元アイドル

青海涙憂

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あとがき

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はじめまして、涙の憂うと書いてるうと読みます。
涙という字は絶対入れたかったのでこんな名前になりました。

さて、私のアイドル論を紹介したいです。

"元アイドル"という作品を書く中で主張したかった2点は

①地下アイドルの将来
②プレゼントの意味

です。
私は地下アイドルが好きであり、嫌いなんです。
輝いてる人間、努力をしてる人間って素晴らしいと思いますし、応援したくなります。

しかし、上の2点を考えたときに大丈夫なのかなと心配になるわけです。


まず、将来性です。
例えば、あなたに好きなアイドルがいて「夢は武道館です」と言っていたとします。
素晴らしい目標です。

じゃあ、5年後10年後のその子は何をしているかって想像できますか?

これは本人というよりも運営側の問題だとも思います。
地上アイドルはタレントに流れたり、声優に流れたり、意外と事務所が色々なコネクションを持っている感じがします。

ただ、地下アイドル運営にそんなコネクションはあるのかなと少し疑問があったり……

10代の女の子の青春を預かってるわけです。

今作の主人公のように「あの時間が無駄だった」という考えになって欲しくないからこそ、運営は10年後まである程度見据えて預かってあげて欲しいと感じることが多いです。

今儲かればいいのかもしれませんが、無責任かなと感じる部分です。


プレゼントについては個人的に大嫌いです。

金銭感覚が狂ってしまうと危惧してます。
ディズニーのチケットやちょっとしたブランドものの服ならオタクはアイドルのためにホイホイ買ってきますよ。

もちろん、オタク側もアイドルを狂わせてやろうみたいな気持ちではなく純粋な愛情だと思ってます。(1部マウント取りもいますが……)

ただ、10代のうちから欲しいものを欲しいだけ貰える環境があるのは少し危険なんじゃないかなと思います。

地下アイドルを見てて思う2点。
プレゼントに関しては割と無理やりですけど、作品に挟み込みました。

やっぱり、今楽しくて頑張ってるなら未来も楽しく報われて欲しいじゃないですか。
地下アイドルを見てて思うことです。
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