301 / 386
蜜月
努力の成果
しおりを挟む
貪欲に快感を得ようと、自然と腰が動いてしまうが、それすら先輩は自分の座る位置をずらし阻止してきた。
「もう大丈夫だよ。早く先輩の入れて」
指を出し入れするクチャクチャという音で、思考まで嬲られているような状態になり、エロい気分ばかり盛り上げやがってと抗議する。
「ん、そんな焦らなくてもいいだろ。なんなら、少し眠っててもいいぞ」
「ケツに指突っ込まれながらウトウト出来ると思ってんのか!」
オレを何だと思っているのか。腹が立って声を荒げたが、恐ろしい事にケツを開発中の手とは逆の手で、愛撫ならぬ指圧を繰り出した先輩を前に、オレは十分以上ウトウトしてしまった。
「ひゃぅッ!」
布団や部屋の暖かさに微睡んでいると、唐突に電気が体に走るような感覚に襲われ、間抜けな声を上げて覚醒する。
「にゃにしやがる!」
噛んだ! てか、訂正する余裕はない。先輩が容赦なくケツの奥にあるヤバイ場所をぐにぐにと触りまくっている。先輩の指に操られるみたいに、ちんこが物凄い勢いで脈打っている。
「少し眠ってもいいとは言ったけどな……このまま熟睡されたら困るから起こしたぞ」
普通に起こせよ! 抗議は声にならず、顔の熱さが異常だった。オレが起きたのを確認して満足したのか、先輩はズルリと指を引き抜き「それじゃあ」といい笑顔を見せた。
「入れるぞ」
ケツ穴が締まりきる前に先輩は自分のモノを突き入れてきた。体が無意識に力んで拒絶するようケツを閉じさせたが、ローションのせいか、慣らしの成果か、先輩のデカチンは容易くオレの中に入ってきた。
前回まであった苦しさや痛みは殆どないが、ピンポイントでヤバイ場所を攻められる感覚に頭がおかしくなる。先輩がゆっくり動く度に強すぎる快感がダイレクトに伝わって、理性が吹っ飛びそうだった。
「あっアァッ! せん、ぱいッちょっと、まっ……んぅ」
今までは痛みのおかげで、理性を手放さずに済んでいたんだと実感する。体を襲う未知の感覚が、ちんこだけでなく頭の中まで侵入してくる。
「うぅ、あっぁっ! やら、それ、だめだってぇ」
先輩がオレの中を擦る度に、先走りが冗談みたいな勢いで溢れ、その勢いだけで射精してしまいそうだった。
「セイシュン、すまん、辛かったか?」
先輩が耳元で囁く。涎と涙でグチャグチャになった顔で、ろれつの回らなくなったオレを心配している声だった。腰の動きも止まり、労るように髪を撫でられる。
「いきなりすぎんだろ。びっくりするじゃん」
目元を拭って睨むと、頬に軽く口を付けてきた。
「痛みはないか?」
「痛くは、ないよ。でも、そんな勢いで攻められたら、秒でイクじゃん。そんなの嫌だから、ゆっくりしろよ」
全く動かずにいてくれるおかげで、頭の中で伝えたい事が言葉に変換される。先輩に腰を使われたら、喘ぎ声しか出せない気がするので、言える時に言っておかねば。
「わかった」
真剣な目で頷く先輩は、頬だけでなく口も吸ってきた。意図せず僅かに動いただけなのに、体の奥がきゅーんとなってビビる。ケツ弄られすぎてちんこ壊れたんじゃあ……不安になったが、先輩のキスはオレの希望通りゆっくりで、頭もぶっ壊れの仲間入りしそになる。
「ここは、苦手か?」
先輩がゆっくりヤバイ所を擦る。強制的に体が反応してしまい、抱き枕と化した寝袋に噛みつき、情けない声を殺す。
「んッ……ふ、苦手って、いうか……きもちぃい、んだけど。こわいくらい、それが強くて。ゆっくりでないと、オレ、こわれそうになる」
「セイシュンが壊れたら困る。これ……くらいなら大丈夫か?」
「アッ! うん……アァッ! うん。うんへーき」
ゆっくり動いてくれるおかげで、快感に波が出来て、なんとか返事が出来た。大丈夫、あと三分くらいは保ちそうだ。我ながら短い。
「うぅん、そこ……うん、そこっ……らへん、いい。きもちぃい……」
先輩が体を支えてくれるので、姿勢でのしんどさも全くなく、オレはいつの間にか喘いでいるだけの生き物になった。顔がいい感じに近づいた時にしてくれるキスも気持ちよくて、何も考えられなくなる。
うわごとみたいに「すごい、もうイク、イキそう」と繰り返すオレに合わせるよう先輩の動きも徐々に激しくなっていく。
「セイシュン……」
目に溜まっていた涙が溢れたのか、滲んでいた視界が一瞬だけクリアになり、真っ直ぐオレを見つめる先輩と目が合った瞬間、頭の中が真っ白になった。
「よし!」
先輩が真面目な顔でガッツポーズでもしそうな声を上げる。そして、グリグリとヤバイ場所を入念に押すように腰を動かした。
「あぁうっ!」
ドクドクとちんこが連動して脈打ち、絞り出すように精液を吐き出す。自分の中の熱を全て出し切ったような脱力感に意識が薄れていく。先輩がちんこを抜いたのだろう、その開放感がトドメになり、オレはそのまま意識を失った。
「もう大丈夫だよ。早く先輩の入れて」
指を出し入れするクチャクチャという音で、思考まで嬲られているような状態になり、エロい気分ばかり盛り上げやがってと抗議する。
「ん、そんな焦らなくてもいいだろ。なんなら、少し眠っててもいいぞ」
「ケツに指突っ込まれながらウトウト出来ると思ってんのか!」
オレを何だと思っているのか。腹が立って声を荒げたが、恐ろしい事にケツを開発中の手とは逆の手で、愛撫ならぬ指圧を繰り出した先輩を前に、オレは十分以上ウトウトしてしまった。
「ひゃぅッ!」
布団や部屋の暖かさに微睡んでいると、唐突に電気が体に走るような感覚に襲われ、間抜けな声を上げて覚醒する。
「にゃにしやがる!」
噛んだ! てか、訂正する余裕はない。先輩が容赦なくケツの奥にあるヤバイ場所をぐにぐにと触りまくっている。先輩の指に操られるみたいに、ちんこが物凄い勢いで脈打っている。
「少し眠ってもいいとは言ったけどな……このまま熟睡されたら困るから起こしたぞ」
普通に起こせよ! 抗議は声にならず、顔の熱さが異常だった。オレが起きたのを確認して満足したのか、先輩はズルリと指を引き抜き「それじゃあ」といい笑顔を見せた。
「入れるぞ」
ケツ穴が締まりきる前に先輩は自分のモノを突き入れてきた。体が無意識に力んで拒絶するようケツを閉じさせたが、ローションのせいか、慣らしの成果か、先輩のデカチンは容易くオレの中に入ってきた。
前回まであった苦しさや痛みは殆どないが、ピンポイントでヤバイ場所を攻められる感覚に頭がおかしくなる。先輩がゆっくり動く度に強すぎる快感がダイレクトに伝わって、理性が吹っ飛びそうだった。
「あっアァッ! せん、ぱいッちょっと、まっ……んぅ」
今までは痛みのおかげで、理性を手放さずに済んでいたんだと実感する。体を襲う未知の感覚が、ちんこだけでなく頭の中まで侵入してくる。
「うぅ、あっぁっ! やら、それ、だめだってぇ」
先輩がオレの中を擦る度に、先走りが冗談みたいな勢いで溢れ、その勢いだけで射精してしまいそうだった。
「セイシュン、すまん、辛かったか?」
先輩が耳元で囁く。涎と涙でグチャグチャになった顔で、ろれつの回らなくなったオレを心配している声だった。腰の動きも止まり、労るように髪を撫でられる。
「いきなりすぎんだろ。びっくりするじゃん」
目元を拭って睨むと、頬に軽く口を付けてきた。
「痛みはないか?」
「痛くは、ないよ。でも、そんな勢いで攻められたら、秒でイクじゃん。そんなの嫌だから、ゆっくりしろよ」
全く動かずにいてくれるおかげで、頭の中で伝えたい事が言葉に変換される。先輩に腰を使われたら、喘ぎ声しか出せない気がするので、言える時に言っておかねば。
「わかった」
真剣な目で頷く先輩は、頬だけでなく口も吸ってきた。意図せず僅かに動いただけなのに、体の奥がきゅーんとなってビビる。ケツ弄られすぎてちんこ壊れたんじゃあ……不安になったが、先輩のキスはオレの希望通りゆっくりで、頭もぶっ壊れの仲間入りしそになる。
「ここは、苦手か?」
先輩がゆっくりヤバイ所を擦る。強制的に体が反応してしまい、抱き枕と化した寝袋に噛みつき、情けない声を殺す。
「んッ……ふ、苦手って、いうか……きもちぃい、んだけど。こわいくらい、それが強くて。ゆっくりでないと、オレ、こわれそうになる」
「セイシュンが壊れたら困る。これ……くらいなら大丈夫か?」
「アッ! うん……アァッ! うん。うんへーき」
ゆっくり動いてくれるおかげで、快感に波が出来て、なんとか返事が出来た。大丈夫、あと三分くらいは保ちそうだ。我ながら短い。
「うぅん、そこ……うん、そこっ……らへん、いい。きもちぃい……」
先輩が体を支えてくれるので、姿勢でのしんどさも全くなく、オレはいつの間にか喘いでいるだけの生き物になった。顔がいい感じに近づいた時にしてくれるキスも気持ちよくて、何も考えられなくなる。
うわごとみたいに「すごい、もうイク、イキそう」と繰り返すオレに合わせるよう先輩の動きも徐々に激しくなっていく。
「セイシュン……」
目に溜まっていた涙が溢れたのか、滲んでいた視界が一瞬だけクリアになり、真っ直ぐオレを見つめる先輩と目が合った瞬間、頭の中が真っ白になった。
「よし!」
先輩が真面目な顔でガッツポーズでもしそうな声を上げる。そして、グリグリとヤバイ場所を入念に押すように腰を動かした。
「あぁうっ!」
ドクドクとちんこが連動して脈打ち、絞り出すように精液を吐き出す。自分の中の熱を全て出し切ったような脱力感に意識が薄れていく。先輩がちんこを抜いたのだろう、その開放感がトドメになり、オレはそのまま意識を失った。
0
お気に入りに追加
100
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる