衛対象より聖女を優先する護衛騎士も要らない。  自分の身は自分で守れるわ。  主人公の伯爵令嬢が、男達に別れを告げて、好きに生きるお話。  ※ちょっと男性陣が可哀想かも  ※設定ふんわり  ※ご都合主義  ※独自設定あり

愛していました。待っていました。でもさようなら。

彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。 やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。

【完結】婚約者が私以外の人と勝手に結婚したので黙って逃げてやりました〜某国の王子と珍獣ミミルキーを愛でます〜

平川
恋愛
侯爵家の莫大な借金を黒字に塗り替え事業を成功させ続ける才女コリーン。 だが愛する婚約者の為にと寝る間を惜しむほど侯爵家を支えてきたのにも関わらず知らぬ間に裏切られた彼女は一人、誰にも何も告げずに屋敷を飛び出した。 流れ流れて辿り着いたのは獣人が治めるバムダ王国。珍獣ミミルキーが生息するマサラヤマン島でこの国の第一王子ウィンダムに偶然出会い、強引に王宮に連れ去られミミルキーの生態調査に参加する事に!? 魔法使いのウィンロードである王子に溺愛され珍獣に癒されたコリーンは少しずつ自分を取り戻していく。 そして追い掛けて来た元婚約者に対して少女であった彼女が最後に出した答えとは…? 完結済全6話

私の入る余地なんてないことはわかってる。だけど……。

さくしゃ
恋愛
キャロルは知っていた。 許嫁であるリオンと、親友のサンが互いを想い合っていることを。 幼い頃からずっと想ってきたリオン、失いたくない大切な親友であるサン。キャロルは苦悩の末に、リオンへの想いを封じ、身を引くと決めていた——はずだった。 (ああ、もう、) やり過ごせると思ってた。でも、そんなことを言われたら。 (ずるいよ……) リオンはサンのことだけを見ていると思っていた。けれど——違った。 こんな私なんかのことを。 友情と恋情の狭間で揺れ動くキャロル、リオン、サンの想い。 彼らが最後に選ぶ答えとは——? ⚠️好みが非常に分かれる作品となっております。

無能だとクビになったメイドですが、今は王宮で筆頭メイドをしています

如月ぐるぐる
恋愛
「お前の様な役立たずは首だ! さっさと出て行け!」 何年も仕えていた男爵家を追い出され、途方に暮れるシルヴィア。 しかし街の人々はシルビアを優しく受け入れ、宿屋で住み込みで働く事になる。 様々な理由により職を転々とするが、ある日、男爵家は爵位剥奪となり、近隣の子爵家の代理人が統治する事になる。 この地域に詳しく、元男爵家に仕えていた事もあり、代理人がシルヴィアに協力を求めて来たのだが…… 男爵メイドから王宮筆頭メイドになるシルビアの物語が、今始まった。

【完結】捨てられた双子のセカンドライフ

mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】 王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。 父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。 やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。 これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。 冒険あり商売あり。 さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。 (話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)

完)嫁いだつもりでしたがメイドに間違われています

オリハルコン陸
恋愛
嫁いだはずなのに、格好のせいか本気でメイドと勘違いされた貧乏令嬢。そのままうっかりメイドとして馴染んで、その生活を楽しみ始めてしまいます。 ◇◇◇◇◇◇◇ 「オマケのようでオマケじゃない〜」では、本編の小話や後日談というかたちでまだ語られてない部分を補完しています。 14回恋愛大賞奨励賞受賞しました! これも読んでくださったり投票してくださった皆様のおかげです。 ありがとうございました! ざっくりと見直し終わりました。完璧じゃないけど、とりあえずこれで。 この後本格的に手直し予定。(多分時間がかかります)

処理中です...