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5.百合の烙印
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リックもフィリップも、すぐに山小屋の後ろに回って身を隠し、銃を構えた。
「金を出せ。出さないとぶっ殺すぞ!」
襲撃者のひとりが、怒鳴った。
再び、銃声が響く。
山小屋の中から、アンジェラの小さな悲鳴が聞こえた。
馬たちも、危険を察して、激しくいななきを上げる。
襲撃者は、四人だった。
そのうち二人が、山小屋の扉に向かっている。
ひとりが扉に手をかけた瞬間、フィリップがその男に向かって、撃った。
弾は男の腕をかすめただけだったが、威嚇には十分だったようで、一瞬、男が怯んだ隙に、フィリップが足に体当たりした。
男とフィリップが組み合ったまま、地面に転がり込んだ。
敵のひとりが、後方からフィリップを狙うが、組み合っていて、狙いがはずれると仲間に当たるので、引き金を引けずにいた。
組み合った男は、フィリップの顔を殴りつけた。
力は、男の方があった。
けれども、フィリップの方が、実戦訓練という点では、士官学校で桁外れの経験があった。
最初の一発は受けたものの、急所を思い切り蹴り上げだ。
呻きながら、地面に這いつくばる男の頭を数発殴りつけるが、男も負けていない。
男が痛烈な頭突きを、返して来た。
今度はフィリップも、男の上に馬乗りになると、腹を殴り上げる。
そして、一緒に山の斜面を滑り落ちた。
ふたりは、木々をなぎ倒しながら、叫び声を上げて、滑り落ちて行った。
後方からフィリップを狙っていた男が、斜面を転げ落ちた仲間の名前を呼びながら、暗い斜面の下を覗き込む。
「そこまでだ、銃を下ろせ」
フィリップは、銃を持つ男の背後に回り、男の背中に、銃をむけていた。
男は、銃を捨てて、両手を上げた。
その間にも、残る二人の襲撃者のうちひとりが、仲間の援護射撃を武器に、山小屋の中に入り込んだ。
中から、女たちの悲鳴上がる。
リックは、無茶を承知で、山小屋の扉へと走った。
銃弾が、リックを襲う。
けれども、それらは、リックを外れた。
山小屋の中では、援護射撃を過信した襲撃者が、まさか、リックがやって来るとは思わなかったのだろう。
レティシアの腰に腕を回し、拒むレティシアの顔に唇を寄せていた。
アンヌが護身用ナイフを抜く姿が、リックの視界の隅に入った。
誇り高い公爵令嬢は、気位が高いだけではないらしい。
敵に毅然と立ち向かおうとする度胸に、リックはアンヌを少し見直した。
リックは、男の襟首を掴んで、レティシアから引き離すと、顔面と腹を、思い切り殴りつけた。
男は、痛みに耐えきれず、床に倒れこもうとしたが、リックは、それを許さなかった。
男を引きずって、山小屋の扉の前に突き出し、その背中に銃口を押し付けながら、
「とっとと消え失せろ。でないと、この男の腹を、ぶち抜くぜ!」
と、残るひとりの襲撃者に向けて怒鳴った。
四人のうち三人がやられて、勝ち目がないと判断した襲撃者の逃げ足は、早かった。
悪態をついて、そのまま走り去った。
「リック、大丈夫?」
斜面の方から、フィリップの声がした。
「ああ。あんたは?」
大丈夫、と、返事が帰って来て、両手を上げた襲撃者の背後から銃を突きつけたまま、フィリップが山小屋の方へ歩いて来た。
リックが灯をかざすと、殴られたせいだろう、フィリップの右頰が赤くなっていた。
「たいしたことない。これぐらい」
「もうひとりはどうした?」
「斜面を滑り落ちて行った。結構、深そうだから、助からないと思う」
「自業自得だ」
リックは、シーツをナイフで引き裂くと、リックに殴られて、苦しそうに地面に這いつくばる男と、フィリップが銃を向ける男、ふたりの両手と両足を縛り上げた。
アンジェラとレティシア、それにアンヌも外に出て来た。
夜が、明け始めていた。
辺りが、徐々に薄墨色に変わって行く。
「大丈夫か?」
リックが灯をかざすと、アンジェラとレティシアはまだ青い顔のまま、言葉がなかった。
襲われかけたせいだろう、特にレティシアは、唇が小刻みに震えていた。
無表情のアンヌの心中を察するのは難しかったが、いつもよりも顔が強張って見えた。
良く見ると、レティシアの胸元のボタンが、引きちぎられていた。
それを見たリックは、レティシアを襲った男の頭を、もう一発殴りつけてやりたくなった。
そろそろ、出発の準備をしてもいい時刻だった。
その時、リックの耳が、小さな音を聞き当てた。
リックが、そちらを向くのと、斜面を滑り落ちたはずの男が、こちらに向かって撃つのとは、ほぼ同時だった。
銃口は、フィリップを狙っていた。
「フィリップ様!」
そう叫んだレティシアが、フィリップを庇って、その前へと飛び出した。
銃弾は、フィリップの前に飛び出したレティシアの左腕に、当たった。
その間に、すかさずリックが斜面まで走ると、男をそこから蹴り落とした。
男は声を上げて、今度こそ、斜面の下へと消えて行った。
「レティシア、レティシア!」
アンジェラが、泣きながら絶叫する。
「おいっ、しっかりしろ」
リックが、地面に膝をついて、崩れ落ちるレティシアを抱き上げた。
誰もが、ピエールのことを思い浮かべた。
撃たれた左腕の袖が、じわりと暗赤色に染まっていく。
レティシアは、気を失っていた。
閉じた瞼が痙攣して、呼吸が荒い。
「見るんじゃない」
レティシアに駆け寄ろうとするアンジェラを、フィリップが押し留めた。
「あなたも見ない方がいい」
やはり、レティシアの身を案じて近づこうとするアンヌも、フィリップは、引き止めた。
リックは、レティシアの左の袖を、ナイフで裂いた。
出血は広がっていた。
けれども、幸い弾は、表面の肉を削いだだけだった。
リックは、それ以上出血しないよう、傷口に割いたシーツを巻きつけて圧迫した。
出血さえ止まればなんとかなる、そう思った。
その時、リックの目に、レティシアの左肩に入る模様が目に入った。
刺青かと、レティシアの肩を持ち上げたリックの目に入ったのは、百合の烙印だった。
百合の烙印、それは、ユースティティアの女の囚人の肩に刻まれる、焼印だった。
何故、こいつが・・・。
今、リックの腕の中にいる、いつも優しく柔らかな微笑みを絶やさない美しい女と、肩に刻まれた百合の模様は、どうしても結びつかなかった。
けれども、その烙印が肩にあるということは、間違いなくレティシアは女囚だった。
「リック」
フィリップに呼ばれて、リックは我に返った。
毛布を取れ、と、フィリップに指示して持ってこさせると、レティシアの左肩が誰の眼にも触れないよう、身体に巻き付けた。
「すぐにここを発つ準備をしろ」
ここでは、これ以上の手当ては出来ないと判断したリックは、すぐに発って峠を越え、ふもとの村まで向かうことにした。
辺りは、ずいぶん明るくなって来た。
準備が整うまで、山小屋の中で休ませるために、リックは気を失ったままのレティシアを抱き上げた。
その時、レティシアが、目を閉じたまま、小さな声で呟いた。
「お医者様は、結構です。私には、もったいのうございます。どうか、どうかお医者様は、呼ばないで・・・」
震える声で、何度も、何度も繰り返した。
それが、リックには左肩に刻まれた百合の烙印を、誰にも見られたくはないのだという、懇願のように聞こえた。
まだ意識の朦朧とするレティシアが、フィリップと、リックを間違えているようだった。
リックは、レティシアを、山小屋の中へ運んだ。
「どうか、どうか・・・」
レティシアの閉じた瞳から、涙が伝った。
リックのシャツを、ぎゅっと強く右手で握りしめていた。
「大丈夫だ、医者は呼ばないから、安心して休んでろ」
リックが囁いたその言葉で、レティシアはようやくほっとしたように、リックのシャツから指をほどいた。
そのレティシアの蒼白な顔を、ひと時じっと見つめ、リックは出発の準備にかかった。
「金を出せ。出さないとぶっ殺すぞ!」
襲撃者のひとりが、怒鳴った。
再び、銃声が響く。
山小屋の中から、アンジェラの小さな悲鳴が聞こえた。
馬たちも、危険を察して、激しくいななきを上げる。
襲撃者は、四人だった。
そのうち二人が、山小屋の扉に向かっている。
ひとりが扉に手をかけた瞬間、フィリップがその男に向かって、撃った。
弾は男の腕をかすめただけだったが、威嚇には十分だったようで、一瞬、男が怯んだ隙に、フィリップが足に体当たりした。
男とフィリップが組み合ったまま、地面に転がり込んだ。
敵のひとりが、後方からフィリップを狙うが、組み合っていて、狙いがはずれると仲間に当たるので、引き金を引けずにいた。
組み合った男は、フィリップの顔を殴りつけた。
力は、男の方があった。
けれども、フィリップの方が、実戦訓練という点では、士官学校で桁外れの経験があった。
最初の一発は受けたものの、急所を思い切り蹴り上げだ。
呻きながら、地面に這いつくばる男の頭を数発殴りつけるが、男も負けていない。
男が痛烈な頭突きを、返して来た。
今度はフィリップも、男の上に馬乗りになると、腹を殴り上げる。
そして、一緒に山の斜面を滑り落ちた。
ふたりは、木々をなぎ倒しながら、叫び声を上げて、滑り落ちて行った。
後方からフィリップを狙っていた男が、斜面を転げ落ちた仲間の名前を呼びながら、暗い斜面の下を覗き込む。
「そこまでだ、銃を下ろせ」
フィリップは、銃を持つ男の背後に回り、男の背中に、銃をむけていた。
男は、銃を捨てて、両手を上げた。
その間にも、残る二人の襲撃者のうちひとりが、仲間の援護射撃を武器に、山小屋の中に入り込んだ。
中から、女たちの悲鳴上がる。
リックは、無茶を承知で、山小屋の扉へと走った。
銃弾が、リックを襲う。
けれども、それらは、リックを外れた。
山小屋の中では、援護射撃を過信した襲撃者が、まさか、リックがやって来るとは思わなかったのだろう。
レティシアの腰に腕を回し、拒むレティシアの顔に唇を寄せていた。
アンヌが護身用ナイフを抜く姿が、リックの視界の隅に入った。
誇り高い公爵令嬢は、気位が高いだけではないらしい。
敵に毅然と立ち向かおうとする度胸に、リックはアンヌを少し見直した。
リックは、男の襟首を掴んで、レティシアから引き離すと、顔面と腹を、思い切り殴りつけた。
男は、痛みに耐えきれず、床に倒れこもうとしたが、リックは、それを許さなかった。
男を引きずって、山小屋の扉の前に突き出し、その背中に銃口を押し付けながら、
「とっとと消え失せろ。でないと、この男の腹を、ぶち抜くぜ!」
と、残るひとりの襲撃者に向けて怒鳴った。
四人のうち三人がやられて、勝ち目がないと判断した襲撃者の逃げ足は、早かった。
悪態をついて、そのまま走り去った。
「リック、大丈夫?」
斜面の方から、フィリップの声がした。
「ああ。あんたは?」
大丈夫、と、返事が帰って来て、両手を上げた襲撃者の背後から銃を突きつけたまま、フィリップが山小屋の方へ歩いて来た。
リックが灯をかざすと、殴られたせいだろう、フィリップの右頰が赤くなっていた。
「たいしたことない。これぐらい」
「もうひとりはどうした?」
「斜面を滑り落ちて行った。結構、深そうだから、助からないと思う」
「自業自得だ」
リックは、シーツをナイフで引き裂くと、リックに殴られて、苦しそうに地面に這いつくばる男と、フィリップが銃を向ける男、ふたりの両手と両足を縛り上げた。
アンジェラとレティシア、それにアンヌも外に出て来た。
夜が、明け始めていた。
辺りが、徐々に薄墨色に変わって行く。
「大丈夫か?」
リックが灯をかざすと、アンジェラとレティシアはまだ青い顔のまま、言葉がなかった。
襲われかけたせいだろう、特にレティシアは、唇が小刻みに震えていた。
無表情のアンヌの心中を察するのは難しかったが、いつもよりも顔が強張って見えた。
良く見ると、レティシアの胸元のボタンが、引きちぎられていた。
それを見たリックは、レティシアを襲った男の頭を、もう一発殴りつけてやりたくなった。
そろそろ、出発の準備をしてもいい時刻だった。
その時、リックの耳が、小さな音を聞き当てた。
リックが、そちらを向くのと、斜面を滑り落ちたはずの男が、こちらに向かって撃つのとは、ほぼ同時だった。
銃口は、フィリップを狙っていた。
「フィリップ様!」
そう叫んだレティシアが、フィリップを庇って、その前へと飛び出した。
銃弾は、フィリップの前に飛び出したレティシアの左腕に、当たった。
その間に、すかさずリックが斜面まで走ると、男をそこから蹴り落とした。
男は声を上げて、今度こそ、斜面の下へと消えて行った。
「レティシア、レティシア!」
アンジェラが、泣きながら絶叫する。
「おいっ、しっかりしろ」
リックが、地面に膝をついて、崩れ落ちるレティシアを抱き上げた。
誰もが、ピエールのことを思い浮かべた。
撃たれた左腕の袖が、じわりと暗赤色に染まっていく。
レティシアは、気を失っていた。
閉じた瞼が痙攣して、呼吸が荒い。
「見るんじゃない」
レティシアに駆け寄ろうとするアンジェラを、フィリップが押し留めた。
「あなたも見ない方がいい」
やはり、レティシアの身を案じて近づこうとするアンヌも、フィリップは、引き止めた。
リックは、レティシアの左の袖を、ナイフで裂いた。
出血は広がっていた。
けれども、幸い弾は、表面の肉を削いだだけだった。
リックは、それ以上出血しないよう、傷口に割いたシーツを巻きつけて圧迫した。
出血さえ止まればなんとかなる、そう思った。
その時、リックの目に、レティシアの左肩に入る模様が目に入った。
刺青かと、レティシアの肩を持ち上げたリックの目に入ったのは、百合の烙印だった。
百合の烙印、それは、ユースティティアの女の囚人の肩に刻まれる、焼印だった。
何故、こいつが・・・。
今、リックの腕の中にいる、いつも優しく柔らかな微笑みを絶やさない美しい女と、肩に刻まれた百合の模様は、どうしても結びつかなかった。
けれども、その烙印が肩にあるということは、間違いなくレティシアは女囚だった。
「リック」
フィリップに呼ばれて、リックは我に返った。
毛布を取れ、と、フィリップに指示して持ってこさせると、レティシアの左肩が誰の眼にも触れないよう、身体に巻き付けた。
「すぐにここを発つ準備をしろ」
ここでは、これ以上の手当ては出来ないと判断したリックは、すぐに発って峠を越え、ふもとの村まで向かうことにした。
辺りは、ずいぶん明るくなって来た。
準備が整うまで、山小屋の中で休ませるために、リックは気を失ったままのレティシアを抱き上げた。
その時、レティシアが、目を閉じたまま、小さな声で呟いた。
「お医者様は、結構です。私には、もったいのうございます。どうか、どうかお医者様は、呼ばないで・・・」
震える声で、何度も、何度も繰り返した。
それが、リックには左肩に刻まれた百合の烙印を、誰にも見られたくはないのだという、懇願のように聞こえた。
まだ意識の朦朧とするレティシアが、フィリップと、リックを間違えているようだった。
リックは、レティシアを、山小屋の中へ運んだ。
「どうか、どうか・・・」
レティシアの閉じた瞳から、涙が伝った。
リックのシャツを、ぎゅっと強く右手で握りしめていた。
「大丈夫だ、医者は呼ばないから、安心して休んでろ」
リックが囁いたその言葉で、レティシアはようやくほっとしたように、リックのシャツから指をほどいた。
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