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4.彼女の理由とお約束
しおりを挟むしばらく躊躇した後、こちらを真剣な表情をして見つめながらフィアーナが話しだす。
「あたしはこのゲームに人を探しに来たんです。ある人に会う為に」
「…………」
オレは少しばかり肩透かしを食らった気分になる。さっきまでの頑なな態度は消えてこちらを射抜くような視線を見せてくる。
対価を得る気半分、そのまま立ち去る気半分だったのだが、いや、4:6もしくは3:7位かも知れないと思ったが、どうやら彼女はこちらの選択をしたようだ。
………またみんなに変なもん背負い込んでんなとか言われそうだ。
オレは軽く頷き話の続きを彼女に促す。
「あたしには昔、子供の頃に助けてもらった人がいるんです。あたしよりすごい大きくて凄く格好良くて………その時お礼も言えなくって、でももう1度会いたいと思って探してたんです」
何?この恋する乙女ストーリー。いや、まぁいーんだけどな。
「だけどある日、その人がこのゲームをプレイしてるって聞いて。で、あたしもプレイを始めたんだけど探す方法が分からないでいたら、あの人たちが話し掛けてきて、強くなって有名になれば向こうから会いに来るだろうって言われて強い武器って言われて装備したら呪われてた武器だったの」
あいつ等も悪質だけど、この娘もなんて天然なんだろう。
今言われた事を整理すると、小さい頃良くしてくれた奴がこのゲームをプレイしてると聞いて、自分もそいつに会う為にプレイを始めたと。
でもあまりにも人がいるので探しようがないので困っていたらあいつ等が、自分が有名になればこっちを見つけて貰えばいいと唆され呪いの武器を装備してしまったと………。
何とも穴だらけなうえグダグダな感じが否めない。
どこから突っ込めばいいのかとオレが思案してるとフィアーナが声を掛けてきた。
「あの、助けて貰ったのにお礼も言わずすみません。本当にありがとうございました。後は何とか自分でやってみます」
そう言って頭を上げてから立ち上がりここから去ろうとしているフィアーナに俺は問い掛ける。
「どうやって?そいつが誰だかは分からないが、このゲームをプレイしてる人間はゆうに10万は超えている。その中で何の手掛かりも無しに人探しをするのは不可能に近い」
「でも、あの御方は背も大きく成長した後でも見れば分かるはずです。ですから―――ー」
オレがひとつひとつ人探しが無理なことを指摘すると、フィアーナはそう言って反論してくる。
「そう、そこだ。大前提にだ。このPCの身体はリアルと全然違うってこと理解ってるか?リアルで背が高くても小さくなったり太ったりするんだぞ?」
「え?」
目を見開き声を上げるフィアーナを見て、どうやらそこら辺のことは調べてなかったようだ。ってかPCリアルと一緒かよ。
大抵のPCは現実と違いいろいろ補正している。
デブちびハゲでもVRではイケメン細マッチョ長身なんてことも自由に設定出来る。
逆にリアル割れしないようにある程度の補正が推奨されていたりする。
「えっ?えっ?え~~~~~~~~っっ!!どういうことですかっ!?じゃあ、じゃあ!誰が誰だか分からないじゃないですかっっ!!」
どうやら今頃理解したらしい。遅いっちゃ遅いが………。
ガクリと崩れ落ちてOrz状態になっている。
少しだけ可哀想になって探し人について聞いてみることにする。
「その探し人ってどんな人なの?名前とか姿はさっき言ってたか?………分かる範囲で教えてくれる?」
蹲った姿勢で涙目でこっちを見上げるフィアーナが少しだけ回復したのか、もぞもぞと立ち上がりベッドに座り直し話し始める。
「名前は分かりません。あの時パーティーであっただけで、それから後は会ってません。すごく特徴がある方だったので、見ればすぐ分かると思ったんです。あとは………以上です」
どこのお嬢様なのやら。いや、現代のお嬢様は危機管理の為、その手の常識はパンピーより叩き込まれてる。
こんな乳母日傘な育てられ方はしない。なら………。このことは深く追求しない方が良さ気だ。だが?
「ならどうやって、その探し人がこのゲームにいるって分かったんだ?名前も素性も知らないんだろ?」
「メールがあったんです。あなたの探し人はこのゲームにいますって。だからあたしは―――ー」
何とも短絡的な………。なんにも考えず一直線ってとこか。
「まぁ、それは分かった。ただ、どうしてキャラメイクし直さないんだ?同じ姿で作りなおせば問題ないだろう」
「始めなおしてゲームをやってもLvが高くないと先に進めないし、今のあたしにはキャラを作り直してる時間がないんです」
?どういう事だ?キャラメイクのやり直しなんぞすぐに終わるだろう。たしかに低レベルのままじゃ、ゲームで人探しなんぞ出来ないのは分かるが、時間が無いとは関連付けられない。
まぁ、そこら辺の事情は聞かない事にしよう。
「ンー、大体の話は分かった。大元の目的は人探し、その前に呪いを解く事とレベルアップだな。今出来るのは、レベルアップだが、呪いはちょい調べてみるしかないな。ん?どうした」
フィアーナが目を丸くしてオレを見ている。まぁ、当然か。
「手伝ってくれるんですか?」
「あんたにとって気分良くないと思うが、面白そうだし今はヒマだしな。しばらくは手伝ってやるよ。もちろんそっちがいいと言うんならだがな」
そう言ってオレは肩を竦める。対価も貰ったし、しばらくは付き合ってもいいだろう。
「……お願いします」
ペコリとお辞儀をしてくるフィアーナ。形が決まってるのを見るとますますいーとこのお嬢さんだ。まぁ、これは置いといてと。
「んじゃ、まずフレ登しとこうか。オレの方で出すからイエスを選んでくれ」
「はい」
オレはメニューを出してフレンドの登録を選んでフィアーナへと送る。
フィアーナの前にウィンドウが現われ、フィアーナがそれを押す。
すぐにオレのメニューに〈新着〉のアイコンが現われ、それを押すとフレンド欄のウィンドウが出てきて“フィアーナ”の名前が明るく表示されている。
登録が終わったのを確認すると、フィアーナの方にオレの名前が出てるか聞いてみる。
「あ、ありました。こんなのあったんですね。知りませんでした」
嬉しそうにフレンド欄を見て笑うフィアーナの様子のあまりの不憫さに思わず同情を禁じ得ないでいると、彼女はメニューからBLTサンドを出して食べ始める。
「あ~~~ん」
「…………」
どんだけ残念美少女だ。腹ぺこキャラでも目指してるのか?
オレはその様子を見ながら溜め息を吐くと、食べ終えたフィアーナに話をする。
「さて、それじゃあフィアーナがログインできる時間を教えてくれるか?オレもなるだけそれに合わせるようにするから」
ハホヘ~と余韻を噛み締めていたフィアーナが俺の声に慌てて答えてくる。
「は、はい。リアル時間でPM7:00からPM11:00までですね」
うむ、オレも学校が終わってメシ食ってとなると同じぐらいだな。
「分かった。じゃ、その時間で。もし予定が入ったり、来れなくなった時は連絡してくれ。公式Webにログイン出来ればそっちでメール送れるから」
「分かりました」
さて、後はどこで待ち合わせるかなんだが、まぁオレの拠点にしちまっていいか。
ある意味いいテスターになるかも知れない。それにどこかに漏らす事も無いだろう。ぼっちだし。
「ほんじゃ、ちょっと連れて行きたいとこがあるから来てくれないか?そこを待ち合わせ場所にしたいから」
「は、はい!分かりました!!」
フィアーナが焦った様に周囲を見回す。それを見て俺は思わず苦笑する。
「そんな変なとこじゃねーよ。オレらの拠点だな」
「拠点………ですか?」
「ああ、ゲーム的に言えばギルドホームってヤツだな」
「?」
んー、普通にゲームやってりゃ分かるもんなんだけどな。
「MMOってのは知ってるよな。マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン」
「?」
何それ?という風に首を傾げる。こいつ現代人じゃないのか?
「RPG………。こういうゲームはやったことあるんだよな?」
「いいえ。実は初めてで、最初は何をやっていいのか分からなくて………」
恥ずかしそうに指をゴニョゴニョ絡めて俯いてそう言ってくる。
「………あー、とこの手のゲームはモンスターと戦うのがメインなんだけど、その時に他のPC――プレイヤーと協力して戦うのをパーティープレイっていうんだが、何で協力して戦うか分かるよな?」
フィアーナは右人差し指を眉間に当てて唸りながら考えている。
「ん゛~~っ、あっみんな役割が違うからですか?」
「そう、前衛後衛、物理攻撃、魔法攻撃、回復、探索といろいろなPCが集まってパーティーを組んで戦う」
フィアーナがオレの言葉に指折り数えて頷く。いや、そこまでしなくてもいいんだがな。
「そうやってハーティーを組んでいくと、やがて気の合う者同志が集まってひとつの集団が出来る。それがギルドだ」
「ふんふん」
口に塩むすびを頬張りながら頷くフィアーナ。………はぁ。
「他にも趣味が合う者同士とか、利害が一致したとか色々理由があるがギルドを作ると色々特典があるわけだ。
冷めたハーブティーを飲みながら理解したと頷いている。ああっもうっ!
「人が話してる時は物食べたりすんなよっ!やる気なくなるだろうがっ!!」
オレがそう注意すると、フィアーナは頬をふくらませて言い訳がましく答えてくる。
「だってお腹空いたんだもん。しょーがないじゃない」
フィアーナのその言葉に俺は一瞬呪いの影響かとも思ったが。
「だって現実でもこんな美味しいもの食べたこと無かったんだから、こんなに美味しいのがいけないと思うっ!」
逆ギレかよ。すかさず彼女の頭に拳をお見舞いする。
「~~~~~っ!!ぃったぁ~~~~っ」
涙目でこちらを睨んでくるが、オレがジト目で返すとバツが悪そうに謝ってくる。
「ごめんなさい。………」
「気をつけろよ」
「はぁい」
くっ、話がちっとも進まねぇ。オレは溜め息を吐きつつ話を進める。
「そのギルドを作ると特典としてギルドホームという拠点を作ることが出来るんだ」
「ああ、そのギルドにピロキシさんが入ってて、ギルドホームという拠点があるんですね!」
オレが最後まで話す前に理解したフィアーナがオレの言葉を遮るように説明する。ここまで言ったんだから、正直最後まで言わせてくれてもいいと思ったが、天然には何を言っても無駄なことは経験上知っているので、こくりと頷くだけにしておく。
「ほいじゃ、行こうか」
「はい、分かりましたっ!」
フィアーナのキャラが今ひとつ掴めない。まーこんな目に合っても腐らずに元気でいるのはいいことだと思い直し、先に部屋を出る。
フィアーナも慌ててそれに続く。
鍵を片手にカウンターへ向かう。宿屋のオヤジがニヤニヤ笑いながら鍵を受け取るとお馴染みの台詞を言ってくる。
「ずいぶんお早いですね。ひっひひっ。お若いですな」
ここまでがお約束で、もちろんこちらが返す言葉も何パターンかある。
フィアーナは相変わらず顔を赤くして俯いている。何気に耳年増だなこいつ。
「オヤジ程じゃないさ。女将さんダンナがご所望だとよ」
「ひあっ!ひぃいっ………ぅぐ」
後ろの存在に気付いたオヤジは悲鳴を上げかけすぐに飲み込む。
いかにもおばちゃんという厚化粧の女性が獲物を狙う野獣の如く鋭くオヤジを見つめる。
「お、お前っっ!」
「アンタ、そうならそうと言っておくれよっ!お客さん今日は店じまいだよ!!」
宿屋に店仕舞いもあったもんじゃないと思うが、オレは笑顔で女将さんに応える。
「おう、頑張れよ」
そう言ってオレ達は宿屋を後にする。これが宿屋オヤジ対策の1つだ。他にも色々あるけど、これが1番気分がいい。
「ヒィィィぃぃやぁぁああああ~~~~~~~っっ!!…………」
オヤジの悲鳴が周囲に響き渡る。周りにいるPCはまたかと苦笑い。
フィアーナは変わらずフードの中で顔を赤くして俯いて歩く。
街を出て街道を道なりにしばらく歩き進める。
沈黙に耐えられなくなったのかフィアーナが口を開く。
「あの、その拠点ってどこにあるんですか?」
「ここをしばらく進んだ先にある山の麓にある。っ!」
ふっ、やっぱり居やがった。
オレ目掛け飛んできた矢を片手を振るい叩き折り落とす。
PKさ~ん、いらっしゃ~~い。
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