『今すぐ、会いたい』

第18話。

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　俺は、真夜中に起き出し、新聞店で働いて、帰ってきてから、お風呂に入って、睡眠導入剤を服用してから、自宅２階の自室で寝付くのだが、はっきり言って、俺にとって、もう、新聞店の仕事というのは、適当にやっていてもいいものであって、興味の対象でもなくなった。興味があるのは、家に来る訪問看護の看護師さん、しかも、女の子のほうで、男はどうだっていい。俺は眠るとき、もう、明日のことを考えている。明日、どうするか？そればかりなのだ。寝付けるときは、思いっきり寝る。八時間以上、寝てしまうことだってある。でも、いい。寝る子は育つというじゃないか？俺は、そう思って、毎晩、快適に睡眠を取るのだ。あと、新聞店勤務の傍ら書いているインターネット小説も、俺の興味の対象だ。まだ、未練がある。そう思って、やっている。俺は、新聞店に行く時間、ギリギリまで、小説を書いたり、空き時間があれば、本を読んだり、音楽を聴いたりする。人間は、そうやって、時間を潰しているのであって、何もしないとかいうことが、いいことじゃない。