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第八章 クリスタルレイクの戦い
8-7 一騎打ち ……オッリ
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血が、熱かった。
血の道標に、己の嗅覚に従い、オッリは駆けた。
後退する黒竜旗を横目に、黒騎兵の合間を駆け抜ける。大挙して押し寄せる教会遠征軍に、月盾騎士団に、ただ一騎で突っ込む。矢で群れをぶち抜く。群がる敵兵は、ウォーピックで蹴散らす。
道ができる。背後には、追走する敵騎兵の他に、黒騎兵の何騎かも続いている。
血路を開く。
乱戦の中に、二人の騎士を見つける──ボルボ平原の戦いで背中に傷をつけた、若き月盾の騎士。そして、泥塗れで屍の上に立つ、騎士殺しの黒騎士。
見つけた瞬間、背中の傷が疼いた。
その熱き疼きを一矢に籠め、放つ。
獲物に向けて放った矢は、しかし人面甲の大男に防がれた。それでも、馬鎧をぶち抜いた一矢は、挨拶には申し分なかった。
「よぉ! 元気か!?」
オッリは声をかけたが、返事はなかった。マクシミリアンは口を半開きにしたまま、突っ立っていた。
血と泥と煤に塗れ、真っ黒になった戦友の姿は、懐かしかった──ただの落ちぶれた男が、漆黒の軍装に身を包み駆け出した日──あの無様な負けた戦のことは、二十年経った今でも鮮明に覚えている。そして、当時を知る者はもう多くない。
味方は随分と死んでいた。ここに来るまでで、少なく見積もっても三百人ほどの損害は出ているだろう。それでも、お互いはまだ生きている。
少しして、マクシミリアンの黒い瞳に生気が戻る。
「お前何してる!? 命令するまで動くなって言っただろ!?」
「あとにしろ。戦が終わったら聞いてやる」
オッリは下馬すると、その馬をマクシミリアンに渡した。
「あとで返せよ」
まだ何か言いたげなマクシミリアンをよそに、オッリは月盾騎士団の人馬に向き合った。
何千人もの騎士たちの中で、自然と目が合った──金色の髪を靡かせ、古めかしい直剣を携えた騎士──その青い瞳は、ボルボ平原の戦いのときよりも激しく燃えていた。
オッリが手招きすると、若き月盾の騎士は怒りを露わに向かってこようとした。しかし他の者に押し止められ、後方に退いてしまった。
代わりに、人面甲の巨漢が立ちあがる。倒れた馬の首を大剣でぶった切り、鉄塊のような鎧を真っ赤に染め、咆哮する。
少し残念だったが、切り替えた──このデカブツを殺したら、そのあと背中の傷の借りを返す。
そして、向かい合う。
二人の周囲から、人馬が退いていく──戦場に、一騎打ちの空白が生まれる。
互いが間合いを見極めるその刹那、誰かが固唾を飲んだ音を、オッリは聞き逃さなかった。
「何ボサッと突っ立ってんだ!? さっさと〈教会〉のアホどもぶっ殺せ!」
オッリは一喝し、そして人面甲の騎士に殴りかかった。
オッリが一騎打ちを始めたと同時に、マクシミリアンが馬に跨り、月盾の騎士に斬りかかる。
視界の隅で、一閃の鮮血が飛び散る。オッリとともに血路を開いた黒騎兵の兵士たちも、無言のうちにマクシミリアンに続く。
剣戟が、銃声が、軍が再び動き出す。何の前触れもない、鬨の声すらなく始まった襲撃に、月盾騎士団は困惑し、にわかに浮足立つ。
周囲の動揺に当てられたのか、人面甲の騎士の動きも鈍る。
「どこ見てんだ!? 目ぇ見えてんのか!?」
人面甲の騎士は手負いにも見えたが、構わなかった。オッリは挑発しつつ、ウォーピックを振り下ろすと見せかけると、隙の生じた金隠を蹴り飛ばした。
後退る人面甲の騎士が、また吼える。股間への一撃で目が覚めたのか、それとも一騎打ちを蔑ろにされたと感じたのか、大剣がさらに殺意を迸らせ、風を裂く。
その攻撃の重圧は、荒々しいが真っ直ぐだった。
打ち合いながら、オッリは笑った──相手の豪勇に、相手の馬鹿さ加減に。
銃火が支配する戦場において、一騎打ちが戦争の趨勢を決めることなどない。
一騎打ちなど、今ではただの余興に過ぎない。学のないオッリでも、そのぐらいはわかる。だが、そんな時代遅れの一騎打ちを、未だ戦場の華と信奉する騎士は、〈帝国〉や〈教会〉を問わず多い。
だからこそ、そういう輩を揶揄うのは面白かった。
大剣と甲冑が攻防一体となり、尋常でない重圧を放ちながら、目の前を掠める。並みの兵ならば、その風圧に触れただけで、臓腑を吐いて死ぬだろう。しかし、当たらなければどうということはないし、殺す方法は必ずある。
反撃する──嬲り、踏みつけ、蹂躙する──殺意を、一撃一撃に籠め、打つ。
大剣をかい潜り、殴る。槌を打ちつけるたび、少しずつ甲冑が歪む。
終わらぬ打ち合いは、絶え間ない緊張感は、心地よかった。しかし、人面甲の騎士は三度咆哮すると、勝負を決めに来た。
人面甲の奥の瞳が光り、大剣の切っ先が風をまとう。唸る鉄塊が巨大な槍となり、眼前に迫る。
渾身の致命の一撃──判断を誤れば、死ぬ──オッリは迷わず跳躍し、大剣を足で抑えつけた。
踏みつけられた大剣が地面を抉り、雪と泥が飛び散る。
初手は見切ったが、しかし人面甲の騎士は止まらない。体勢を崩しながらも、大剣を横に薙ぎ、その重みで押し潰そうと迫る。
しかしそれは、圧力こそあったが、苦し紛れの一手だった。オッリがウォーピックで軽く弾くと、巨漢は大剣と鎧の重みを制御できず、そのまま前につんのめった。
つんのめり、がら空きになった背後から、オッリはウォーピックを振り下ろした。
嘴が、足甲を貫く。
捻り、肉を抉る。傷口から、血が噴き出る。地面に突っ伏した騎士が、泥の中で何か叫ぶ。
休まず、ウォーピックを打ちつける。足下から尻、尻から背中に向かい、鎧を、肉を、骨を貫く。
うつ伏せになりながらも、人面甲の騎士が大剣を振ろうとする。しかし、反撃が来る前にその大剣を足で抑えつけ、今度は腕を打ちつける。指先がわからなくなるまで、その手甲を潰す。
首は傷つけたくなかったので、嘴ではなく鎚で打った。人面甲の兜はボコボコに歪み、ひび割れた亀裂からは、冗談のように血が噴き出た。
返り血を拭い、一息つく。巨漢は小刻みに動いてはいたが、しかし先ほどまでの圧はもうなかった。
部族の伝統に従い、首を刈ろうとしたが、首当ての外し方がわからなかった。あれこれ考えるのも面倒なので、そばにあった大剣で切断することにした。
その大剣は、やはり重かった。
力任せに振り下ろすたび、甲冑がバキバキと音を立て壊れ、中身がゴリゴリと音を立て砕ける。そして何度目かで、胴体から首が離れる。
首をねじ切っても、巨漢の手足は小刻みに動いていた。大剣を胴体に突き刺してもなお、その手は何かを掴もうとしていた。
周りには相変わらず空白があったが、棒立ちで見ているような奴はいなかった。
オッリと目が合うと、敵はそそくさと逃げてしまった。劣勢だった黒騎兵は、この混乱に乗じ、局地的だが月盾騎士団を翻弄さえし始めている。
それでいい──今この瞬間、そしてクリスタルレイクの戦いの勝敗を決めるのは、俺じゃない。それはマクシミリアンと黒騎兵、帝国人として第三軍団騎兵隊に所属するお前らだ。
兜から中身を取り出そうとしたが、頭部はベコベコにへこんだ兜に密着し出せなかった。しかし、幸いにも兜には人面が施されていたので、そのまま掲げることにした。
オッリは晴れやかな気分で、色のない冬の陽を見上げた。
「偉大なる〈東の王〉よ! 遥かなる地平線に、この首を! その杯に、我が血の雨を!」
いい勝負だった──掲げた首は、何も答えなかった。しかし、討ち取った人面甲は、どことなく笑顔にも見えた。
血の道標に、己の嗅覚に従い、オッリは駆けた。
後退する黒竜旗を横目に、黒騎兵の合間を駆け抜ける。大挙して押し寄せる教会遠征軍に、月盾騎士団に、ただ一騎で突っ込む。矢で群れをぶち抜く。群がる敵兵は、ウォーピックで蹴散らす。
道ができる。背後には、追走する敵騎兵の他に、黒騎兵の何騎かも続いている。
血路を開く。
乱戦の中に、二人の騎士を見つける──ボルボ平原の戦いで背中に傷をつけた、若き月盾の騎士。そして、泥塗れで屍の上に立つ、騎士殺しの黒騎士。
見つけた瞬間、背中の傷が疼いた。
その熱き疼きを一矢に籠め、放つ。
獲物に向けて放った矢は、しかし人面甲の大男に防がれた。それでも、馬鎧をぶち抜いた一矢は、挨拶には申し分なかった。
「よぉ! 元気か!?」
オッリは声をかけたが、返事はなかった。マクシミリアンは口を半開きにしたまま、突っ立っていた。
血と泥と煤に塗れ、真っ黒になった戦友の姿は、懐かしかった──ただの落ちぶれた男が、漆黒の軍装に身を包み駆け出した日──あの無様な負けた戦のことは、二十年経った今でも鮮明に覚えている。そして、当時を知る者はもう多くない。
味方は随分と死んでいた。ここに来るまでで、少なく見積もっても三百人ほどの損害は出ているだろう。それでも、お互いはまだ生きている。
少しして、マクシミリアンの黒い瞳に生気が戻る。
「お前何してる!? 命令するまで動くなって言っただろ!?」
「あとにしろ。戦が終わったら聞いてやる」
オッリは下馬すると、その馬をマクシミリアンに渡した。
「あとで返せよ」
まだ何か言いたげなマクシミリアンをよそに、オッリは月盾騎士団の人馬に向き合った。
何千人もの騎士たちの中で、自然と目が合った──金色の髪を靡かせ、古めかしい直剣を携えた騎士──その青い瞳は、ボルボ平原の戦いのときよりも激しく燃えていた。
オッリが手招きすると、若き月盾の騎士は怒りを露わに向かってこようとした。しかし他の者に押し止められ、後方に退いてしまった。
代わりに、人面甲の巨漢が立ちあがる。倒れた馬の首を大剣でぶった切り、鉄塊のような鎧を真っ赤に染め、咆哮する。
少し残念だったが、切り替えた──このデカブツを殺したら、そのあと背中の傷の借りを返す。
そして、向かい合う。
二人の周囲から、人馬が退いていく──戦場に、一騎打ちの空白が生まれる。
互いが間合いを見極めるその刹那、誰かが固唾を飲んだ音を、オッリは聞き逃さなかった。
「何ボサッと突っ立ってんだ!? さっさと〈教会〉のアホどもぶっ殺せ!」
オッリは一喝し、そして人面甲の騎士に殴りかかった。
オッリが一騎打ちを始めたと同時に、マクシミリアンが馬に跨り、月盾の騎士に斬りかかる。
視界の隅で、一閃の鮮血が飛び散る。オッリとともに血路を開いた黒騎兵の兵士たちも、無言のうちにマクシミリアンに続く。
剣戟が、銃声が、軍が再び動き出す。何の前触れもない、鬨の声すらなく始まった襲撃に、月盾騎士団は困惑し、にわかに浮足立つ。
周囲の動揺に当てられたのか、人面甲の騎士の動きも鈍る。
「どこ見てんだ!? 目ぇ見えてんのか!?」
人面甲の騎士は手負いにも見えたが、構わなかった。オッリは挑発しつつ、ウォーピックを振り下ろすと見せかけると、隙の生じた金隠を蹴り飛ばした。
後退る人面甲の騎士が、また吼える。股間への一撃で目が覚めたのか、それとも一騎打ちを蔑ろにされたと感じたのか、大剣がさらに殺意を迸らせ、風を裂く。
その攻撃の重圧は、荒々しいが真っ直ぐだった。
打ち合いながら、オッリは笑った──相手の豪勇に、相手の馬鹿さ加減に。
銃火が支配する戦場において、一騎打ちが戦争の趨勢を決めることなどない。
一騎打ちなど、今ではただの余興に過ぎない。学のないオッリでも、そのぐらいはわかる。だが、そんな時代遅れの一騎打ちを、未だ戦場の華と信奉する騎士は、〈帝国〉や〈教会〉を問わず多い。
だからこそ、そういう輩を揶揄うのは面白かった。
大剣と甲冑が攻防一体となり、尋常でない重圧を放ちながら、目の前を掠める。並みの兵ならば、その風圧に触れただけで、臓腑を吐いて死ぬだろう。しかし、当たらなければどうということはないし、殺す方法は必ずある。
反撃する──嬲り、踏みつけ、蹂躙する──殺意を、一撃一撃に籠め、打つ。
大剣をかい潜り、殴る。槌を打ちつけるたび、少しずつ甲冑が歪む。
終わらぬ打ち合いは、絶え間ない緊張感は、心地よかった。しかし、人面甲の騎士は三度咆哮すると、勝負を決めに来た。
人面甲の奥の瞳が光り、大剣の切っ先が風をまとう。唸る鉄塊が巨大な槍となり、眼前に迫る。
渾身の致命の一撃──判断を誤れば、死ぬ──オッリは迷わず跳躍し、大剣を足で抑えつけた。
踏みつけられた大剣が地面を抉り、雪と泥が飛び散る。
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しかしそれは、圧力こそあったが、苦し紛れの一手だった。オッリがウォーピックで軽く弾くと、巨漢は大剣と鎧の重みを制御できず、そのまま前につんのめった。
つんのめり、がら空きになった背後から、オッリはウォーピックを振り下ろした。
嘴が、足甲を貫く。
捻り、肉を抉る。傷口から、血が噴き出る。地面に突っ伏した騎士が、泥の中で何か叫ぶ。
休まず、ウォーピックを打ちつける。足下から尻、尻から背中に向かい、鎧を、肉を、骨を貫く。
うつ伏せになりながらも、人面甲の騎士が大剣を振ろうとする。しかし、反撃が来る前にその大剣を足で抑えつけ、今度は腕を打ちつける。指先がわからなくなるまで、その手甲を潰す。
首は傷つけたくなかったので、嘴ではなく鎚で打った。人面甲の兜はボコボコに歪み、ひび割れた亀裂からは、冗談のように血が噴き出た。
返り血を拭い、一息つく。巨漢は小刻みに動いてはいたが、しかし先ほどまでの圧はもうなかった。
部族の伝統に従い、首を刈ろうとしたが、首当ての外し方がわからなかった。あれこれ考えるのも面倒なので、そばにあった大剣で切断することにした。
その大剣は、やはり重かった。
力任せに振り下ろすたび、甲冑がバキバキと音を立て壊れ、中身がゴリゴリと音を立て砕ける。そして何度目かで、胴体から首が離れる。
首をねじ切っても、巨漢の手足は小刻みに動いていた。大剣を胴体に突き刺してもなお、その手は何かを掴もうとしていた。
周りには相変わらず空白があったが、棒立ちで見ているような奴はいなかった。
オッリと目が合うと、敵はそそくさと逃げてしまった。劣勢だった黒騎兵は、この混乱に乗じ、局地的だが月盾騎士団を翻弄さえし始めている。
それでいい──今この瞬間、そしてクリスタルレイクの戦いの勝敗を決めるのは、俺じゃない。それはマクシミリアンと黒騎兵、帝国人として第三軍団騎兵隊に所属するお前らだ。
兜から中身を取り出そうとしたが、頭部はベコベコにへこんだ兜に密着し出せなかった。しかし、幸いにも兜には人面が施されていたので、そのまま掲げることにした。
オッリは晴れやかな気分で、色のない冬の陽を見上げた。
「偉大なる〈東の王〉よ! 遥かなる地平線に、この首を! その杯に、我が血の雨を!」
いい勝負だった──掲げた首は、何も答えなかった。しかし、討ち取った人面甲は、どことなく笑顔にも見えた。
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