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14.偏屈男と小麦と女<後編>
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フェスティバルが終わって、五日が過ぎた金曜日の朝、ジェフリーは、いつものように、決裁が必要な書類に、眼を通していた。
書類に目を通していたジェフリーは、部屋をノックする音が聞こえた時、てっきりヘインズだと思い、
「入れ」
と、書類から顔を上げずに、そう答えた。
「マクファーレンさん・・・」
ドアが開いたかと思ったら、おっとりとしたその声が聞こえて、ジェフリーは飛び上がりそうなほど、驚いた。
ローズが、立っていた。
「ヘインズは・・・」
「今、ヘインズさんに、マクファーレンさんにお会いしたいので、アポイントメントを取りたいと言ったら、今なら、部屋にひとりでいるから、どうぞお入りください、って。あの、ご迷惑ではありませんでしたか?」
ヘインズめ!
ローズ・ギャレットが帰ったら、今度こそ、説教してやる。
案内もなしに、客をひとりで、しかも、女性の客を、ひとりで部屋へ通すとは。
頭からボンネットを取り、ローズは、ドアの前に立ったままだった。
しかも、少々、顔色が悪いように見えた。
無理もない。
前にここへ来た時、素っ気ない態度で、追い払うようなことをした。
「そこへ座るといい」
前の反省から、ジェフリーは、ローズにソファを促した。
中々いい調子だと、ジェフリーは自分で自分をほめた。
この調子で話せば、今日は、ローズが帰った後、自己嫌悪に陥らずに済みそうだ。
ローズの姿を見て、ジェフリーは察していた。
ローズが、五日前の、フェスティバルの報告に来たのだ、と。
ギャレット食料品店の催しが成功を収めたことは、伝え聞いていた。
ローズのことだから、礼を兼ねて、報告に来たのだろう。
そう思うと、ジェフリーは、ローズと今から過ごす時間が、ずいぶん貴重なものに思えて来た。
「遠慮せずに、そこへ座るといい。今、お茶を持ってこさせよう」
「お茶は、結構です。私、すぐ失礼しますので」
ジェフリーは椅子から立ち上がって、まだ、ドアの前に立ったままのローズに、もう一度呼びかけたのだったが、ローズは固い表情のままで、そう答えた。
ジェフリーは、哀しいような、寂しいような気分になったが、まあ、仕方のないことだ、と、諦めた。
これまでの、不躾な態度の数々を思い返せば、嫌われても仕方がない。
そうは思うものの、気持ちは下を向いた。
「私、用が済んだら、すぐに失礼します。マクファーレンさん、どうか、これを受け取ってください」
と、ローズは、鞄の中から、封筒を取り出した。
前回の件があったので、想像はついたものの、受け取ったジェフリーが、中を覗くと、やはり紙幣が入っていた。
その額は、前回よりも多かった。
「どうぞ、受け取ってください。そして、受け取りに、サインをいただきたいのです」
「私には、この紙幣を、受け取る理由がない」
「ダファディルの厨房の使用料と、ギャレット食料品店のため、アダム・パーカー氏に、一晩仕事をしてもらったお支払いです」
「君は、ヘインズから、聞かなかったのかな。フェスティバルで、君の配ったパンが、バッカスの料理長アダム・パーカーの焼いたものだと、宣伝することで、相殺すると」
「いえ、それではいけません。いけないんです。これは、仕事なのですから、こちらから、きちんとお支払いさせてください」
「聞こう。何故、それほど支払いにこだわる?」
ジェフリーのその問いかけに、ローズは口をつぐんだ。
「もう一度、尋ねる。私がいいと言っているのに、何故君はそれほど、支払いにこだわる?理由を聞かずに、この封筒は受け取れない」
ジェフリーは、ローズに封筒を差し戻した。
けれども、ローズは、手を出さなかった。
「・・・マクファーレンさんの、名誉のためです」
「私の名誉?この封筒を受け取ることと、私の名誉と、一体どういう関係があるのだ?」
「マクファーレンさんの、ギャレット食料品店へのご親切が、私個人に対するものだという誤解を、解く必要があるからです」
ローズは、言葉を選びつつそう答えた。
ジェフリーは、最初、ローズの言葉の意味が分からなかった。
けれども、すぐに思い当たった。
「ベル不動産か?」
思わず、声が険しくなった。
「私が、いけなかったんです。ご親切に甘えることが、どういう誤解を招くことになるのか、考えておくべきでした」
ジェフリーは、先日の、バイロンの下品極まりない物言いを、思い出した。
歳をくってた方が、女もケツの振り方がうまくなるらしい。
たいして美人とは思えないが、ケツの振り方は、一流ってわけか。
ジェフリー・マクファーレンをたらし込むとは、あの女も、なかなかだ。
あれを・・・、あの言葉を、バイロン・ベルは、ローズにも投げつけたのだろうか。
この良心の塊のようなローズを、あのような卑しい言葉で、辱めたのだろうか。
ジェフリーには敵わないと知って、標的をローズに変えたというわけか。
「卑怯者め!」
ジェフリーは、罵った。
怒りの収まりようがなかった。
部屋の中を、せわしなく、ぐるぐると歩き続け、ハンガースタンドに引っかけてあったステッキを手に取ると、眼を閉じて、ぎゅっと握りしめ、抑えようのない、こみ上げる怒りと戦った。
「マクファーレンさん、私が何よりも心配なのは、マクファーレンさんのご家族のことです。こんな話が、もし奥様や、お子さんの耳に入ったなら、どれほどショックを受けることでしょう。ご夫婦の間に、いらぬ波風を立てるかもしれないと思うと、奥様にどれほどお詫びしても、お詫びのしようがなくて・・・。自分の呑気さと、鈍感さに、呆れているところです」
ローズは、ひどく落ち込んだ様子で、下を向いた。
「私は、結婚していないが・・・」
ジェフリーは、ローズのひどい勘違いに驚いた。
「結婚していない?」
驚いたのは、ローズも同じだった。
「そう、私は、独身だ」
「まあ・・・、そうでしたの、まあ、それでしたら、少し、ほっとしました」
ローズの表情が幾分和らいだので、ジェフリーは、本当に、ローズが自分のこと以上に、ジェフリーの身を案じてくれていたことが、わかった。
それでも、ローズは、すぐに硬い表情に戻ると、
「でも、マクファーレンさんにとって、不名誉なことには、違いありませんわ。私が、きちんとお支払いをして、受け取りにサインをいただくことで、どれだけ、マクファーレンさんの名誉を回復できるのかわかりませんけれど、何か、言われのない批判を受けた時に、そうやって示せるものがあると、少しは・・・、」
「私より、君の方が・・・」
ローズは、何か言いかけたジェフリーの言葉を、遮るように、
「私、自分のことはいいんです。若くもないですし、そう言われても、もうそれほど・・・」
そう言って笑ったが、その赤く腫れぼったい眼から、眠れない夜を過ごしたことは、すぐにわかった。
傷ついたのだと。
そんな風に言われて、辛かったのだと。
悔しかったのだと。
持っていきようのない苦い感情に、ひとりで耐えていたのだと、すぐにわかった。
ジェフリーは、ローズの前に立つと、
「顔を上げるんだ」
力強い口調で、そう言った。
ローズが顔を上げると、ジェフリーは、ひととき、そのダークブラウンの瞳をじっと見つめたあと、
「君は、レディだ」
はっきりと、そう、告げた。
ローズの瞳には、みるみるうちに、涙が込みあがった。
「君は、素晴らしいレディだ」
ローズは、慌てて、鞄の中からハンカチを取り出すと、溢れそうになった涙を、急いで拭った。
「マクファーレンさん・・・、ありがとう、本当に、ありがとうございます」
ローズは、瞳をハンカチで拭いながら、笑顔になった。
ジェフリーは、自分に向けられたその笑顔に、何故か胸がいっぱいになった。
胸が熱くなって、苦しかった。
だから、思わず、
「ローズ・・・」
そう呟いて、その手を取った。
ローズが、はっ、として、顔を上げた。
ジェフリーは、何を言えばいいのかわからずに、何も言うことが出来ずに、ただ黙って、ローズの顔を見つめていた。
「あの・・・」
ローズは、まごついた。
これまで、生きて来た三十四年の人生の中で、ダンスでもなく、手助けでもなく、こういった形で、男性に手を取られるのは、初めての経験だった。
まだ、ジェフリーは、ローズの手を取ったままだった。
「マクファーレンさん、あの、私・・・、失礼しますわ」
ローズは、それだけを告げると、ジェフリーの手を解いて、急いで、部屋から出た。
ひとり残ったジェフリーは、しばらくそのままで、動くことが出来なかった。
書類に目を通していたジェフリーは、部屋をノックする音が聞こえた時、てっきりヘインズだと思い、
「入れ」
と、書類から顔を上げずに、そう答えた。
「マクファーレンさん・・・」
ドアが開いたかと思ったら、おっとりとしたその声が聞こえて、ジェフリーは飛び上がりそうなほど、驚いた。
ローズが、立っていた。
「ヘインズは・・・」
「今、ヘインズさんに、マクファーレンさんにお会いしたいので、アポイントメントを取りたいと言ったら、今なら、部屋にひとりでいるから、どうぞお入りください、って。あの、ご迷惑ではありませんでしたか?」
ヘインズめ!
ローズ・ギャレットが帰ったら、今度こそ、説教してやる。
案内もなしに、客をひとりで、しかも、女性の客を、ひとりで部屋へ通すとは。
頭からボンネットを取り、ローズは、ドアの前に立ったままだった。
しかも、少々、顔色が悪いように見えた。
無理もない。
前にここへ来た時、素っ気ない態度で、追い払うようなことをした。
「そこへ座るといい」
前の反省から、ジェフリーは、ローズにソファを促した。
中々いい調子だと、ジェフリーは自分で自分をほめた。
この調子で話せば、今日は、ローズが帰った後、自己嫌悪に陥らずに済みそうだ。
ローズの姿を見て、ジェフリーは察していた。
ローズが、五日前の、フェスティバルの報告に来たのだ、と。
ギャレット食料品店の催しが成功を収めたことは、伝え聞いていた。
ローズのことだから、礼を兼ねて、報告に来たのだろう。
そう思うと、ジェフリーは、ローズと今から過ごす時間が、ずいぶん貴重なものに思えて来た。
「遠慮せずに、そこへ座るといい。今、お茶を持ってこさせよう」
「お茶は、結構です。私、すぐ失礼しますので」
ジェフリーは椅子から立ち上がって、まだ、ドアの前に立ったままのローズに、もう一度呼びかけたのだったが、ローズは固い表情のままで、そう答えた。
ジェフリーは、哀しいような、寂しいような気分になったが、まあ、仕方のないことだ、と、諦めた。
これまでの、不躾な態度の数々を思い返せば、嫌われても仕方がない。
そうは思うものの、気持ちは下を向いた。
「私、用が済んだら、すぐに失礼します。マクファーレンさん、どうか、これを受け取ってください」
と、ローズは、鞄の中から、封筒を取り出した。
前回の件があったので、想像はついたものの、受け取ったジェフリーが、中を覗くと、やはり紙幣が入っていた。
その額は、前回よりも多かった。
「どうぞ、受け取ってください。そして、受け取りに、サインをいただきたいのです」
「私には、この紙幣を、受け取る理由がない」
「ダファディルの厨房の使用料と、ギャレット食料品店のため、アダム・パーカー氏に、一晩仕事をしてもらったお支払いです」
「君は、ヘインズから、聞かなかったのかな。フェスティバルで、君の配ったパンが、バッカスの料理長アダム・パーカーの焼いたものだと、宣伝することで、相殺すると」
「いえ、それではいけません。いけないんです。これは、仕事なのですから、こちらから、きちんとお支払いさせてください」
「聞こう。何故、それほど支払いにこだわる?」
ジェフリーのその問いかけに、ローズは口をつぐんだ。
「もう一度、尋ねる。私がいいと言っているのに、何故君はそれほど、支払いにこだわる?理由を聞かずに、この封筒は受け取れない」
ジェフリーは、ローズに封筒を差し戻した。
けれども、ローズは、手を出さなかった。
「・・・マクファーレンさんの、名誉のためです」
「私の名誉?この封筒を受け取ることと、私の名誉と、一体どういう関係があるのだ?」
「マクファーレンさんの、ギャレット食料品店へのご親切が、私個人に対するものだという誤解を、解く必要があるからです」
ローズは、言葉を選びつつそう答えた。
ジェフリーは、最初、ローズの言葉の意味が分からなかった。
けれども、すぐに思い当たった。
「ベル不動産か?」
思わず、声が険しくなった。
「私が、いけなかったんです。ご親切に甘えることが、どういう誤解を招くことになるのか、考えておくべきでした」
ジェフリーは、先日の、バイロンの下品極まりない物言いを、思い出した。
歳をくってた方が、女もケツの振り方がうまくなるらしい。
たいして美人とは思えないが、ケツの振り方は、一流ってわけか。
ジェフリー・マクファーレンをたらし込むとは、あの女も、なかなかだ。
あれを・・・、あの言葉を、バイロン・ベルは、ローズにも投げつけたのだろうか。
この良心の塊のようなローズを、あのような卑しい言葉で、辱めたのだろうか。
ジェフリーには敵わないと知って、標的をローズに変えたというわけか。
「卑怯者め!」
ジェフリーは、罵った。
怒りの収まりようがなかった。
部屋の中を、せわしなく、ぐるぐると歩き続け、ハンガースタンドに引っかけてあったステッキを手に取ると、眼を閉じて、ぎゅっと握りしめ、抑えようのない、こみ上げる怒りと戦った。
「マクファーレンさん、私が何よりも心配なのは、マクファーレンさんのご家族のことです。こんな話が、もし奥様や、お子さんの耳に入ったなら、どれほどショックを受けることでしょう。ご夫婦の間に、いらぬ波風を立てるかもしれないと思うと、奥様にどれほどお詫びしても、お詫びのしようがなくて・・・。自分の呑気さと、鈍感さに、呆れているところです」
ローズは、ひどく落ち込んだ様子で、下を向いた。
「私は、結婚していないが・・・」
ジェフリーは、ローズのひどい勘違いに驚いた。
「結婚していない?」
驚いたのは、ローズも同じだった。
「そう、私は、独身だ」
「まあ・・・、そうでしたの、まあ、それでしたら、少し、ほっとしました」
ローズの表情が幾分和らいだので、ジェフリーは、本当に、ローズが自分のこと以上に、ジェフリーの身を案じてくれていたことが、わかった。
それでも、ローズは、すぐに硬い表情に戻ると、
「でも、マクファーレンさんにとって、不名誉なことには、違いありませんわ。私が、きちんとお支払いをして、受け取りにサインをいただくことで、どれだけ、マクファーレンさんの名誉を回復できるのかわかりませんけれど、何か、言われのない批判を受けた時に、そうやって示せるものがあると、少しは・・・、」
「私より、君の方が・・・」
ローズは、何か言いかけたジェフリーの言葉を、遮るように、
「私、自分のことはいいんです。若くもないですし、そう言われても、もうそれほど・・・」
そう言って笑ったが、その赤く腫れぼったい眼から、眠れない夜を過ごしたことは、すぐにわかった。
傷ついたのだと。
そんな風に言われて、辛かったのだと。
悔しかったのだと。
持っていきようのない苦い感情に、ひとりで耐えていたのだと、すぐにわかった。
ジェフリーは、ローズの前に立つと、
「顔を上げるんだ」
力強い口調で、そう言った。
ローズが顔を上げると、ジェフリーは、ひととき、そのダークブラウンの瞳をじっと見つめたあと、
「君は、レディだ」
はっきりと、そう、告げた。
ローズの瞳には、みるみるうちに、涙が込みあがった。
「君は、素晴らしいレディだ」
ローズは、慌てて、鞄の中からハンカチを取り出すと、溢れそうになった涙を、急いで拭った。
「マクファーレンさん・・・、ありがとう、本当に、ありがとうございます」
ローズは、瞳をハンカチで拭いながら、笑顔になった。
ジェフリーは、自分に向けられたその笑顔に、何故か胸がいっぱいになった。
胸が熱くなって、苦しかった。
だから、思わず、
「ローズ・・・」
そう呟いて、その手を取った。
ローズが、はっ、として、顔を上げた。
ジェフリーは、何を言えばいいのかわからずに、何も言うことが出来ずに、ただ黙って、ローズの顔を見つめていた。
「あの・・・」
ローズは、まごついた。
これまで、生きて来た三十四年の人生の中で、ダンスでもなく、手助けでもなく、こういった形で、男性に手を取られるのは、初めての経験だった。
まだ、ジェフリーは、ローズの手を取ったままだった。
「マクファーレンさん、あの、私・・・、失礼しますわ」
ローズは、それだけを告げると、ジェフリーの手を解いて、急いで、部屋から出た。
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