88 / 88
後日譚
・
しおりを挟む
琥「ぁ、暖かいですねえ」
左「………そ、うだね」
率直に言うと誘いは成功した
が、色々と大誤算があった
まず、琥珀君の素肌を見ても色々と高ぶらないで居られるという謎の自信から間違っていた
白くて傷のない柔らかそうな素肌が、ミネラル豊富なお湯によって更に輝きを増している
そして、見え隠れする恥部
視界の端に一瞬淡いピンク色が見えただけで、かなり危うい事になっていた
主に股間が
………ダメだ、風呂で真横にギンギンな野郎が隣にいるなんて最悪過ぎるだろ
運のいい事にお湯の濁りで見えては無いけれど、風呂から上がるまでには何とかしなければ
左「………琥珀君は、長風呂って平気な方?」
琥「うーん……ダメかも、です。すぐのぼせちゃいます」
左「あれだったら、すぐ上がって大丈夫だからね。俺結構長風呂派でさ」
琥「あっそうなんですね!凄いなぁ、サウナとかも長くいれるんですか?」
左「そうだねぇ…十分以上は何とか居られるかな?」
よし、いいぞ…普通におしゃべりしていればこの状況にも慣れて昂りも萎えるはずだ!!!
と、思っていた
琥「あ、そろそろ上がろうかな…先にお部屋で待っていますね!」
左「うん、足元気をつけてね」
ざばぁっと、湯船から身体を引き上げる琥珀君
俺の視界には、ぷりぷりのおしりしか映らなかった
左「………そ、うだね」
率直に言うと誘いは成功した
が、色々と大誤算があった
まず、琥珀君の素肌を見ても色々と高ぶらないで居られるという謎の自信から間違っていた
白くて傷のない柔らかそうな素肌が、ミネラル豊富なお湯によって更に輝きを増している
そして、見え隠れする恥部
視界の端に一瞬淡いピンク色が見えただけで、かなり危うい事になっていた
主に股間が
………ダメだ、風呂で真横にギンギンな野郎が隣にいるなんて最悪過ぎるだろ
運のいい事にお湯の濁りで見えては無いけれど、風呂から上がるまでには何とかしなければ
左「………琥珀君は、長風呂って平気な方?」
琥「うーん……ダメかも、です。すぐのぼせちゃいます」
左「あれだったら、すぐ上がって大丈夫だからね。俺結構長風呂派でさ」
琥「あっそうなんですね!凄いなぁ、サウナとかも長くいれるんですか?」
左「そうだねぇ…十分以上は何とか居られるかな?」
よし、いいぞ…普通におしゃべりしていればこの状況にも慣れて昂りも萎えるはずだ!!!
と、思っていた
琥「あ、そろそろ上がろうかな…先にお部屋で待っていますね!」
左「うん、足元気をつけてね」
ざばぁっと、湯船から身体を引き上げる琥珀君
俺の視界には、ぷりぷりのおしりしか映らなかった
20
お気に入りに追加
131
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
俺のソフレは最強らしい。
深川根墨
BL
極度の不眠症である主人公、照国京は誰かに添い寝をしてもらわなければ充分な睡眠を得ることができない身体だった。京は質の良い睡眠を求め、マッチングサイトで出会った女の子と添い寝フレンド契約を結び、暮らしていた。
そんなある日ソフレを失い困り果てる京だったが、ガタイの良い泥棒──ゼロが部屋に侵入してきた!
え⁉︎ 何でベランダから⁉︎ この部屋六階なんやけど⁉︎
紆余曲折あり、ゼロとソフレ関係になった京。生活力無しのゼロとの生活は意外に順調だったが、どうやらゼロには大きな秘密があるようで……。
ノンケ素直な関西弁 × 寡黙で屈強な泥棒(?)
※処女作です。拙い点が多いかと思いますが、よろしくお願いします。
※エロ少しあります……ちょびっとです。
※流血、暴力シーン有りです。お気をつけください。
2022/02/25 本編完結しました。ありがとうございました。あと番外編SS数話投稿します。
2022/03/01 完結しました。皆さんありがとうございました。
【完結・BL】DT騎士団員は、騎士団長様に告白したい!【騎士団員×騎士団長】
彩華
BL
とある平和な国。「ある日」を境に、この国を守る騎士団へ入団することを夢見ていたトーマは、無事にその夢を叶えた。それもこれも、あの日の初恋。騎士団長・アランに一目惚れしたため。年若いトーマの恋心は、日々募っていくばかり。自身の気持ちを、アランに伝えるべきか? そんな悶々とする騎士団員の話。
「好きだって言えるなら、言いたい。いや、でもやっぱ、言わなくても良いな……。ああ゛―!でも、アラン様が好きだって言いてぇよー!!」
祝福という名の厄介なモノがあるんですけど
野犬 猫兄
BL
魔導研究員のディルカには悩みがあった。
愛し愛される二人の証しとして、同じ場所に同じアザが発現するという『花祝紋』が独り身のディルカの身体にいつの間にか現れていたのだ。
それは女神の祝福とまでいわれるアザで、そんな大層なもの誰にも見せられるわけがない。
ディルカは、そんなアザがあるものだから、誰とも恋愛できずにいた。
イチャイチャ……イチャイチャしたいんですけど?!
□■
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです!
完結しました。
応援していただきありがとうございます!
□■
第11回BL大賞では、ポイントを入れてくださった皆様、またお読みくださった皆様、どうもありがとうございましたm(__)m
王様のナミダ
白雨あめ
BL
全寮制男子高校、箱夢学園。 そこで風紀副委員長を努める桜庭篠は、ある夜久しぶりの夢をみた。
端正に整った顔を歪め、大粒の涙を流す綺麗な男。俺様生徒会長が泣いていたのだ。
驚くまもなく、学園に転入してくる王道転校生。彼のはた迷惑な行動から、俺様会長と風紀副委員長の距離は近づいていく。
※会長受けです。
駄文でも大丈夫と言ってくれる方、楽しんでいただけたら嬉しいです。
過食症の僕なんかが異世界に行ったって……
おがこは
BL
過食症の受け「春」は自身の醜さに苦しんでいた。そこに強い光が差し込み異世界に…?!
ではなく、神様の私欲の巻き添えをくらい、雑に異世界に飛ばされてしまった。まあそこでなんやかんやあって攻め「ギル」に出会う。ギルは街1番の鍛冶屋、真面目で筋肉ムキムキ。
凸凹な2人がお互いを意識し、尊敬し、愛し合う物語。
魔法菓子職人ティハのアイシングクッキー屋さん
古森きり
BL
魔力は豊富。しかし、魔力を取り出す魔門眼《アイゲート》が機能していないと診断されたティハ・ウォル。
落ちこぼれの役立たずとして実家から追い出されてしまう。
辺境に移住したティハは、護衛をしてくれた冒険者ホリーにお礼として渡したクッキーに強化付加効果があると指摘される。
ホリーの提案と伝手で、辺境の都市ナフィラで魔法菓子を販売するアイシングクッキー屋をやることにした。
カクヨムに読み直しナッシング書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLove、魔法Iらんどにも掲載します。
薫る薔薇に盲目の愛を
不来方しい
BL
代々医師の家系で育った宮野蓮は、受験と親からのプレッシャーに耐えられず、ストレスから目の機能が低下し見えなくなってしまう。
目には包帯を巻かれ、外を遮断された世界にいた蓮の前に現れたのは「かずと先生」だった。
爽やかな声と暖かな気持ちで接してくれる彼に惹かれていく。勇気を出して告白した蓮だが、彼と気持ちが通じ合うことはなかった。
彼が残してくれたものを胸に秘め、蓮は大学生になった。偶然にも駅前でかずとらしき声を聞き、蓮は追いかけていく。かずとは蓮の顔を見るや驚き、目が見える人との差を突きつけられた。
うまく話せない蓮は帰り道、かずとへ文化祭の誘いをする。「必ず行くよ」とあの頃と変わらない優しさを向けるかずとに、振られた過去を引きずりながら想いを募らせていく。
色のある世界で紡いでいく、小さな暖かい恋──。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる