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森の奥に来て今日で3日目、キャンプ地を起点にして西に東にと探検してみると、今までに採取してきた薬草などとは含まれる魔素? 魔力? の濃さが違う事に気付いた。
今まで特に気にしていなかったってのもあるんだけどね。
気付いてからは、実際にポーション作成で確認してみた。
わたしの魔力が充満しているらしい別荘の薬草と、キャンプ地周辺の薬草は魔素の量が同じくらいでレベル10だとすると、庭と農場は私の魔力は充満しているけど、元々の土地の影響か5くらい。街を出発してから採取した薬草は1~4だった。
薬草のレベルを揃えてポーションを作った結果……完成品の数が違った! (品質じゃないんだね)
普段使ってる大きな錬金釜に入る材料の1回分で作ってみるとレベル10なら40本、レベル5だと20本位でレベル1~4になると10出来るかどうかという散々な結果に……酷すぎる。
別荘で薬草育てて良かった~。お店を持ったのに黒の森の薬草でしか量が作れなかったら……えらいこっちゃ!
新しい発見もしながら今日も森の探検にレッツゴ~♪ 今日は何が見つかるかな?
数日続けている事なのに、飽きもせずルンルンとスキップでもしそうな雰囲気で(実際にはビャクの背中の上)森を探検。
今日は地中の作物を探すのよ♪
最初の頃に自然薯を見つけて、植え付けたけど他にもお宝があるかもしれないからね。
「だんじょん? ありゅにょ!?」
たった今、これまでずっと気になっていた事の質問をしていたら、さらに気になる言葉がザックさんの口から!
「あるぞ、色々なタイプが。初級クラスくらいから上級クラスまでホントに様々だ」
「この近くには……あっ! エアさんが喜びそうなのがありましたね!」
「……たしか初級レベル」
「でも、ザーリアから馬車移動しても2週間くらい~?」
「そうだな……それくらいかな、でもな~、エア。スライムは酸って液体を吐くんだ。それがかかると溶けたり火傷したり」
「じゅうま、じぇきませんか?」
「スライム……あまり聞いたことがないな」
「強くないからね~。それに命令が伝わりにくいって聞いたことがあるよ~」
命令が伝わりにくい? 別に命令する気はないからそれは良いけど……街で暮らすのにそれじゃだめか~。
「黒の森はどうしても強い魔物が多くなりやすいんです。街の反対側の方にならスライムも……」
「こんじょ、いこ~?」
もし無理でも一度見てみたいもん。異世界と言えば定番のスライムでしょ!? 雫タイプかそれともボールタイプか……気になる~!!
「街に帰って一旦落ち着いてから、依頼も兼ねて行ってみましょうか?」
「はい、やっちゃ~♪」
許可も貰えたし、楽しみだよ~。
「……エア、何か良い物あった?」
「ん~、しょうにぇ~⦅これといって特に何もないね~⦆」
「今までにも採取した事のある物はあるんだけどね~」
「う~ん、こっちは初めてだよな? 新しい物に期待してたのに」
「⦅残念だね……でももうちょっと進んでみよう!⦆」
〔〔エア~! これ、はな、さいてた~〕〕
「はにゃ? わ~きりぇ……え? しょりぇは!?⦅ソラ、ツキ、その花どこにあった!?⦆」
〔〔こっちだよ~! い~っぱい、さいてたよ〕〕
ソラとツキに案内されてたどり着いた場所には、沢山の赤や紫色の小さな花が咲いていた。
「⦅うおぉぉ~!! こんなに沢山あるなんて! ソラ、ツキありがとう、わたしコレ大好きなの!⦆」
「コレって、ただの花でしょ~?」
「飾り難そうな花ですね」
「⦅ふっふっふ、これはね、それ自体には味はないんだけど、私は好きでよく食べてたし、体にも良いんだ~⦆」
「これがか!? 食べられるのか……」
「⦅お薬にもなるんだよね~。ただ増えやすいって聞いてたから別荘にはどうしよ……お!? 大丈夫そうだ、ここでは蔓性じゃないんだ。似てるけど違うんだね、根は使わないのか……それは楽だな!
増え方も全然違うから、厄介者じゃない♪⦆」
ソラとツキが見つけた花は、葛の花で、樹皮は乾燥させたものを煎じて飲めば鎮痛・解熱・胃腸不良に良いし、樹液を精製すれば葛粉になって料理やお菓子に使えるの~♪
葛餅大好き♡ ワラビはないかな? いつの日かワラビも見つけてワラビ餅を食べるぞ~♪
「大丈夫なら運びますか? ですが大きな木ばかりですね」
そうなんだよ今、目の前にあるのはすべて立派な樹木で、若木がないのよね~。ではどうするか……大丈夫安心して!? 今のわたしには魔法があるのよ!
根を傷めないように樹をそっくりそのまま引っこ抜いて、一旦インベントリにIN!
「⦅よ~し! 取り過ぎてない……と思うし、別荘にこのまま行こう⦆」
この後も探検が待っているからサクサク進行~。
「スターピーチいい匂い。ちょっと収穫しよ~」
「⦅そうしよう、みんなへの差し入れ分も準備しとかなきゃ♪⦆」
「エア、他にいる果物とかは?」
「⦅ん~、パナプルとモモ、イチゴも欲しいな。アポルも~⦆」
「了解ちょっと採って来る」
すぐ探検に戻るつもりだったのに、気付けは2時間近く別荘で採取に精を出していた。
「さてと、そろそろ探検に戻るぞ~!」
「〔〔は~い!〕〕」
「⦅ソラ、ツキ、それにギンにアサギちゃん、また何か見つけたら教えてね♪⦆」
〔〔まかせて!〕〕
張り切って再開したものの、その後目新しい発見は見つからず……ワラビはどこに?
〔エア……何かの気配がする〕
突然のギンの言葉に"蒼の剣"メンバーは警戒を強め、それぞれ剣に手をかけて周りの動きに意識を集中し始めたのだが……
〔ああ、違うぞ、大丈夫だ。敵ではないのだが……〕
「⦅気配?……んん? 行ってみよ?⦆」
いくつかの気配を感じた。それなりに強いように感じるんだけど、なんでだか動いてないんだよね?
気配を探り魔力視も使ってみた所、どうやら馬のように見えるんだけど……こっち見てるヨネ?
「うまでしゅ」
「はっ!? 馬!?」
「でしゅ!」
姿が見えているのはエア1人。そのエアの説明を聞いても"馬って何で!?"って疑問しか浮かばない。
近付き様子を見るが、やっぱり動かない。どこか怪我をしている様子もないし……なんだろう? でもなんか前にもこんなことあったような?
「⦅ほら、馬でしょ? でもず~っと動かないんだよ。怪我でもなさそうだし⦆」
「⦅馬って言うか……あれは竜馬じゃないか!?⦆」
なにそれ? 馬とどう違うんだろう? 一応隠れた場所で観察してるんだけど、よく分かんない。ついでにまだ全然動かない……敵意も無し。
「⦅あの子達もこっちにちゃんと気付いてるけど、ビックリさせないように気を付けて、そ~っとね?⦆」
〔まず私が話をしてみよう。上位種の様だから……エアも話せるかもな〕
念の為ザックさん達は待機。エアにはビャク・ギン・アサギにソラ・ツキが側にいるから心配無用さ!
〔お前達、我の言葉は分かるか?〕
[わかります。神獣フェンリル様、神獣シルバーカリスキングレオ様、そして愛し子様]
何という事でしょう! 神獣のビャクとギンの事でだけではなく、なぜかエアが愛し子という事まで知っているとは!!
ただ事ではありませんよ?
「にゃんで、ちってりゅんでしゅか!?」
〔エアが"愛し子"と知っているという事は……神……か?〕
[愛し子様が「エアでしゅ!」……?]
〔"愛し子様"ではなく、エアと呼んでほしいんだろう〕
「はい。エア・ルミナードでしゅ!⦅エア、エアちゃんのどっちかで!⦆」
〔くくく、エアか、エアちゃんのどちらかで呼ぶようにと〕
[……分かりました。エアさんがどうやら馬車を引くモノを欲しているという事で探しておられましたので、我々が希望したのです]
[馬車も引けますし、皆さんの移動の助けに!]
[エアさんにはまだ我らは大きいでしょうが、エアさんの家族には大丈夫かと……]
馬車に移動の手助けですって~!? わたしにはビャクがもしそばを離れる事があってもギンやアサギちゃんがいる。でも、ザックさん達は常に歩き……そこにこの子たちが加われば……移動が楽に!?
「じゃっくしゃ~ん!」
「なんだ?」
おっとビックリ、知らぬ間に隣にいたのね!? まだ隠れているかと思ってたのに……。
「どうしたんですか? 大丈夫そうなので、隠れるのはやめましたが、何かありましたか?」
「⦅この子達、神様にわたし達の事聞いてここに来てくれたんだって! 馬車も引いてくれるし、移動も助けてくれるって⦆」
「おお! それは助かるが……エアと従魔契約するって事だよな?」
〔私の考えでは、できればお前達との契約が良いと思うのだが? そうすればこの者達との会話がスムーズに出来るようになるからな〕
ビャクとギンの説明によると、従魔契約で結ばれるには互いに認め合う必要がある。
契約でつながると意思疎通が出来るようになる。
竜馬は仲間同士で念話のようなものが出来る。
従魔の装身具を付ければ更に家族間で連絡がしやすくなる……なんと!? 良い事だらけではありませんか!?
もちろんザックさん達に異論なんてありませんが、心配しているのは契約の相手がエアではない事なんだけど、話をしてみると、全然問題ないらしい。
どうやら神様から事前に話を聞いていたらしく、もしかしたら……と言われていたらしいの。
神様達とっても素晴らしいです♪
問題がないならチャチャッと契約しましょう、装身具はネックレスで。街に戻って専用の道具を作ってもらったら作り直すからそれまでは、ちょっとプランプランするけど我慢してね?
今まで特に気にしていなかったってのもあるんだけどね。
気付いてからは、実際にポーション作成で確認してみた。
わたしの魔力が充満しているらしい別荘の薬草と、キャンプ地周辺の薬草は魔素の量が同じくらいでレベル10だとすると、庭と農場は私の魔力は充満しているけど、元々の土地の影響か5くらい。街を出発してから採取した薬草は1~4だった。
薬草のレベルを揃えてポーションを作った結果……完成品の数が違った! (品質じゃないんだね)
普段使ってる大きな錬金釜に入る材料の1回分で作ってみるとレベル10なら40本、レベル5だと20本位でレベル1~4になると10出来るかどうかという散々な結果に……酷すぎる。
別荘で薬草育てて良かった~。お店を持ったのに黒の森の薬草でしか量が作れなかったら……えらいこっちゃ!
新しい発見もしながら今日も森の探検にレッツゴ~♪ 今日は何が見つかるかな?
数日続けている事なのに、飽きもせずルンルンとスキップでもしそうな雰囲気で(実際にはビャクの背中の上)森を探検。
今日は地中の作物を探すのよ♪
最初の頃に自然薯を見つけて、植え付けたけど他にもお宝があるかもしれないからね。
「だんじょん? ありゅにょ!?」
たった今、これまでずっと気になっていた事の質問をしていたら、さらに気になる言葉がザックさんの口から!
「あるぞ、色々なタイプが。初級クラスくらいから上級クラスまでホントに様々だ」
「この近くには……あっ! エアさんが喜びそうなのがありましたね!」
「……たしか初級レベル」
「でも、ザーリアから馬車移動しても2週間くらい~?」
「そうだな……それくらいかな、でもな~、エア。スライムは酸って液体を吐くんだ。それがかかると溶けたり火傷したり」
「じゅうま、じぇきませんか?」
「スライム……あまり聞いたことがないな」
「強くないからね~。それに命令が伝わりにくいって聞いたことがあるよ~」
命令が伝わりにくい? 別に命令する気はないからそれは良いけど……街で暮らすのにそれじゃだめか~。
「黒の森はどうしても強い魔物が多くなりやすいんです。街の反対側の方にならスライムも……」
「こんじょ、いこ~?」
もし無理でも一度見てみたいもん。異世界と言えば定番のスライムでしょ!? 雫タイプかそれともボールタイプか……気になる~!!
「街に帰って一旦落ち着いてから、依頼も兼ねて行ってみましょうか?」
「はい、やっちゃ~♪」
許可も貰えたし、楽しみだよ~。
「……エア、何か良い物あった?」
「ん~、しょうにぇ~⦅これといって特に何もないね~⦆」
「今までにも採取した事のある物はあるんだけどね~」
「う~ん、こっちは初めてだよな? 新しい物に期待してたのに」
「⦅残念だね……でももうちょっと進んでみよう!⦆」
〔〔エア~! これ、はな、さいてた~〕〕
「はにゃ? わ~きりぇ……え? しょりぇは!?⦅ソラ、ツキ、その花どこにあった!?⦆」
〔〔こっちだよ~! い~っぱい、さいてたよ〕〕
ソラとツキに案内されてたどり着いた場所には、沢山の赤や紫色の小さな花が咲いていた。
「⦅うおぉぉ~!! こんなに沢山あるなんて! ソラ、ツキありがとう、わたしコレ大好きなの!⦆」
「コレって、ただの花でしょ~?」
「飾り難そうな花ですね」
「⦅ふっふっふ、これはね、それ自体には味はないんだけど、私は好きでよく食べてたし、体にも良いんだ~⦆」
「これがか!? 食べられるのか……」
「⦅お薬にもなるんだよね~。ただ増えやすいって聞いてたから別荘にはどうしよ……お!? 大丈夫そうだ、ここでは蔓性じゃないんだ。似てるけど違うんだね、根は使わないのか……それは楽だな!
増え方も全然違うから、厄介者じゃない♪⦆」
ソラとツキが見つけた花は、葛の花で、樹皮は乾燥させたものを煎じて飲めば鎮痛・解熱・胃腸不良に良いし、樹液を精製すれば葛粉になって料理やお菓子に使えるの~♪
葛餅大好き♡ ワラビはないかな? いつの日かワラビも見つけてワラビ餅を食べるぞ~♪
「大丈夫なら運びますか? ですが大きな木ばかりですね」
そうなんだよ今、目の前にあるのはすべて立派な樹木で、若木がないのよね~。ではどうするか……大丈夫安心して!? 今のわたしには魔法があるのよ!
根を傷めないように樹をそっくりそのまま引っこ抜いて、一旦インベントリにIN!
「⦅よ~し! 取り過ぎてない……と思うし、別荘にこのまま行こう⦆」
この後も探検が待っているからサクサク進行~。
「スターピーチいい匂い。ちょっと収穫しよ~」
「⦅そうしよう、みんなへの差し入れ分も準備しとかなきゃ♪⦆」
「エア、他にいる果物とかは?」
「⦅ん~、パナプルとモモ、イチゴも欲しいな。アポルも~⦆」
「了解ちょっと採って来る」
すぐ探検に戻るつもりだったのに、気付けは2時間近く別荘で採取に精を出していた。
「さてと、そろそろ探検に戻るぞ~!」
「〔〔は~い!〕〕」
「⦅ソラ、ツキ、それにギンにアサギちゃん、また何か見つけたら教えてね♪⦆」
〔〔まかせて!〕〕
張り切って再開したものの、その後目新しい発見は見つからず……ワラビはどこに?
〔エア……何かの気配がする〕
突然のギンの言葉に"蒼の剣"メンバーは警戒を強め、それぞれ剣に手をかけて周りの動きに意識を集中し始めたのだが……
〔ああ、違うぞ、大丈夫だ。敵ではないのだが……〕
「⦅気配?……んん? 行ってみよ?⦆」
いくつかの気配を感じた。それなりに強いように感じるんだけど、なんでだか動いてないんだよね?
気配を探り魔力視も使ってみた所、どうやら馬のように見えるんだけど……こっち見てるヨネ?
「うまでしゅ」
「はっ!? 馬!?」
「でしゅ!」
姿が見えているのはエア1人。そのエアの説明を聞いても"馬って何で!?"って疑問しか浮かばない。
近付き様子を見るが、やっぱり動かない。どこか怪我をしている様子もないし……なんだろう? でもなんか前にもこんなことあったような?
「⦅ほら、馬でしょ? でもず~っと動かないんだよ。怪我でもなさそうだし⦆」
「⦅馬って言うか……あれは竜馬じゃないか!?⦆」
なにそれ? 馬とどう違うんだろう? 一応隠れた場所で観察してるんだけど、よく分かんない。ついでにまだ全然動かない……敵意も無し。
「⦅あの子達もこっちにちゃんと気付いてるけど、ビックリさせないように気を付けて、そ~っとね?⦆」
〔まず私が話をしてみよう。上位種の様だから……エアも話せるかもな〕
念の為ザックさん達は待機。エアにはビャク・ギン・アサギにソラ・ツキが側にいるから心配無用さ!
〔お前達、我の言葉は分かるか?〕
[わかります。神獣フェンリル様、神獣シルバーカリスキングレオ様、そして愛し子様]
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ただ事ではありませんよ?
「にゃんで、ちってりゅんでしゅか!?」
〔エアが"愛し子"と知っているという事は……神……か?〕
[愛し子様が「エアでしゅ!」……?]
〔"愛し子様"ではなく、エアと呼んでほしいんだろう〕
「はい。エア・ルミナードでしゅ!⦅エア、エアちゃんのどっちかで!⦆」
〔くくく、エアか、エアちゃんのどちらかで呼ぶようにと〕
[……分かりました。エアさんがどうやら馬車を引くモノを欲しているという事で探しておられましたので、我々が希望したのです]
[馬車も引けますし、皆さんの移動の助けに!]
[エアさんにはまだ我らは大きいでしょうが、エアさんの家族には大丈夫かと……]
馬車に移動の手助けですって~!? わたしにはビャクがもしそばを離れる事があってもギンやアサギちゃんがいる。でも、ザックさん達は常に歩き……そこにこの子たちが加われば……移動が楽に!?
「じゃっくしゃ~ん!」
「なんだ?」
おっとビックリ、知らぬ間に隣にいたのね!? まだ隠れているかと思ってたのに……。
「どうしたんですか? 大丈夫そうなので、隠れるのはやめましたが、何かありましたか?」
「⦅この子達、神様にわたし達の事聞いてここに来てくれたんだって! 馬車も引いてくれるし、移動も助けてくれるって⦆」
「おお! それは助かるが……エアと従魔契約するって事だよな?」
〔私の考えでは、できればお前達との契約が良いと思うのだが? そうすればこの者達との会話がスムーズに出来るようになるからな〕
ビャクとギンの説明によると、従魔契約で結ばれるには互いに認め合う必要がある。
契約でつながると意思疎通が出来るようになる。
竜馬は仲間同士で念話のようなものが出来る。
従魔の装身具を付ければ更に家族間で連絡がしやすくなる……なんと!? 良い事だらけではありませんか!?
もちろんザックさん達に異論なんてありませんが、心配しているのは契約の相手がエアではない事なんだけど、話をしてみると、全然問題ないらしい。
どうやら神様から事前に話を聞いていたらしく、もしかしたら……と言われていたらしいの。
神様達とっても素晴らしいです♪
問題がないならチャチャッと契約しましょう、装身具はネックレスで。街に戻って専用の道具を作ってもらったら作り直すからそれまでは、ちょっとプランプランするけど我慢してね?
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