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第一部
第六十三話 翠緑の抱擁
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リリエンソール渓谷で再会した後にマーリンから肌身離さず持ち歩くように言われた女神の護符を、俺はカウスリップとともに首から下げ身に着けていた。詰襟を緩め取り出すと、その護符は眩いばかりの光を放っている。
「光ってますわね」
興味の方向が動いたのか、ミシェルは女神の護符に興味津々だ。近くで観察してみたり指先で突いてみたりして様子を伺っている。
「ドーピングアイテムに雰囲気が似ておりますし、使ってみたらいかが?」
「握りしめるのか?」
「このタイプのアイテムは握りしめれば、たいていが使えますわ」
好奇心を押さえきれていない様子のミシェルに見つめられながら、俺は女神の護符を両手で握りしめる。エメラルドグリーンの光が俺の身体を包み込むと、吸い込まれるようにして消えていく。身体への異変は特に感じない。
「それで先ほどの護符には、どのような効果がありましたの?」
「自覚できる範囲は特に何も……ステータスを確認してみるよ」
ミシェルに貰ったカウスリップの効果もあって順調にステータスは伸びているが、それでも平均より少し高い程度だった俺のステータスに変化は見られない。
しかし一ヶ所だけ、表示がおかしな場所があった。スキル欄だ。何かのスキルが増えたようなのだが、まるで文字化けでもしているかのように表示が乱れている。
「スキルがバグった? いや……もしかして神竜族の文字か?」
ちらりとしか見たことは無いが雰囲気が似ている。縦横の直線のみで構成されるローレッタ文字に慣れていると、曲線のある神竜文字は違和感を覚えてしまうのだ。
「それなら翻訳して差し上げますので、ここに書いてくださいな」
ミシェルは上着の内ポケットから手帳と鉛筆を取り出し手渡してくる。手帳と言っても紐で結っただけの紙束なのだが、思いついた計算式などをいつでもメモ出来るようにと持ち歩いているらしい。
俺は言われたとおり、見よう見まねの神竜文字とおぼしき字を彼女の手帳に書き出していく。
「こんな感じなんだけど」
書き上がった文字列を見たミシェルは口元を押さえ固まってしまった。なんだろう、なにか変な意味の言葉なのだろうか?
それとも神竜文字かと思っていたけど、さらによく判らない別の言語だったとか?
「ミシェル?」
「二人とも。こんな所でどうしたんだい?」
余りにも反応が無いので彼女の顔の前で手を振ってみるも微動だにしない。どうしたものかと困っていると、先ほどの光が気になって集まってきたギャラリーをかき分けてモンタギュー殿が近づいて来た。
「えっと……俺のステータス表記が変で、神竜文字っぽいからミシェルに読んで貰おうと思ったんですけど見せた途端に固まっちゃって」
「確かに、スキルに変な部分があるね……この文章、なんか見覚えあるな」
モンタギュー殿も俺のステータス表記の異常を発見したようで、何処で見たことがあるのかと顎に手を当て記憶を掘り起こしてくれている。
「ああ、思い出した! レテ夫人の遺品の中にあった古い手紙だ。たしか彼女の父君が奥方に宛てたラ――」
「お父様っ!」
「おっと失礼。人の手紙の内容を勝手に吹聴するのは宜しくなかったね」
俺たちが報告したレテの遺体を回収した際に日記なども過去を知るための貴重な資料として持ち帰ってきたと聞いていたが、その中にあったものに記載されていたという事は神竜文字で間違いないだろう。レテの父親は大昔の翠緑の勇者であったわけだし関連性もある。
しかし内容を訳すのに何か問題でもあったのか、ミシェルが珍しく大きな声でそれを咎める。
そのまま少し慌てた様子のミシェルと目が合うもすぐにそらされてしまう。そのまま少し上擦った声で「フェイス様に婚約のお祝いを述べてまいります」と去って行ってしまった。どうやらこの謎のスキルの内容は教えてもらえないらしい。
「さっきはああ言ったけど、中途半端に情報があるのは嫌だろう? まあ、平たく言えば愛を歌う言葉だそうだよ」
そういうと「これ以上はミシェルに怒られてしまうね」といい、モンタギュー殿もホールへと戻って行ってしまう。
ミシェルには詳しく教えて貰えないし、モンタギュー殿も簡単なところしか教えてくれない。ならば他に読めそうな人に聞くしか無い。この軍で他に神竜文字を読めるのはマーリンとメテオライトだろう。
メテオライトはまだシスル王国に戻ってきて間もないせいか、先ほどまで俺と話していたせいなのかは判らないが自国のお偉方の相手で忙しそうだ。マーリンのほうはどこに居るのかと探してみると、魔導士たちの輪から出てこちらに近づいてくるのが見えた。
「スキルが増えているな」
「さっき古の魔女の遺品だって渡された護符を使えるようになったから使ってみたんだけど、新しく増えたスキルの名前も説明も俺には全く読めないんだ。ミシェルに聞いても教えてくれないし」
「神竜族の古くゆかしい誓いの言葉だ。内容は――」
私の心は貴方だけのもの――揺らがず変わらず、この身の全てを以て永久に貴方を愛し思い続けると誓う。
この謎のスキルのフレーバーテキストは神竜族が婚姻の際に立てる誓いの言葉で、その内容には魔法の効果があるそうだ。
「スキル名は『翠緑の抱擁』と言うみたいだな。相手は誰だか知らぬが、なるべく近くで戦うようにするとお互いに良いようだ」
【翠緑の抱擁】という言葉には覚えがある。原作ゲームのノベライズ外伝――俺が主人公の、あのスピンオフ小説のタイトルだ。
マーリンのいう『誰か』というのは考えるまでもないだろう。近くでという事は味方支援型のスキルという事だろうか。【月虹のレギンレイヴ】のスキルというのはパッシブで発動しているものが大半なので、目に見えて確認できるものが少ないのが難点だ。
「あれ? なんかスキルが増えてない?」
「今さっき増えたんだよ。まさか自力で内容を確認できないスキルが身に付くとは思ってもみなかった」
「神竜文字くらい、さっきまで一緒にいたんだからミシェルが読んでくれたでしょ。なんでわざわざマーリン様に聞いていたんだい?」
「手帳に書いて見せたらミシェルが固まったから」
マーリンとの話に割って入ってきたメテオライトも俺のスキルが増えたことと、その内容を確認したようだ。
しかしこの内容だとミシェルが固まってしまったのも、内容を教えてくれなかった理由も凡そ見当がつく。たぶんだが恥じらいだ。
「えっ? ああ、そっちもうまくいったんだ。おめでとう。うちの神殿だったらエルナに頼めばいつでも貸し切れるから」
「シスル王国で挙式する前提で話進めんな」
「友人代表のスピーチを考えておかないとね。ところで僕が頼んでいたほうはどうだった?」
「ミシェルが前世含めて好きだって話していたキャラクターランキングに答えが詰まってる」
「勝ち戦だったわけだ。それは結構」
不敵に笑いながらメテオライトはマーリンに一枚の紙を差し出した。ちらりと見えたのは、どこかの地図と凸のマーク。おそらくはどこかの布陣図だろう。
これから向かう先と言えばリンデン帝国だから、国境を越えた少し先――原作ゲームでの終章直前である二十章あたりの場所だろう。
「ふむ。ローレッタ軍の編成もだいぶ把握できたことだし、この配置であれば人材も問題なかろう。軍議は早くて明日か?」
「ええ。ルイス王子たちもここの着くまでの登山で疲れてますからね。それに流石のマーリン様でも策を練る時間が必要でしょう?」
「光ってますわね」
興味の方向が動いたのか、ミシェルは女神の護符に興味津々だ。近くで観察してみたり指先で突いてみたりして様子を伺っている。
「ドーピングアイテムに雰囲気が似ておりますし、使ってみたらいかが?」
「握りしめるのか?」
「このタイプのアイテムは握りしめれば、たいていが使えますわ」
好奇心を押さえきれていない様子のミシェルに見つめられながら、俺は女神の護符を両手で握りしめる。エメラルドグリーンの光が俺の身体を包み込むと、吸い込まれるようにして消えていく。身体への異変は特に感じない。
「それで先ほどの護符には、どのような効果がありましたの?」
「自覚できる範囲は特に何も……ステータスを確認してみるよ」
ミシェルに貰ったカウスリップの効果もあって順調にステータスは伸びているが、それでも平均より少し高い程度だった俺のステータスに変化は見られない。
しかし一ヶ所だけ、表示がおかしな場所があった。スキル欄だ。何かのスキルが増えたようなのだが、まるで文字化けでもしているかのように表示が乱れている。
「スキルがバグった? いや……もしかして神竜族の文字か?」
ちらりとしか見たことは無いが雰囲気が似ている。縦横の直線のみで構成されるローレッタ文字に慣れていると、曲線のある神竜文字は違和感を覚えてしまうのだ。
「それなら翻訳して差し上げますので、ここに書いてくださいな」
ミシェルは上着の内ポケットから手帳と鉛筆を取り出し手渡してくる。手帳と言っても紐で結っただけの紙束なのだが、思いついた計算式などをいつでもメモ出来るようにと持ち歩いているらしい。
俺は言われたとおり、見よう見まねの神竜文字とおぼしき字を彼女の手帳に書き出していく。
「こんな感じなんだけど」
書き上がった文字列を見たミシェルは口元を押さえ固まってしまった。なんだろう、なにか変な意味の言葉なのだろうか?
それとも神竜文字かと思っていたけど、さらによく判らない別の言語だったとか?
「ミシェル?」
「二人とも。こんな所でどうしたんだい?」
余りにも反応が無いので彼女の顔の前で手を振ってみるも微動だにしない。どうしたものかと困っていると、先ほどの光が気になって集まってきたギャラリーをかき分けてモンタギュー殿が近づいて来た。
「えっと……俺のステータス表記が変で、神竜文字っぽいからミシェルに読んで貰おうと思ったんですけど見せた途端に固まっちゃって」
「確かに、スキルに変な部分があるね……この文章、なんか見覚えあるな」
モンタギュー殿も俺のステータス表記の異常を発見したようで、何処で見たことがあるのかと顎に手を当て記憶を掘り起こしてくれている。
「ああ、思い出した! レテ夫人の遺品の中にあった古い手紙だ。たしか彼女の父君が奥方に宛てたラ――」
「お父様っ!」
「おっと失礼。人の手紙の内容を勝手に吹聴するのは宜しくなかったね」
俺たちが報告したレテの遺体を回収した際に日記なども過去を知るための貴重な資料として持ち帰ってきたと聞いていたが、その中にあったものに記載されていたという事は神竜文字で間違いないだろう。レテの父親は大昔の翠緑の勇者であったわけだし関連性もある。
しかし内容を訳すのに何か問題でもあったのか、ミシェルが珍しく大きな声でそれを咎める。
そのまま少し慌てた様子のミシェルと目が合うもすぐにそらされてしまう。そのまま少し上擦った声で「フェイス様に婚約のお祝いを述べてまいります」と去って行ってしまった。どうやらこの謎のスキルの内容は教えてもらえないらしい。
「さっきはああ言ったけど、中途半端に情報があるのは嫌だろう? まあ、平たく言えば愛を歌う言葉だそうだよ」
そういうと「これ以上はミシェルに怒られてしまうね」といい、モンタギュー殿もホールへと戻って行ってしまう。
ミシェルには詳しく教えて貰えないし、モンタギュー殿も簡単なところしか教えてくれない。ならば他に読めそうな人に聞くしか無い。この軍で他に神竜文字を読めるのはマーリンとメテオライトだろう。
メテオライトはまだシスル王国に戻ってきて間もないせいか、先ほどまで俺と話していたせいなのかは判らないが自国のお偉方の相手で忙しそうだ。マーリンのほうはどこに居るのかと探してみると、魔導士たちの輪から出てこちらに近づいてくるのが見えた。
「スキルが増えているな」
「さっき古の魔女の遺品だって渡された護符を使えるようになったから使ってみたんだけど、新しく増えたスキルの名前も説明も俺には全く読めないんだ。ミシェルに聞いても教えてくれないし」
「神竜族の古くゆかしい誓いの言葉だ。内容は――」
私の心は貴方だけのもの――揺らがず変わらず、この身の全てを以て永久に貴方を愛し思い続けると誓う。
この謎のスキルのフレーバーテキストは神竜族が婚姻の際に立てる誓いの言葉で、その内容には魔法の効果があるそうだ。
「スキル名は『翠緑の抱擁』と言うみたいだな。相手は誰だか知らぬが、なるべく近くで戦うようにするとお互いに良いようだ」
【翠緑の抱擁】という言葉には覚えがある。原作ゲームのノベライズ外伝――俺が主人公の、あのスピンオフ小説のタイトルだ。
マーリンのいう『誰か』というのは考えるまでもないだろう。近くでという事は味方支援型のスキルという事だろうか。【月虹のレギンレイヴ】のスキルというのはパッシブで発動しているものが大半なので、目に見えて確認できるものが少ないのが難点だ。
「あれ? なんかスキルが増えてない?」
「今さっき増えたんだよ。まさか自力で内容を確認できないスキルが身に付くとは思ってもみなかった」
「神竜文字くらい、さっきまで一緒にいたんだからミシェルが読んでくれたでしょ。なんでわざわざマーリン様に聞いていたんだい?」
「手帳に書いて見せたらミシェルが固まったから」
マーリンとの話に割って入ってきたメテオライトも俺のスキルが増えたことと、その内容を確認したようだ。
しかしこの内容だとミシェルが固まってしまったのも、内容を教えてくれなかった理由も凡そ見当がつく。たぶんだが恥じらいだ。
「えっ? ああ、そっちもうまくいったんだ。おめでとう。うちの神殿だったらエルナに頼めばいつでも貸し切れるから」
「シスル王国で挙式する前提で話進めんな」
「友人代表のスピーチを考えておかないとね。ところで僕が頼んでいたほうはどうだった?」
「ミシェルが前世含めて好きだって話していたキャラクターランキングに答えが詰まってる」
「勝ち戦だったわけだ。それは結構」
不敵に笑いながらメテオライトはマーリンに一枚の紙を差し出した。ちらりと見えたのは、どこかの地図と凸のマーク。おそらくはどこかの布陣図だろう。
これから向かう先と言えばリンデン帝国だから、国境を越えた少し先――原作ゲームでの終章直前である二十章あたりの場所だろう。
「ふむ。ローレッタ軍の編成もだいぶ把握できたことだし、この配置であれば人材も問題なかろう。軍議は早くて明日か?」
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