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ちゃんと聞いて下さーい※キャサリン視点
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「何故ですの?わたくしにも隠された方が都合がいいのではないでしょうか?」
カトリーヌ様…真剣に私の話しを聞いて考えてくれてて気にしてない様ですが…完全にデューク様に拘束、いえバックハグですね…はい。目が怖いですデューク様。
「あくまで私の見解ですが、他人ばかりか親兄弟にも心を動かされないキャサリン(中身)が唯一執着したデューク様の心にカトリーヌ様がいる事に気がついていて、憎悪が漏れ出しちゃってたのでは?と」
嘘です。ごめんなさい。キャサリンはカトリーヌが転生者だと気が付いていて牽制してたのです。
「そうですか。それではわたくしも戦いましょう。殿下を愛し、殿下に愛され共に生きて行くのはわたくしですから」
「いませんよ⁈ここのキャサリンは違いますからね⁈」
おぅ、完璧淑女の笑みなのに威圧が⁈
話している私にガンガン殺気放ってくださってらしたデューク様でしたが飛散しましたね。カトリーヌ様をぎゅーぎゅーしてます。はいはいご馳走様です。
「まぁ、そうです。ストーリーの中のカトリーヌ様は結局見事にキャサリンをざまぁ…キャサリンを返り討ちにしましたとさ。めでたしめでたし。」
一気に話しを終わらせた私に皆様不満顔ですね。本当は…ストーリーの中のカトリーヌ様は転生者だったからデューク様ともラブラブになり、ヒロインにざまあ出来たんですが、何故か転生者ではないご様子なのにデューク様とラブラブになっているから、…うん。類似している世界だからと言う事で、黙っていましょう。デューク様に屠られたくはありませんからね。
「で、ストーリーは終わりましたが、この話しには沢山のifストーリーがありました。」
「「「「ifストーリー?」」」」
皆様息がぴったりですね‼︎
「はい。もしキャサリンが執着したのがハリス様だったら、アレックス様だったら、カイン様だったら、ロルちゃんだったらどの様なエンディングだったのか。もしキャサリンの中身が入れ替わっていなかったらどのようなエンディングだったか、更に普通に常識のある人と入れ替わっていたら、みたいな感じです。」
「なるほど色々なパターンから自分が納得出来る、好きなエンディングを楽しむって事ですか。」
「流石アレックス様!その通りです。
それで、私が選んだのは普通に常識のある人と入れ替わっていたらエンディングです!」
「「「「は?」」」」
皆様仲良しですね⁈
「ロルちゃん、ロルちゃん私何か変な事言ったかな?」
「あぁ、うん、まぁ言ってないかな。」
「良かった!じゃあ話し続けまーす!」
おーい、皆様ちゃんと聞いてますか⁈何でカイン様ロルちゃん引っ張って行って、皆んなでコソコソ話してるんですか?
「私は幼い頃からの記憶があるので入れ替わりではないですが、まぁ誤差の範囲と(勝手に)判断し、常識人のルートが私の求めているエンディングだったので、ストーリー通りに、まず攻略対象の皆と何とか仲良くなろうと頑張りました。」
「で、とりあえずエンディングを教えてもらおうか?」
デューク様殺気の量産が過ぎる…
「も、勿論、皆様婚約者と結ばれます!」
「本当か?」
「はい!ロルちゃん!そうだよね⁈」
「ああ、それは間違いありませんよ殿下。」
「ならいい。続けろ。」
もおぉぉぉ!怖過ぎるー!デューク様キャラが小説と違いすぎませんか⁈シクシク
「え、えーと、仲良くなろうと頑張ったのは、攻略対象のデューク様、ハリス様、アレックス様、カイン様と信頼関係を築いて初めて常識人の力を発揮できるからです。」
本当ならここにロルちゃんも入るのだけど、何故かロルちゃんに政略で出来る筈の婚約者は出来なかったし、私とロルちゃんは仲良しだからと言う事で割愛!
カトリーヌ様…真剣に私の話しを聞いて考えてくれてて気にしてない様ですが…完全にデューク様に拘束、いえバックハグですね…はい。目が怖いですデューク様。
「あくまで私の見解ですが、他人ばかりか親兄弟にも心を動かされないキャサリン(中身)が唯一執着したデューク様の心にカトリーヌ様がいる事に気がついていて、憎悪が漏れ出しちゃってたのでは?と」
嘘です。ごめんなさい。キャサリンはカトリーヌが転生者だと気が付いていて牽制してたのです。
「そうですか。それではわたくしも戦いましょう。殿下を愛し、殿下に愛され共に生きて行くのはわたくしですから」
「いませんよ⁈ここのキャサリンは違いますからね⁈」
おぅ、完璧淑女の笑みなのに威圧が⁈
話している私にガンガン殺気放ってくださってらしたデューク様でしたが飛散しましたね。カトリーヌ様をぎゅーぎゅーしてます。はいはいご馳走様です。
「まぁ、そうです。ストーリーの中のカトリーヌ様は結局見事にキャサリンをざまぁ…キャサリンを返り討ちにしましたとさ。めでたしめでたし。」
一気に話しを終わらせた私に皆様不満顔ですね。本当は…ストーリーの中のカトリーヌ様は転生者だったからデューク様ともラブラブになり、ヒロインにざまあ出来たんですが、何故か転生者ではないご様子なのにデューク様とラブラブになっているから、…うん。類似している世界だからと言う事で、黙っていましょう。デューク様に屠られたくはありませんからね。
「で、ストーリーは終わりましたが、この話しには沢山のifストーリーがありました。」
「「「「ifストーリー?」」」」
皆様息がぴったりですね‼︎
「はい。もしキャサリンが執着したのがハリス様だったら、アレックス様だったら、カイン様だったら、ロルちゃんだったらどの様なエンディングだったのか。もしキャサリンの中身が入れ替わっていなかったらどのようなエンディングだったか、更に普通に常識のある人と入れ替わっていたら、みたいな感じです。」
「なるほど色々なパターンから自分が納得出来る、好きなエンディングを楽しむって事ですか。」
「流石アレックス様!その通りです。
それで、私が選んだのは普通に常識のある人と入れ替わっていたらエンディングです!」
「「「「は?」」」」
皆様仲良しですね⁈
「ロルちゃん、ロルちゃん私何か変な事言ったかな?」
「あぁ、うん、まぁ言ってないかな。」
「良かった!じゃあ話し続けまーす!」
おーい、皆様ちゃんと聞いてますか⁈何でカイン様ロルちゃん引っ張って行って、皆んなでコソコソ話してるんですか?
「私は幼い頃からの記憶があるので入れ替わりではないですが、まぁ誤差の範囲と(勝手に)判断し、常識人のルートが私の求めているエンディングだったので、ストーリー通りに、まず攻略対象の皆と何とか仲良くなろうと頑張りました。」
「で、とりあえずエンディングを教えてもらおうか?」
デューク様殺気の量産が過ぎる…
「も、勿論、皆様婚約者と結ばれます!」
「本当か?」
「はい!ロルちゃん!そうだよね⁈」
「ああ、それは間違いありませんよ殿下。」
「ならいい。続けろ。」
もおぉぉぉ!怖過ぎるー!デューク様キャラが小説と違いすぎませんか⁈シクシク
「え、えーと、仲良くなろうと頑張ったのは、攻略対象のデューク様、ハリス様、アレックス様、カイン様と信頼関係を築いて初めて常識人の力を発揮できるからです。」
本当ならここにロルちゃんも入るのだけど、何故かロルちゃんに政略で出来る筈の婚約者は出来なかったし、私とロルちゃんは仲良しだからと言う事で割愛!
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