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どれだけの期間の事か分からないがボッチだったとは、うっ……ううぅ……泣けてくる。
〔どっ、どうした? すまん、泣くほどいやか?〕
大きな身体でキリリとした顔なのに、オロオロしてギャップ萌える!
『ごめんね大丈夫。さっきも言ったけど迷惑じゃないよ。
ただわたしは人間で、今はこの森に居るけど近い内に人の暮らす街に行く予定にしてるの。そうなったら今のような自由は無くなっちゃう、もちろん街を出たら自由にして良いけど、それでも少しは制限されるよ。それでもいいの?』
〔自由など、共に居たいと思える存在のそなたといられるなら、それ以上の幸せはない〕
ここまで言われてしまえば、わたしに断る理由はない。こうなったら契約による不自由さは私の努力でカバーしてその分幸せにしてみせる!
『じゃあこれからは一緒にいてくれる?』
〔もちろんだ! 人の様には出来ないが、役に立とう〕
オロオロソワソワしてたのに、途端に尻尾をワサワサ振り始める、だからギャップ萌えちゃう!
『ふふ、役に立つとかじゃなくていいから、そばに居てね。じゃあ名前を考えようか?
フェンリルさんの見た目は何色っていうのかな? 銀……青みがかった銀色の毛並みにきれいな青い瞳。
何だっけこの色……この色かどうかは分かんないけど、キレイな青色で確か白群っていうのがあったな』
「きめまちた! わたちのにゃまえは、《エア・ルミナード》でしゅ。あにゃたにょにゃまえは、《ビャク》どうでしゅか?」
〔気に入った、今より我の名は《ビャク》、良い名をありがとう。《エア・ルミナード》これからよろしく〕
──ピコン♪
『何か変わったのかな? 《ステータス》』
ステータス
『名前』
エア・ルミナード (相沢 悠)
『年齢』3 『性別』女
『種族』人族 『レベル』1→2
『HP』2000→2500
『MP』∞
『魔法』
火・水・風・地・無・光・闇
『スキル』
各種異常耐性
各種攻撃耐性
創造魔法
生活魔法
気配察知
魔力感知 new!
転移魔法
魔力視 new!
インベントリ
マップ
言語理解
剣術
鑑定
解体
錬金術
『従魔』
フェンリル〔ビャク〕 new!
『称号』
愛し子
神々に見守られし者
異世界からの転生者
『神より』
新しい家族が出来たこと嬉しく思うよ、仲良くね。
『凄い、やったー! レベルが上がってHPも増えてる。オーク倒したからだね。魔物を倒すたびにレベルって上がるのかな?
ビャク~、神様が〈新しい家族と仲良く〉だって』
ビャクの脚に抱き付く…………ヤバい脚の毛さえも気持ち良い……
〔神が?……ん? どういう事だ? エア鑑定をしても良いか?〕
『良いよ。どうぞご覧下さいませ。あ!じゃあ、わたしもビャクの鑑定して良い?』
〔もちろんだ〕
『名前』ビャク
『種族』フェンリル
『年齢』329
『レベル』500→600
『魔法』風・地・闇
『スキル』
飛翔
爪斬撃
サイズ変化
暗視
鑑定
気配察知
『称号』
エア・ルミナードの家族
神獣
年齢おかしくない? 329歳? レベル600? たっか! 家族が称号になってるし……神獣って何
『飛翔? 飛翔って飛べるって事じゃなかった? もしかして飛べるの!?』
〔なんだ? 全属性にこのスキルの量…………。愛し子、見守られし者?そうか道理で…………〕
〔どっ、どうした? すまん、泣くほどいやか?〕
大きな身体でキリリとした顔なのに、オロオロしてギャップ萌える!
『ごめんね大丈夫。さっきも言ったけど迷惑じゃないよ。
ただわたしは人間で、今はこの森に居るけど近い内に人の暮らす街に行く予定にしてるの。そうなったら今のような自由は無くなっちゃう、もちろん街を出たら自由にして良いけど、それでも少しは制限されるよ。それでもいいの?』
〔自由など、共に居たいと思える存在のそなたといられるなら、それ以上の幸せはない〕
ここまで言われてしまえば、わたしに断る理由はない。こうなったら契約による不自由さは私の努力でカバーしてその分幸せにしてみせる!
『じゃあこれからは一緒にいてくれる?』
〔もちろんだ! 人の様には出来ないが、役に立とう〕
オロオロソワソワしてたのに、途端に尻尾をワサワサ振り始める、だからギャップ萌えちゃう!
『ふふ、役に立つとかじゃなくていいから、そばに居てね。じゃあ名前を考えようか?
フェンリルさんの見た目は何色っていうのかな? 銀……青みがかった銀色の毛並みにきれいな青い瞳。
何だっけこの色……この色かどうかは分かんないけど、キレイな青色で確か白群っていうのがあったな』
「きめまちた! わたちのにゃまえは、《エア・ルミナード》でしゅ。あにゃたにょにゃまえは、《ビャク》どうでしゅか?」
〔気に入った、今より我の名は《ビャク》、良い名をありがとう。《エア・ルミナード》これからよろしく〕
──ピコン♪
『何か変わったのかな? 《ステータス》』
ステータス
『名前』
エア・ルミナード (相沢 悠)
『年齢』3 『性別』女
『種族』人族 『レベル』1→2
『HP』2000→2500
『MP』∞
『魔法』
火・水・風・地・無・光・闇
『スキル』
各種異常耐性
各種攻撃耐性
創造魔法
生活魔法
気配察知
魔力感知 new!
転移魔法
魔力視 new!
インベントリ
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剣術
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『従魔』
フェンリル〔ビャク〕 new!
『称号』
愛し子
神々に見守られし者
異世界からの転生者
『神より』
新しい家族が出来たこと嬉しく思うよ、仲良くね。
『凄い、やったー! レベルが上がってHPも増えてる。オーク倒したからだね。魔物を倒すたびにレベルって上がるのかな?
ビャク~、神様が〈新しい家族と仲良く〉だって』
ビャクの脚に抱き付く…………ヤバい脚の毛さえも気持ち良い……
〔神が?……ん? どういう事だ? エア鑑定をしても良いか?〕
『良いよ。どうぞご覧下さいませ。あ!じゃあ、わたしもビャクの鑑定して良い?』
〔もちろんだ〕
『名前』ビャク
『種族』フェンリル
『年齢』329
『レベル』500→600
『魔法』風・地・闇
『スキル』
飛翔
爪斬撃
サイズ変化
暗視
鑑定
気配察知
『称号』
エア・ルミナードの家族
神獣
年齢おかしくない? 329歳? レベル600? たっか! 家族が称号になってるし……神獣って何
『飛翔? 飛翔って飛べるって事じゃなかった? もしかして飛べるの!?』
〔なんだ? 全属性にこのスキルの量…………。愛し子、見守られし者?そうか道理で…………〕
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