『今すぐ、会いたい』

篠崎俊樹

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第7話。

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     7
 俺は、睡眠導入剤を服用しても、寝付けない夜は、夜食を食べて、延々、起きている。元々、大学在学中から、食べるほうであって、体も大柄だったし、妻だって、食べてから、お風呂に入って、寝るといった感じだ。寝付けない夜、俺は、裏二階の書斎で、小説の原稿を書いて、投稿サイトにアップする。俺にとって、夜の時間は大事で、実際、父親は寝ているし、妹や弟も、電話を掛けても、出ない。でも、俺にとって、夜は魔性の時間であって、ユーチューブを見ながら、門前の小僧よろしく、小説を書く。実際、それで、俺の時間は成り立っているわけであって、俺にとって、寝付けない夜は、一話でも、小説を書いて、アップするのが、仕事だ。元々、俺はガッツがあって、頑張れる。新聞店のオーナーも、夜はお酒で、体型は太っているし、健康は悪い。俺は今のところ、成人病等、一切なしだ。健康そのものだった。だから、小説だって書けるし、実際、頑張りも利く。(以下次号)
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