19 / 74
4.レティシアの休日
4
しおりを挟む
レティシアは、途方に暮れていた。
ああ、どうしましょう。
ユースティティアの言葉で、ぽつりと呟いた。
アダムに見送られて、デイヴとふたり、バッカスを出たまではよかった。
もう三時が近く、レティシアは、そのまま家に帰るつもりだった。
けれども、昼寝をして元気を取り戻したデイヴが、もう少しだけ街を歩きたいと言いだした。
時間的にもう帰った方がいいことは、レティシアもよくわかっていたが、心もお腹も満たされて、つい気が緩んでいたのだろう。
もう少しだけなら、と、デイヴと一緒に、街を歩き始めた。
ところが、ひと寝入りして、すっかり元気になったデイヴは、先へ先へと、どうかすると速足になった。
レティシアが、手をつなごうとしても、すぐに振りほどいて、興味の赴くまま、進んでいく。
「ダメ、ダメ、デイヴ。待って、デイヴ、ダメ」
それを、追いかけるようについていくうち、気が付けば、見たことのない場所へ来てしまっていた。
ここは、どこ・・・。
そこは、工場が立ち並ぶ一角だった。
正面には大きな河があって、それが、先日いなくなったデイヴを探しに出た時に行き当たった、ハロルド河だということは、わかった。
けれども、今、ハロルド河の一体どのあたりにいるのか、見当がつかなかった。
どうしたらいいの・・・。
風は、さらに冷たくなり始めていた。
レティシアは、ショールの前を掻き合わせた。
もう、四時は過ぎているに違いなかった。
もう少しで、日が暮れる。
ブリストンの街は、治安のよくない場所もあると、ケイティから聞かされていた。
日が暮れてしまってから、デイヴと、そんな場所へ迷い込んでしまうことは、避けなければならなかった。
誰かに道を聞こうにも、工場が立ち並ぶ場所なだけにめぼしい店はなく、道行く人も、いることはいたのだが、レティシアの拙いフォルティスの言葉がどこまで通じるのか、自信がなかった。
「レティシア、僕たち、迷子?」
「迷子?」
「道、わからなくなっちゃったの?」
デイヴが、茶色い不安そうな瞳で、レティシアを見上げてきた。
「そう、今、少し、道、わからない」
レティシアが、困ったようにそう答えると、デイヴは、突然、レティシアの手を取った。
そして、
「大丈夫だよ、レティシア。僕がいるから」
と、繋ぐ手に、小さな力を込めてきた。
「デイヴ・・・」
「安心して、レティシア。僕が、守ってあげる」
唇を、真一文字にキュッと結んで、前を見つめるデイヴの横顔に、一瞬、レティシアは見入った。
小さくても、デイヴは男の子なのだと、じわっと、こみ上げるものがあった。
その小さな優しさが、たまらなく愛おしかった。
そして、思った。
もしもあの時、無事に生まれていたら、今頃、こうやって、手をつないで、街をふたりで歩いて・・・、私も、お母さんと、呼んでもらえたのだろうか。
レティシアは、小さな手をそっと、握り返した。
レティシアは、ふっと小さな息を吐くと、覚悟を決めて、道行く人に、道を尋ねることにした。
このままデイヴとふたり、迷子のままでいるわけには、いかなかった。
「あの・・・」
「レティシア?」
レティシアが、覚悟を決めて、道行く人に声をかけようとしたとき、後ろから、名前を呼ばれた。
驚いて振り返ると、リックが立っていた。
リックは、ひとりではなかった。
その隣には、リックと同じ年恰好で、長身のリックよりは、幾分、背丈の低い痩せ形の男が、並んでいた。
男は、きついウェーブのかかった、黒髪をしていた。
「何をやっているんだ、こんなところで?」
「ああ、リック・・・」
思わず、レティシアは、安堵のため息を漏らした。
「僕たち、迷子なの」
「迷子?」
ケイティから、休みをもらって、一日ブリストンの街の散策を楽しんだものの、帰り道に迷ってしまったことを、レティシアは、リックに、たどたどしく伝えた。
「リック、送って行ってあげた方がいい」
リックの隣にいた、聡明そうな男が、レティシアの話を聞いて、そう言った。
「あの、道だけ、大丈夫。デイヴと帰る。大丈夫」
「もうすぐ日が暮れる。若い娘さんと小さい子供が、道に迷って、万一貧困街にでも入り込んだら、大変なことになる。リックに、送ってもらったほうがいい」
と、男は、リックの手にしていた図面を預かると、促した。
「そうだな、その方が安心だ。じゃあ、ちょっと行ってきます、ブラッドさん」
と、リックは、レティシアとデイヴと一緒に歩きだした。
「ごめんなさい、リック。ごめんなさい。迷惑、ごめんなさい」
「気にするな。さほど、時間はかからない」
「リック、今日も、お仕事?」
「ああ、そこが俺の仕事場。近くの鉄工所から、ちょうど、帰るところだった」
と、リックが、通りを挟んで、すぐ前の工場を指さした。
エドガー・ホイットマン製造会社の看板が、掲げられていた。
「さっきの人は・・・」
「云わば、俺の師匠だな。正確に言うと、大師匠の息子だ」
「師匠?会社、えらい人?」
「まあ、そういうことだ」
「お仕事・・・、本当、ごめんなさい」
「たまには、お前とこうやって歩くのも、悪くない」
レティシアは、そう言うリックの真意を測りかねたが、並んで歩く、リックの横顔をちらりと見上げると、どことなく楽しそうだった。
リックに家まで送ってもらえるとなって、すっかり安心したデイヴは、ふざけてわざと路地に入りこもうとしたり、真っすぐ歩こうとはしなかったりで、レティシアは、やっぱり、
「ダメ、ダメ、デイヴ、ダメ」
と、繰り返すことになった。
「で、今日は、ブリストンのどこへ行ったんだ?」
リックのその問いに、レティシアは、今朝からの出来事を、話し出した。
盛況なミルフェアストリートに驚いたこと、小さな食料品店の女店主、ローズ・ギャレットと友達になったこと、バッカスで、アダムの美味しい料理を味わったこと。
レティシアの話は、次から次へ途切れることがなく、その瞳は、生き生きと輝いていた。
それで、リックはレティシアの今日一日が、この上なく充実したものであることを知った。
「楽しい一日で、良かったな」
「楽しい?」
そう言われて、レティシアは、改めて今日一日の、自分の心のうちを思い返した。
「はい、そうです・・・。今日、とても、とても、楽しかった」
そういうレティシアのヘーゼルの瞳は、ブリストンに来てから、一番の輝きを放っていた。
家に着くと、ケイティが、ギルを抱いて、表に出ていた。
「少し、帰りが遅いから、迷子になったんじゃないかと思って、心配していたのよ。ウォルトは、お昼寝中。あら、リックも一緒?」
帰りの遅い二人を心配して、様子を伺いに、表に出てきたらしかった。
「帰り、遅い。ごめんなさい」
「ほんの少しだけよ。どう、楽しかった、ふたりとも?」
「うん」
「はい、とても」
「それは、よかったわ。ねえ、ギル、お兄ちゃん、お帰りなさい、さあ、言ってみましょう」
ケイティは、言葉の遅れがちな、幼い二人の息子に、言葉を教えることを、諦めてはいないようだった。
けれども、ギルは、素知らぬ風で、あちこちをきょろきょろと、眺めている。
「ああ、手強いわね・・・」
「そんなむきにならなくても、そのうち、喋るんじゃないか?」
リックは、なあ、とケイティに抱かれている、ギルの柔らかな頬を、そっと、つねった。
「あなたにはまだ、親心はわからないわ。あら、デイヴは?」
今まで、傍にいたはずの、デイヴが見当たらなくなって、あたりを見渡すと、通りの向かいにあるマクファーレン診療所のドアを開けて、中を覗き込んでいた。
「ダメ、ダメ、デイヴ、ダメ、おうち、帰って」
と、レティシアが、通りを渡って、デイヴを連れに行こうとした時だった。
「ダメー、デーヴ、デーヴ、ダメ、ダメー」
突然、ケイティの腕に抱かれたギルが、そう言って、喋りだした。
「まあ・・・」
ケイティも、レティシアも、目を丸くした。
そして、一瞬の後、レティシアは、ぷっと、噴き出した。
「ギル、私の真似。それ、私」
レティシアは、くすくすと、笑いが止まらなくなった。
眩しいほど、明るい笑顔だった。
ケイティとリックは、思わず顔を見合わせていた。
ケイティも、リックも、レティシアがブリストンへ来てから、初めて見る笑顔だった。
そのレティシアの笑顔を見て、ケイティもリックも、可笑しそうに笑いだした。
大人三人が、愉快そうに笑い出す、その様子を、マクファーレン診療所の前から、デイヴは、不思議そうに見つめていた。
そして、ケイティに抱かれたギルは、指をくわえたまま、きょとんとした表情で、大人たちの顔を、見つめていた。
花のように、優しく柔らかなレティシアの笑顔は、四年前、リックに向けられた笑顔と、何一つ変わることはなかった。
ああ、どうしましょう。
ユースティティアの言葉で、ぽつりと呟いた。
アダムに見送られて、デイヴとふたり、バッカスを出たまではよかった。
もう三時が近く、レティシアは、そのまま家に帰るつもりだった。
けれども、昼寝をして元気を取り戻したデイヴが、もう少しだけ街を歩きたいと言いだした。
時間的にもう帰った方がいいことは、レティシアもよくわかっていたが、心もお腹も満たされて、つい気が緩んでいたのだろう。
もう少しだけなら、と、デイヴと一緒に、街を歩き始めた。
ところが、ひと寝入りして、すっかり元気になったデイヴは、先へ先へと、どうかすると速足になった。
レティシアが、手をつなごうとしても、すぐに振りほどいて、興味の赴くまま、進んでいく。
「ダメ、ダメ、デイヴ。待って、デイヴ、ダメ」
それを、追いかけるようについていくうち、気が付けば、見たことのない場所へ来てしまっていた。
ここは、どこ・・・。
そこは、工場が立ち並ぶ一角だった。
正面には大きな河があって、それが、先日いなくなったデイヴを探しに出た時に行き当たった、ハロルド河だということは、わかった。
けれども、今、ハロルド河の一体どのあたりにいるのか、見当がつかなかった。
どうしたらいいの・・・。
風は、さらに冷たくなり始めていた。
レティシアは、ショールの前を掻き合わせた。
もう、四時は過ぎているに違いなかった。
もう少しで、日が暮れる。
ブリストンの街は、治安のよくない場所もあると、ケイティから聞かされていた。
日が暮れてしまってから、デイヴと、そんな場所へ迷い込んでしまうことは、避けなければならなかった。
誰かに道を聞こうにも、工場が立ち並ぶ場所なだけにめぼしい店はなく、道行く人も、いることはいたのだが、レティシアの拙いフォルティスの言葉がどこまで通じるのか、自信がなかった。
「レティシア、僕たち、迷子?」
「迷子?」
「道、わからなくなっちゃったの?」
デイヴが、茶色い不安そうな瞳で、レティシアを見上げてきた。
「そう、今、少し、道、わからない」
レティシアが、困ったようにそう答えると、デイヴは、突然、レティシアの手を取った。
そして、
「大丈夫だよ、レティシア。僕がいるから」
と、繋ぐ手に、小さな力を込めてきた。
「デイヴ・・・」
「安心して、レティシア。僕が、守ってあげる」
唇を、真一文字にキュッと結んで、前を見つめるデイヴの横顔に、一瞬、レティシアは見入った。
小さくても、デイヴは男の子なのだと、じわっと、こみ上げるものがあった。
その小さな優しさが、たまらなく愛おしかった。
そして、思った。
もしもあの時、無事に生まれていたら、今頃、こうやって、手をつないで、街をふたりで歩いて・・・、私も、お母さんと、呼んでもらえたのだろうか。
レティシアは、小さな手をそっと、握り返した。
レティシアは、ふっと小さな息を吐くと、覚悟を決めて、道行く人に、道を尋ねることにした。
このままデイヴとふたり、迷子のままでいるわけには、いかなかった。
「あの・・・」
「レティシア?」
レティシアが、覚悟を決めて、道行く人に声をかけようとしたとき、後ろから、名前を呼ばれた。
驚いて振り返ると、リックが立っていた。
リックは、ひとりではなかった。
その隣には、リックと同じ年恰好で、長身のリックよりは、幾分、背丈の低い痩せ形の男が、並んでいた。
男は、きついウェーブのかかった、黒髪をしていた。
「何をやっているんだ、こんなところで?」
「ああ、リック・・・」
思わず、レティシアは、安堵のため息を漏らした。
「僕たち、迷子なの」
「迷子?」
ケイティから、休みをもらって、一日ブリストンの街の散策を楽しんだものの、帰り道に迷ってしまったことを、レティシアは、リックに、たどたどしく伝えた。
「リック、送って行ってあげた方がいい」
リックの隣にいた、聡明そうな男が、レティシアの話を聞いて、そう言った。
「あの、道だけ、大丈夫。デイヴと帰る。大丈夫」
「もうすぐ日が暮れる。若い娘さんと小さい子供が、道に迷って、万一貧困街にでも入り込んだら、大変なことになる。リックに、送ってもらったほうがいい」
と、男は、リックの手にしていた図面を預かると、促した。
「そうだな、その方が安心だ。じゃあ、ちょっと行ってきます、ブラッドさん」
と、リックは、レティシアとデイヴと一緒に歩きだした。
「ごめんなさい、リック。ごめんなさい。迷惑、ごめんなさい」
「気にするな。さほど、時間はかからない」
「リック、今日も、お仕事?」
「ああ、そこが俺の仕事場。近くの鉄工所から、ちょうど、帰るところだった」
と、リックが、通りを挟んで、すぐ前の工場を指さした。
エドガー・ホイットマン製造会社の看板が、掲げられていた。
「さっきの人は・・・」
「云わば、俺の師匠だな。正確に言うと、大師匠の息子だ」
「師匠?会社、えらい人?」
「まあ、そういうことだ」
「お仕事・・・、本当、ごめんなさい」
「たまには、お前とこうやって歩くのも、悪くない」
レティシアは、そう言うリックの真意を測りかねたが、並んで歩く、リックの横顔をちらりと見上げると、どことなく楽しそうだった。
リックに家まで送ってもらえるとなって、すっかり安心したデイヴは、ふざけてわざと路地に入りこもうとしたり、真っすぐ歩こうとはしなかったりで、レティシアは、やっぱり、
「ダメ、ダメ、デイヴ、ダメ」
と、繰り返すことになった。
「で、今日は、ブリストンのどこへ行ったんだ?」
リックのその問いに、レティシアは、今朝からの出来事を、話し出した。
盛況なミルフェアストリートに驚いたこと、小さな食料品店の女店主、ローズ・ギャレットと友達になったこと、バッカスで、アダムの美味しい料理を味わったこと。
レティシアの話は、次から次へ途切れることがなく、その瞳は、生き生きと輝いていた。
それで、リックはレティシアの今日一日が、この上なく充実したものであることを知った。
「楽しい一日で、良かったな」
「楽しい?」
そう言われて、レティシアは、改めて今日一日の、自分の心のうちを思い返した。
「はい、そうです・・・。今日、とても、とても、楽しかった」
そういうレティシアのヘーゼルの瞳は、ブリストンに来てから、一番の輝きを放っていた。
家に着くと、ケイティが、ギルを抱いて、表に出ていた。
「少し、帰りが遅いから、迷子になったんじゃないかと思って、心配していたのよ。ウォルトは、お昼寝中。あら、リックも一緒?」
帰りの遅い二人を心配して、様子を伺いに、表に出てきたらしかった。
「帰り、遅い。ごめんなさい」
「ほんの少しだけよ。どう、楽しかった、ふたりとも?」
「うん」
「はい、とても」
「それは、よかったわ。ねえ、ギル、お兄ちゃん、お帰りなさい、さあ、言ってみましょう」
ケイティは、言葉の遅れがちな、幼い二人の息子に、言葉を教えることを、諦めてはいないようだった。
けれども、ギルは、素知らぬ風で、あちこちをきょろきょろと、眺めている。
「ああ、手強いわね・・・」
「そんなむきにならなくても、そのうち、喋るんじゃないか?」
リックは、なあ、とケイティに抱かれている、ギルの柔らかな頬を、そっと、つねった。
「あなたにはまだ、親心はわからないわ。あら、デイヴは?」
今まで、傍にいたはずの、デイヴが見当たらなくなって、あたりを見渡すと、通りの向かいにあるマクファーレン診療所のドアを開けて、中を覗き込んでいた。
「ダメ、ダメ、デイヴ、ダメ、おうち、帰って」
と、レティシアが、通りを渡って、デイヴを連れに行こうとした時だった。
「ダメー、デーヴ、デーヴ、ダメ、ダメー」
突然、ケイティの腕に抱かれたギルが、そう言って、喋りだした。
「まあ・・・」
ケイティも、レティシアも、目を丸くした。
そして、一瞬の後、レティシアは、ぷっと、噴き出した。
「ギル、私の真似。それ、私」
レティシアは、くすくすと、笑いが止まらなくなった。
眩しいほど、明るい笑顔だった。
ケイティとリックは、思わず顔を見合わせていた。
ケイティも、リックも、レティシアがブリストンへ来てから、初めて見る笑顔だった。
そのレティシアの笑顔を見て、ケイティもリックも、可笑しそうに笑いだした。
大人三人が、愉快そうに笑い出す、その様子を、マクファーレン診療所の前から、デイヴは、不思議そうに見つめていた。
そして、ケイティに抱かれたギルは、指をくわえたまま、きょとんとした表情で、大人たちの顔を、見つめていた。
花のように、優しく柔らかなレティシアの笑顔は、四年前、リックに向けられた笑顔と、何一つ変わることはなかった。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
淡泊早漏王子と嫁き遅れ姫
梅乃なごみ
恋愛
小国の姫・リリィは婚約者の王子が超淡泊で早漏であることに悩んでいた。
それは好きでもない自分を義務感から抱いているからだと気付いたリリィは『超強力な精力剤』を王子に飲ませることに。
飲ませることには成功したものの、思っていたより効果がでてしまって……!?
※この作品は『すなもり共通プロット企画』参加作品であり、提供されたプロットで創作した作品です。
★他サイトからの転載てす★
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる