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2.tenderness
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翌日の朝食後、オーランドは、サディアス、キース、そしてコーディリアをリビングに集め、話合いの時間を持った。
それは、コーディリアのフォーシーズンズ・ハウスでの暮らしが快適になるように、というオーランドの配慮だった。
コーディリアが自分たちと早く打ち解けられるように、四人の間では、敬語は使わない、ファーストネームで呼び合う、当面、キースの「姉上」も禁止、というのが、オーランドからの提案で、誰からも異存はないと思われた。
が、コーディリアは、滅相もないといった様子で、首を横に振った。
「わたくしに寛いだ言葉でお話しいただくことには、差し支えありませんが、わたくしはみなさまに、そのような言葉遣いをする立場にございません」
コーディリアには、いついかなる場合も、殿方を立てること、という、淑女としての教えが沁みついており、それを覆すような提案を、受け入れることはできなかった。
「そう難しく考えないで。友達だと思えばいい。君は、辺鄙な田舎に住む兄弟と、友達になった」
「そのようなこと・・・」
尚も難色を示すコーディリアに、
「大丈夫。今日一日キースと一緒にいれば、直ぐに慣れる」
と、オーランドは、キースに話を向けた。
「どういうこと?」
「彼女に、ホレスの街案内を頼む。俺とサディアスは、園主たちとの集会がある」
「わたくしのことでしたら、どうぞお構いなく・・・」
「それなら任せてよ。姉上・・・、違った、コーディリア、ホレスのことなら、俺、すごく詳しいから。小さい時から、兄上たちの後ろにくっついて、しょっちゅう草競馬を見に行っていたし、少し前までは、ホレスにある学校に通学していたんだ」
コーディリアの小さな声は、威勢のいいキースの声にかき消された。
「適役だな、キース」
と、キースとコーディリアの本日の予定が決まったところへ、
「俺からも、兄貴に提案がある」
冷めた声で口をはさんだのは、サディアスだった。
「勿論、聞こう」
「兄貴には昨日も話したことだが、ここに集まった四人で、合意をしておく方がいいと思う」
「お前の提案というのは?」
「その一、自室以外では、必ずシャツを着用すること」
「それについては、全面的にお前が正しい。コーディリアの来訪を知らなかったとはいえ、昨日の件は、俺に非がある。この件については、全て、完璧に、お前に賛成だ」
昨日の一件を考えれば、オーランドに反論の余地はなかった。
「その二、アイリスは、自室から出さないこと」
「それは・・・、やっぱり少し考慮の余地があるんじゃないか。アイリスのことは、コーディリアにもう知られてしまったわけだし、朝の散歩の時間だけにするとか、アイリスと一緒の時には、できるだけコーディリアには近寄らないようにするとか・・・」
「オーランド、見合いは何度目だ?言いたくはないが、これまでに二度、アイリスのせいで破談になっているんだ」
「破談になったのは、アイリスのことを良く知らないからだ。慣れれば、きっと仲良くなれる」
「兄貴がアイリスを可愛がっているのは、よく知っている。だけど、これ以上こんなことを、繰り返すわけにはいかない」
と、オーランドとサディアスが共に譲らない場の隅で、
「あの、アイリスって、どなた・・・?」
コーディリアは、キースに小声でそっと、尋ねてみた。
「トカゲだよ。オーランドのペットの。昨日、見ただろう?オーランドの腕に、こう乗っかってたやつ」
そういえば、そんな名前で呼んでいたことを思い出した、コーディリアだった。
「チェストルの領主は、ペットのトカゲを可愛がるあまり、結婚相手が決まらないって、巷で評判になっている」
「誤解のないように言っておくが、俺がアイリスを連れ出したいわけじゃない。ずっと閉じ込めたままにしておくのは、アイリスが可哀想だ」
「そこまで言うのだったら、コーディリアに決めてもらったらいいんじゃないか?この話し合いは、彼女が、ここで快適に暮らすための話し合いだろう?」
アイリスへの盲目的な愛情に、このままでは埒が明かない、と、悟ったサディアスは、判断をコーディリアに委ねた。
オーランドの瞳が、伺うように、コーディリアを捉えた。
どうぞ、わたくしにはお気遣いなく・・・、とは、言えなかった。
コーディリアは、目を伏せた。
「・・・わかった。アイリスは、俺の部屋から出さない」
オーランドは、ぽつりと呟いた。
「提案は以上でいいな、キース、コーディリアも」
その言葉で、話し合いに幕を引いたのは、サディアスだった。
コーディリアは、哀し気なリーフグリーンの瞳を見る勇気がなく、目を伏せたままだった。
四人での話し合いの後、コーディリアは、ウォルトンへ帰る召使と御者を見送った。
召使は、コーディリアに付いて一年ほどの若い女だったが、それでも、これまでコーディリアと共に過ごした時間を思えば、互いに涙をこらえるのは難しかった。
今日一日、コーディリアの世話役を命じられたキースは、コーディリアと共に、召使と御者を見送り、そして、ふたりは、馬車でホレスへと向かった。
ホレスは、小さな田舎の街ではあったが、それでも、目抜き通りとその周辺には、商店が立ち並び、生活に必要なものは一通り、何でも手に入った。
キースは、コーディリアと通りを歩きながら、コーディリアがここで暮らしていくのに必要となる品々を扱う店へ、順に案内していった。
どの店の者も、小さな頃からホレスに親しんでいるキースが、フィンドレー家の者だと言うことは知っていて、ウォルトンから来た、大切な友人に街案内をしている、と、告げると、ようこそお越しでと、誰もがその来訪を、笑顔で受け入れた。
仕立屋、靴屋、宝飾店と巡って、店を出たところで、
「がっかりしてるだろう?」
キースは少々、申し訳なさそうに言った。
「がっかり?わたくしが、何故?」
「どの店も、ウォルトンみたいな一級品が並んでいるわけじゃない。随分、見劣りするんだろうなあと思って」
それは、確かにそうだった。
ホレスの店に並ぶ品が悪いというわけではなかったが、品質も品数も、ウォルトンの店と比較しようもないのは、明らかだった。
「それは、そうかもしれません」
と、ここで、コーディリアは、キースから、本日五回目となる言葉遣いに対する注意を、受けた。
幼い頃から、礼儀正しく話すことを徹底されてきたコーディリアの口から、丁寧な言葉遣いは、中々出て行ってくれなかった。
キースから注意を受けて、コーディリアは照れたように笑いながら、
「だから、きっと・・・、ウォルトンと比べてはいけないんだわ」
そう答えた。
「この街のお店の人たちは、気さくに話しかけてくれるし、わたくしたちが何を尋ねても、とても親切に答えてくれたわ。仕立屋さんは、今は生地屋が品薄だから、作らない方がいい、って。再来週になったら仕入れがあるはずだから、作るのなら、それからにした方がいいから、用向きがあるのなら、言ってくれれば、こちらから生地を持ってお屋敷に伺います、って。相手の事を考えてお商売が出来るのは、素敵なことね。この街には、この街の素晴らしいところがたくさんあるのよ、きっと。ほら・・・、見て、キース、とても綺麗な空よ」
コーディリアはパラソルを下げて、馬車と人が行き交う、目抜き通りの空を見上げた。
高い建物のない、ホレスの街の青く広大な空は、果てしなく遠くまで続いていた。
こんな風に、澄み渡った青空を見上げるのは、いつ以来かしら。
コーディリアは青空を仰いで、深呼吸した。
これまでの辛い出来事を、全部吸い取ってくれそうな気がした。
「・・・俺、これまでと、ちょっと印象が変わった」
柔らかな微笑みを浮かべて、空を見上げるコーディリアを、キースは少々不思議な想いで見守っていた。
「何?」
「来た時からからずっと、哀しそうな顔をしているし、あんまり喋らないし、俺、心配していたんだ。だけど、ホレスの街を、そんな風に話してくれて、コーディリアって、すごく良い人なんだ、優しいんだって、分かったよ。ちょっと安心した」
「わたくしが、優しい?」
「そう思うよ」
キースは、笑って頷いた。
「・・・わたくしは、退屈な人間よ」
「そんなこと、誰が言ったの?」
「ある人が・・・」
「その人、コーディリアのことを、良く知らないんだよ」
「良く知らない?」
そう言われて、コーディリアは、はっとした。
元婚約者の、礼儀正しく、そつのない顔が思い浮かんだ。
「コーディリアが、あんなに優しい表情で、青空を見上げる人なんだって、その人、知らないんだよ。もしかしたら、コーディリアも、自分自身のことを、よく知らないんじゃないかな」
それは、コーディリアと並んで歩きながら、キースが何気なく言った言葉だった。
けれども、自分の抱く苦悩の核心をついているような気がして、その言葉は、しばらくコーディリアの胸の内に残った。
それは、コーディリアのフォーシーズンズ・ハウスでの暮らしが快適になるように、というオーランドの配慮だった。
コーディリアが自分たちと早く打ち解けられるように、四人の間では、敬語は使わない、ファーストネームで呼び合う、当面、キースの「姉上」も禁止、というのが、オーランドからの提案で、誰からも異存はないと思われた。
が、コーディリアは、滅相もないといった様子で、首を横に振った。
「わたくしに寛いだ言葉でお話しいただくことには、差し支えありませんが、わたくしはみなさまに、そのような言葉遣いをする立場にございません」
コーディリアには、いついかなる場合も、殿方を立てること、という、淑女としての教えが沁みついており、それを覆すような提案を、受け入れることはできなかった。
「そう難しく考えないで。友達だと思えばいい。君は、辺鄙な田舎に住む兄弟と、友達になった」
「そのようなこと・・・」
尚も難色を示すコーディリアに、
「大丈夫。今日一日キースと一緒にいれば、直ぐに慣れる」
と、オーランドは、キースに話を向けた。
「どういうこと?」
「彼女に、ホレスの街案内を頼む。俺とサディアスは、園主たちとの集会がある」
「わたくしのことでしたら、どうぞお構いなく・・・」
「それなら任せてよ。姉上・・・、違った、コーディリア、ホレスのことなら、俺、すごく詳しいから。小さい時から、兄上たちの後ろにくっついて、しょっちゅう草競馬を見に行っていたし、少し前までは、ホレスにある学校に通学していたんだ」
コーディリアの小さな声は、威勢のいいキースの声にかき消された。
「適役だな、キース」
と、キースとコーディリアの本日の予定が決まったところへ、
「俺からも、兄貴に提案がある」
冷めた声で口をはさんだのは、サディアスだった。
「勿論、聞こう」
「兄貴には昨日も話したことだが、ここに集まった四人で、合意をしておく方がいいと思う」
「お前の提案というのは?」
「その一、自室以外では、必ずシャツを着用すること」
「それについては、全面的にお前が正しい。コーディリアの来訪を知らなかったとはいえ、昨日の件は、俺に非がある。この件については、全て、完璧に、お前に賛成だ」
昨日の一件を考えれば、オーランドに反論の余地はなかった。
「その二、アイリスは、自室から出さないこと」
「それは・・・、やっぱり少し考慮の余地があるんじゃないか。アイリスのことは、コーディリアにもう知られてしまったわけだし、朝の散歩の時間だけにするとか、アイリスと一緒の時には、できるだけコーディリアには近寄らないようにするとか・・・」
「オーランド、見合いは何度目だ?言いたくはないが、これまでに二度、アイリスのせいで破談になっているんだ」
「破談になったのは、アイリスのことを良く知らないからだ。慣れれば、きっと仲良くなれる」
「兄貴がアイリスを可愛がっているのは、よく知っている。だけど、これ以上こんなことを、繰り返すわけにはいかない」
と、オーランドとサディアスが共に譲らない場の隅で、
「あの、アイリスって、どなた・・・?」
コーディリアは、キースに小声でそっと、尋ねてみた。
「トカゲだよ。オーランドのペットの。昨日、見ただろう?オーランドの腕に、こう乗っかってたやつ」
そういえば、そんな名前で呼んでいたことを思い出した、コーディリアだった。
「チェストルの領主は、ペットのトカゲを可愛がるあまり、結婚相手が決まらないって、巷で評判になっている」
「誤解のないように言っておくが、俺がアイリスを連れ出したいわけじゃない。ずっと閉じ込めたままにしておくのは、アイリスが可哀想だ」
「そこまで言うのだったら、コーディリアに決めてもらったらいいんじゃないか?この話し合いは、彼女が、ここで快適に暮らすための話し合いだろう?」
アイリスへの盲目的な愛情に、このままでは埒が明かない、と、悟ったサディアスは、判断をコーディリアに委ねた。
オーランドの瞳が、伺うように、コーディリアを捉えた。
どうぞ、わたくしにはお気遣いなく・・・、とは、言えなかった。
コーディリアは、目を伏せた。
「・・・わかった。アイリスは、俺の部屋から出さない」
オーランドは、ぽつりと呟いた。
「提案は以上でいいな、キース、コーディリアも」
その言葉で、話し合いに幕を引いたのは、サディアスだった。
コーディリアは、哀し気なリーフグリーンの瞳を見る勇気がなく、目を伏せたままだった。
四人での話し合いの後、コーディリアは、ウォルトンへ帰る召使と御者を見送った。
召使は、コーディリアに付いて一年ほどの若い女だったが、それでも、これまでコーディリアと共に過ごした時間を思えば、互いに涙をこらえるのは難しかった。
今日一日、コーディリアの世話役を命じられたキースは、コーディリアと共に、召使と御者を見送り、そして、ふたりは、馬車でホレスへと向かった。
ホレスは、小さな田舎の街ではあったが、それでも、目抜き通りとその周辺には、商店が立ち並び、生活に必要なものは一通り、何でも手に入った。
キースは、コーディリアと通りを歩きながら、コーディリアがここで暮らしていくのに必要となる品々を扱う店へ、順に案内していった。
どの店の者も、小さな頃からホレスに親しんでいるキースが、フィンドレー家の者だと言うことは知っていて、ウォルトンから来た、大切な友人に街案内をしている、と、告げると、ようこそお越しでと、誰もがその来訪を、笑顔で受け入れた。
仕立屋、靴屋、宝飾店と巡って、店を出たところで、
「がっかりしてるだろう?」
キースは少々、申し訳なさそうに言った。
「がっかり?わたくしが、何故?」
「どの店も、ウォルトンみたいな一級品が並んでいるわけじゃない。随分、見劣りするんだろうなあと思って」
それは、確かにそうだった。
ホレスの店に並ぶ品が悪いというわけではなかったが、品質も品数も、ウォルトンの店と比較しようもないのは、明らかだった。
「それは、そうかもしれません」
と、ここで、コーディリアは、キースから、本日五回目となる言葉遣いに対する注意を、受けた。
幼い頃から、礼儀正しく話すことを徹底されてきたコーディリアの口から、丁寧な言葉遣いは、中々出て行ってくれなかった。
キースから注意を受けて、コーディリアは照れたように笑いながら、
「だから、きっと・・・、ウォルトンと比べてはいけないんだわ」
そう答えた。
「この街のお店の人たちは、気さくに話しかけてくれるし、わたくしたちが何を尋ねても、とても親切に答えてくれたわ。仕立屋さんは、今は生地屋が品薄だから、作らない方がいい、って。再来週になったら仕入れがあるはずだから、作るのなら、それからにした方がいいから、用向きがあるのなら、言ってくれれば、こちらから生地を持ってお屋敷に伺います、って。相手の事を考えてお商売が出来るのは、素敵なことね。この街には、この街の素晴らしいところがたくさんあるのよ、きっと。ほら・・・、見て、キース、とても綺麗な空よ」
コーディリアはパラソルを下げて、馬車と人が行き交う、目抜き通りの空を見上げた。
高い建物のない、ホレスの街の青く広大な空は、果てしなく遠くまで続いていた。
こんな風に、澄み渡った青空を見上げるのは、いつ以来かしら。
コーディリアは青空を仰いで、深呼吸した。
これまでの辛い出来事を、全部吸い取ってくれそうな気がした。
「・・・俺、これまでと、ちょっと印象が変わった」
柔らかな微笑みを浮かべて、空を見上げるコーディリアを、キースは少々不思議な想いで見守っていた。
「何?」
「来た時からからずっと、哀しそうな顔をしているし、あんまり喋らないし、俺、心配していたんだ。だけど、ホレスの街を、そんな風に話してくれて、コーディリアって、すごく良い人なんだ、優しいんだって、分かったよ。ちょっと安心した」
「わたくしが、優しい?」
「そう思うよ」
キースは、笑って頷いた。
「・・・わたくしは、退屈な人間よ」
「そんなこと、誰が言ったの?」
「ある人が・・・」
「その人、コーディリアのことを、良く知らないんだよ」
「良く知らない?」
そう言われて、コーディリアは、はっとした。
元婚約者の、礼儀正しく、そつのない顔が思い浮かんだ。
「コーディリアが、あんなに優しい表情で、青空を見上げる人なんだって、その人、知らないんだよ。もしかしたら、コーディリアも、自分自身のことを、よく知らないんじゃないかな」
それは、コーディリアと並んで歩きながら、キースが何気なく言った言葉だった。
けれども、自分の抱く苦悩の核心をついているような気がして、その言葉は、しばらくコーディリアの胸の内に残った。
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