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短編形式
【15】急ぎの案件なんだが?
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「小介、ちょっといいかな?」
「はい」
俺や瀬下、当真くんの上司である御堂係長に呼ばれた。
外回りから帰ってきたいつも調子のいい瀬下がなぜか自分のデスクで縮こまっている。
「すまない、この案件を今日で片づけてくれないかな?」
「はい、大丈夫です。17時までに間に合わせます」
ウチの会社で扱っている商品のひとつの営業用の資料だが、商品のワンランク上のものが提供されて1週間は経っているがまだ更新されておらず、顧客へ今日中にメールで送らないといけなくなったそうだ。瀬下が担当している商品だから、忘れてポカしたんだろう……。
「せーんぱい。これ、飲んでください♪」
当真くんから、俺のデスクにそっと置かれたのは、缶コーヒー。
「間違って2本買っちゃいました///」
『ゾクッ』
「はい」
俺や瀬下、当真くんの上司である御堂係長に呼ばれた。
外回りから帰ってきたいつも調子のいい瀬下がなぜか自分のデスクで縮こまっている。
「すまない、この案件を今日で片づけてくれないかな?」
「はい、大丈夫です。17時までに間に合わせます」
ウチの会社で扱っている商品のひとつの営業用の資料だが、商品のワンランク上のものが提供されて1週間は経っているがまだ更新されておらず、顧客へ今日中にメールで送らないといけなくなったそうだ。瀬下が担当している商品だから、忘れてポカしたんだろう……。
「せーんぱい。これ、飲んでください♪」
当真くんから、俺のデスクにそっと置かれたのは、缶コーヒー。
「間違って2本買っちゃいました///」
『ゾクッ』
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