『洗濯』

『洗濯』

　こんな、4月下旬の雨の日は、洗濯をするのも、難儀だ。俺はこんな雨天時は、統合失調症治療薬を服用して、サプリメント類を飲んで、寛解してから、やることにしている。それも、寝る直前だから、12時間後ぐらいだった。俺は元々、洗濯が好きなのだ。最近、ここ1年ほど、それが大好きになった。新しい洗濯機を、アマゾンで買って、佐川急便に届けてもらって、自分で設定してから、俺は俄然、洗濯魔になった。俺にとって、衣類を洗うのは、日常の当たり前の行為となったのだ。俺は、寛解した後、自宅2階の部屋で、ネットの創作サイトに、小説を書く。最近、その手のサイトでも、見てくれる人が増えれば、お金がいただける仕組みができた。いわゆる、お金を積まない自費出版だ。俺は、寛解した後、目がよくなる。朝は必ず、コーヒーと栄養ドリンクで目を覚まして、精神安定剤とサプリメント類を服用して、顔を洗ってから、一日を始める。俺にとって、洗濯というのは、寝る直前、つまり12時間後ぐらいに、適当にやる行為なのだ。別に、すぐするわけじゃない。また、すぐしなくてもいい。四月は雨降りで、物憂い季節だ。俺は、今朝も、寛解した。もう、心配はない。自宅2階の部屋で、起きて12時間後まで、小説を書く。
   最後に付言しておくと、さっき、愛する妻から、俺のスマホに、電話が掛かってきた。今日も、福岡県三井郡の某所にある、自動車のシート工場で頑張るそうだ。応援している。では、俺は、このエッセーもどきの短編小説を、ここら辺りで終わりにしたいと思う。後は、創作をやるか、ヤフーメールのチェックでもやるか、だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（了）