あなたの運命の番になれますか?

あんにん

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  今日も変わらず公園で時間を潰す
  でも変わった事がひとつ、、、隣におにいさんがいる。
  あの日からなぜか会った日には声をかけてくれるし、あの時のようにご飯や飲み物をくれる時もあった

  "なんで急に?"

  いくら考えても分からない
  特に何かを話すわけでもなくただ並んで座って過ごす日々。
  理由を聞こうか....そう何回も思ったけど、変に理由を聞いてこの時間がなくなるのは嫌だと思い聞くことはしなかった、、、

  そんなある日
  変わらず2人並んでぼんやりしていると

「なぁ、、、お前の名前なんていうの?」

  おにいさんがそう聞いてきた

「えっ、、?」

  突然の事に思わず聞き返してしまった

「だから名前。なんていうの?」
「 白雪しらゆき、、なつ、、」
「ふーん。なつか、、、漢字は?どう書く?」
「 ひらがなで、なつ。」
「そっか。俺は、、、一ノ瀬 優人いちのせ ゆうと。優しいに人で優人。今年で19の医学生で親は会社を経営してる。あと5個上の兄がいる。」

  そう教えてくれる。
  
「大学や家はここから少しあるけど友達の家がこの近くなんだ。」

  分からなかった、、、どうして急にこんなに自分のことを教えてくれるんだろうか。 
 不思議で仕方なかった俺は

「どうして急に.....?俺の事よく思ってなかったよね....?」

  ついに聞いてしまった。
  言ってからやっぱりやめておけばよかったと後悔した。

  "せっかく話してくれたのに...."

  『そうだったな...やっぱり忘れて』そう言われたらどうしよう。だけど優人さんの反応は違った....

「いや.....それは......確かにまだお前の事はよく思ってないとこもあるけど......でも、、、」

  そう途切れ途切れに話す。
  静かに聞いていたら

「この間ケガした犬を病院に連れてったろ。お前のあの時の行動みて、、、そのなんて言うか、、、イメージとちょっと違うなって思って、、もしかしたらお前の事少し誤解してる部分もあるのかなって、、、」

  なんて最後はうつむきながらに言う。
  
「なんか上手く言えねーけどお前の事ちょっと知ろうと思っただけ!」

  そう今度は投げやりに言い放った。

「そっか。なんかありがとう...?」

  そう言えば

「んっ。と言うかお前話し方最初と違うのな。こっちの方がいいぞ。あれはバカっぽい。」

  そんな事まで言い出した。

「バカっぽいって、、。ひどいな。それに名前聞いたのになんでお前呼び、、、」

  思わず笑って言い返せば

「 確かにそうだな、、、じゃあなつ!」

  そう笑顔で俺の名前を呼んだ、、、
  その瞬間何だか顔が熱くなるのを感じた
  そして早くなる心臓に困惑する

  "なにこれ、、、、"
 

  
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