155 / 197
日誌・154 教授
しおりを挟む
言ってみればそれだけ。顔見知りのレベルですらない。
相手は雪虎など知らないだろう。
…旅行者だろうから、傘など持っていなかったに違いない。
髪や、紺のワンピースが少し濡れているようだ。
どうすればいいのか分からない、と言いたげに、入り口から店内を見渡すその姿に、雪虎はあることに気付いた。
(一人?)
今朝は、連れが二人いたはずだが。まさか。
―――――迷子…?
雪虎と同じく、出入り口に注目していた店内の大人たちは、我に返ると同時に、同じ言葉を脳裏に浮かべたに違いない。
こういう場面に遭遇した場合。
触らぬ神に祟りなし、とばかりに見て見ぬふりをする者と。
考えるより先に、手を差し伸べる者。
果たして、どちらが多いのだろうか。…なんにしろ。
今日、この日。雪虎の隣には、底抜けの善人が座っていた。
「えっ、ねえ、ちょっと、キミ!」
わたわた立ち上がり、驚いた表情で、入り口まで足早に歩いていく。
雪虎は諦めの息を吐きだした。
あれだけ小さな子供が一人でウロウロしているのを見て、放っておける人間ではない。
大晴は、無言で見上げた女の子と視線を合わせ、矢継ぎ早に尋ねた。
「この店に親御さんでもいるの? それとも、どこか近くで一緒にいた人とはぐれた?」
雪虎は一人、カウンター席で額を押さえる。
―――――知っていたが、どうしてこう、面倒ごとを好んで背負い込もうとするのか。
それに、相手は外国人。日本語が通じるかどうか。
対する少女はと言えば。
落ち着き払った顔で、ともすれば自分より慌てている大晴を冷静に見上げた。
そして、一言。
「はぐれた」
…日本語で、答えた。
「ちなみにはぐれたのは私ではなく、一緒にいた二人の方なのだ」
―――――しかも、何と言えばいいのか、話し方が独特である。
少なくとも、子供の言葉づかいではない。
「おいしそうなにおいに、もしかしてここにいるのではと思って店を覗いてみたのだが、いなかった。…騒がせたのなら、悪いことをしたね」
「ああ、ちょっと待って、待ったっ」
引き戸を閉めて去ろうとする少女の肩を掴んで、大晴は店の中に引き入れた。
まあ、雨の中、小さな女の子を外へ追い出す人でなしにはなりたくない。
「外は雨が降ってるから、しばらく中で休みなよ」
少女の背を押し、大晴が戻ってくる。抵抗の隙も与えられなかった女の子は、戸惑っているようだ。
他人のふりをいまさらするわけにもいかない。
雪虎は仕方なく、席を横に移動。大晴との間に、ひとつ席を開けた。
「ありがとう、義兄さん。さ、君、ここに座って」
大晴は促すが、子供にとって、その席は高い場所にあったようだ。
女の子は、戸惑ったように席に手をかけた。少し悩む様子を見せる。
仕方なく、雪虎は、一度立ち上がった。女の子に手を伸ばす。
「よ…っと」
無造作に引っ張り上げて、丁寧に椅子に座らせた。だがやはり、丈が足りない。
「お腹すいてない? 何か食べる?」
言う大晴を遮って、雪虎。
「いやまず、子供用の椅子を」
雪虎の行動にか、いっとき、ぽかんとしていた少女は、すぐ我に返り、
「ありがたいが、お構いなく。はぐれた相手が心配だ。私がいないと何をやらかすか…」
胸の前で両手を組み合わせ、何かを祈るように、俯く女の子。
大晴が難しい顔になる。
「友達と遊んでたの? 学校は? ああ、いや、それならひとまず、警察に」
「そう矢継ぎ早に言うな、雨男」
見たところ、少女は冷静だ。しかもどうも、大人顔負けの知恵も感じる。
ただ、見た目が見た目であるだけに、放っておくのは心配だ。
せめて必要以上の不快は与えないようにしよう、と帽子のつばを下げながら、雪虎は言った。
「…あ~、キミが捜してるのは、二人かな」
その言葉に、彼女は目を丸くして顔を上げる。
「一人は高校生くらい、一人は四十代半ばって感じの…男。どっちも外国人には見えなかったけど」
「…これは驚いた」
冷静な少女の言葉と反応に、雪虎はなんとなく察した。
(やっぱりこの子、知能は大人か…それ以上なんじゃ)
「なぜ知っているのかね」
そして、その大きな空色の目に最終的に浮かんだのは、―――――疑念。警戒。
それを受けて流す気分で、雪虎は早口に説明した。
「俺は今朝、知人の見送りに駅にいたんだよ。そこでキミら三人を見かけたってだけ」
とたん、―――――ぱちり、少女が瞬き。
「そう言えば、今朝、ぼくらが会ったの、駅前でしたね」
察しがいいのか悪いのか分からない大晴が、すかさずフォローしてきた。
直後、パッと少女の頬が赤く染まる。
「これは失礼。私はてっきり…いや、早合点をしたね」
ペコリ、頭を下げてきた。
「何を早合点したのかは知らないけど」
深入りするつもりはない。
流せるものはサクサク流すに限る。突っ込もうとした大晴を目で黙らせ、雪虎。
「同行者とはぐれたのなら、ウロウロするより、一か所にじっとしてた方がいいと思う。はっきり言うなら、警察に行ったほうがいい」
苦悶の表情で、女の子は緩く首を横に振った。
「そんな、時間的余裕はないのだ…失敗が許されない相手との待ち合わせの時間が迫っているのだよ」
会話の流れからして、その、はぐれた相手との待ち合わせではないだろう。
(大事な顧客との待ち合わせ、って感じだな)
正確なところは、ニュアンスが違うだろうがそれに近いのだろう。
「ならここで探し回るより、一足先に目的地に行けばどうだ? そこで顔を合わせられるかもしれない」
「それしか、手はなさそうなのはわかるが、…目的地の地図は私しか持っていなくてね」
その間、連れは野放しということで、おそらくこの子は、それが心配なのだ。
「目的地って?」
横からにこにこ口を挟んだ大晴が、少女の目の前に、プリンよろしく茶碗蒸しを置いた。木の匙までつけて。
「有名処なら、聞けば分かるし。昨今は、スマホっていう便利なものがあるでしょ?」
言った大晴を少女は一度、ちらと上目遣いに見上げる。その視線をすぐ目の前の茶碗蒸しの容器に戻し、
「地元で、どれだけ名が知られているのかは知らないが…」
肩から斜め掛けに提げていた、今は腹の前に置いている小さなバッグをぎゅっと掴み、彼女はその名を口にした。
「月杜家だ」
刹那。
「―――――教授!」
店の出入り口が、そんな言葉と同時に、スパンッ、押し開けられた。
いや正確には、店内を覗き込んだらしい誰かが、勢いよく飛び込んできたようだ。
店内に、『教授』という存在を見つけたようだが。
(教授)
誰? という視線が、店内を行き交った。委細構わず、その誰かさんはずかずか店内へ入ってくる。
遅れて響く、「いらっしゃいませー」。
「やっと見つけましたよ、気付いたらいないんですもん、びっくりしました」
近づいてくる声に、振り向けば。
「あ」
雪虎は、思わず声を上げる。
カウンター席へやってきた相手は―――――少女の連れの一人だった。若い方。
「いなくなったのは、お前たちの方だ、馬鹿者」
少年の声に応じたのは、雪虎の隣にいる―――――少女。
「今頃腹を空かせているだろうと定食屋を覗いて行けば、やはりか」
相手は雪虎など知らないだろう。
…旅行者だろうから、傘など持っていなかったに違いない。
髪や、紺のワンピースが少し濡れているようだ。
どうすればいいのか分からない、と言いたげに、入り口から店内を見渡すその姿に、雪虎はあることに気付いた。
(一人?)
今朝は、連れが二人いたはずだが。まさか。
―――――迷子…?
雪虎と同じく、出入り口に注目していた店内の大人たちは、我に返ると同時に、同じ言葉を脳裏に浮かべたに違いない。
こういう場面に遭遇した場合。
触らぬ神に祟りなし、とばかりに見て見ぬふりをする者と。
考えるより先に、手を差し伸べる者。
果たして、どちらが多いのだろうか。…なんにしろ。
今日、この日。雪虎の隣には、底抜けの善人が座っていた。
「えっ、ねえ、ちょっと、キミ!」
わたわた立ち上がり、驚いた表情で、入り口まで足早に歩いていく。
雪虎は諦めの息を吐きだした。
あれだけ小さな子供が一人でウロウロしているのを見て、放っておける人間ではない。
大晴は、無言で見上げた女の子と視線を合わせ、矢継ぎ早に尋ねた。
「この店に親御さんでもいるの? それとも、どこか近くで一緒にいた人とはぐれた?」
雪虎は一人、カウンター席で額を押さえる。
―――――知っていたが、どうしてこう、面倒ごとを好んで背負い込もうとするのか。
それに、相手は外国人。日本語が通じるかどうか。
対する少女はと言えば。
落ち着き払った顔で、ともすれば自分より慌てている大晴を冷静に見上げた。
そして、一言。
「はぐれた」
…日本語で、答えた。
「ちなみにはぐれたのは私ではなく、一緒にいた二人の方なのだ」
―――――しかも、何と言えばいいのか、話し方が独特である。
少なくとも、子供の言葉づかいではない。
「おいしそうなにおいに、もしかしてここにいるのではと思って店を覗いてみたのだが、いなかった。…騒がせたのなら、悪いことをしたね」
「ああ、ちょっと待って、待ったっ」
引き戸を閉めて去ろうとする少女の肩を掴んで、大晴は店の中に引き入れた。
まあ、雨の中、小さな女の子を外へ追い出す人でなしにはなりたくない。
「外は雨が降ってるから、しばらく中で休みなよ」
少女の背を押し、大晴が戻ってくる。抵抗の隙も与えられなかった女の子は、戸惑っているようだ。
他人のふりをいまさらするわけにもいかない。
雪虎は仕方なく、席を横に移動。大晴との間に、ひとつ席を開けた。
「ありがとう、義兄さん。さ、君、ここに座って」
大晴は促すが、子供にとって、その席は高い場所にあったようだ。
女の子は、戸惑ったように席に手をかけた。少し悩む様子を見せる。
仕方なく、雪虎は、一度立ち上がった。女の子に手を伸ばす。
「よ…っと」
無造作に引っ張り上げて、丁寧に椅子に座らせた。だがやはり、丈が足りない。
「お腹すいてない? 何か食べる?」
言う大晴を遮って、雪虎。
「いやまず、子供用の椅子を」
雪虎の行動にか、いっとき、ぽかんとしていた少女は、すぐ我に返り、
「ありがたいが、お構いなく。はぐれた相手が心配だ。私がいないと何をやらかすか…」
胸の前で両手を組み合わせ、何かを祈るように、俯く女の子。
大晴が難しい顔になる。
「友達と遊んでたの? 学校は? ああ、いや、それならひとまず、警察に」
「そう矢継ぎ早に言うな、雨男」
見たところ、少女は冷静だ。しかもどうも、大人顔負けの知恵も感じる。
ただ、見た目が見た目であるだけに、放っておくのは心配だ。
せめて必要以上の不快は与えないようにしよう、と帽子のつばを下げながら、雪虎は言った。
「…あ~、キミが捜してるのは、二人かな」
その言葉に、彼女は目を丸くして顔を上げる。
「一人は高校生くらい、一人は四十代半ばって感じの…男。どっちも外国人には見えなかったけど」
「…これは驚いた」
冷静な少女の言葉と反応に、雪虎はなんとなく察した。
(やっぱりこの子、知能は大人か…それ以上なんじゃ)
「なぜ知っているのかね」
そして、その大きな空色の目に最終的に浮かんだのは、―――――疑念。警戒。
それを受けて流す気分で、雪虎は早口に説明した。
「俺は今朝、知人の見送りに駅にいたんだよ。そこでキミら三人を見かけたってだけ」
とたん、―――――ぱちり、少女が瞬き。
「そう言えば、今朝、ぼくらが会ったの、駅前でしたね」
察しがいいのか悪いのか分からない大晴が、すかさずフォローしてきた。
直後、パッと少女の頬が赤く染まる。
「これは失礼。私はてっきり…いや、早合点をしたね」
ペコリ、頭を下げてきた。
「何を早合点したのかは知らないけど」
深入りするつもりはない。
流せるものはサクサク流すに限る。突っ込もうとした大晴を目で黙らせ、雪虎。
「同行者とはぐれたのなら、ウロウロするより、一か所にじっとしてた方がいいと思う。はっきり言うなら、警察に行ったほうがいい」
苦悶の表情で、女の子は緩く首を横に振った。
「そんな、時間的余裕はないのだ…失敗が許されない相手との待ち合わせの時間が迫っているのだよ」
会話の流れからして、その、はぐれた相手との待ち合わせではないだろう。
(大事な顧客との待ち合わせ、って感じだな)
正確なところは、ニュアンスが違うだろうがそれに近いのだろう。
「ならここで探し回るより、一足先に目的地に行けばどうだ? そこで顔を合わせられるかもしれない」
「それしか、手はなさそうなのはわかるが、…目的地の地図は私しか持っていなくてね」
その間、連れは野放しということで、おそらくこの子は、それが心配なのだ。
「目的地って?」
横からにこにこ口を挟んだ大晴が、少女の目の前に、プリンよろしく茶碗蒸しを置いた。木の匙までつけて。
「有名処なら、聞けば分かるし。昨今は、スマホっていう便利なものがあるでしょ?」
言った大晴を少女は一度、ちらと上目遣いに見上げる。その視線をすぐ目の前の茶碗蒸しの容器に戻し、
「地元で、どれだけ名が知られているのかは知らないが…」
肩から斜め掛けに提げていた、今は腹の前に置いている小さなバッグをぎゅっと掴み、彼女はその名を口にした。
「月杜家だ」
刹那。
「―――――教授!」
店の出入り口が、そんな言葉と同時に、スパンッ、押し開けられた。
いや正確には、店内を覗き込んだらしい誰かが、勢いよく飛び込んできたようだ。
店内に、『教授』という存在を見つけたようだが。
(教授)
誰? という視線が、店内を行き交った。委細構わず、その誰かさんはずかずか店内へ入ってくる。
遅れて響く、「いらっしゃいませー」。
「やっと見つけましたよ、気付いたらいないんですもん、びっくりしました」
近づいてくる声に、振り向けば。
「あ」
雪虎は、思わず声を上げる。
カウンター席へやってきた相手は―――――少女の連れの一人だった。若い方。
「いなくなったのは、お前たちの方だ、馬鹿者」
少年の声に応じたのは、雪虎の隣にいる―――――少女。
「今頃腹を空かせているだろうと定食屋を覗いて行けば、やはりか」
0
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる