『今すぐ、会いたい』

篠崎俊樹

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第16話。

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 俺が小説執筆時に、気分を上げるとき、決まって、ロックバンドのGLAYの歌が、凱歌となった。何と言うか、気分が上がるのだ。俺は、陽一が、隣のオヤジを相手するのを知っている。隣のオヤジは、朝倉市の創価学会の地区部長で、池田大作の勤行会に昼間行って、教祖を拝んでいる。最低のオヤジで、俺は、隣のオヤジと、その奥さん――この人も、創価学会の朝倉地区の婦人部長で、学会の活動を散々する人だが――を極度に嫌っていて、一切相手にしない。俺は、創価学会は、同和だと思っている。汚い。俺が、応援歌として聴くGLAYの歌と、全く逆だ。俺は、最低なものは、最低だと思っている。実際、陽一も最低、隣のオヤジも最低、その奥さん、つまり、ババアも、最低最悪であって、存在としては、消えてほしいと思っている。俺は、実際、隣の家に、そういった、よからぬ輩がいると思うだけで、警戒感を強めるようになった。俺にとって、ユーチューブで見る、ロックバンドの歌や、Jポップなどが、決まっていい歌で、隣のオヤジが聴く、松田聖子や中森明菜は、実際、最低なのだ。それは、きっぱりと断言しておく。俺にとって、興味がないものとして、だ。(以下次号)
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