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後日譚

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琥「左江内さんはおじさんじゃないです!!!」

左「ぅおっびっくりした…!?」

急に俺の方に身を乗り出して大きな声で否定する琥珀君

思ってたより声でかくてびっくりした…


左「あはは、気を使わせちゃいましたね……ごめん」

琥「違うんです!!えと、でもおじさんでも、その、左江内さんだったらいいんです!僕は年齢じゃなくて、左江内さん自身が、好きなので………」


おっ、と

これは破壊力抜群だ

段々と声が尻すぼみになって、顔が赤く染っていく琥珀君


左「…俺も、琥珀君だから好きですよ」

琥「………えへへ、ぅ、うれしいです」


漸く、喉につっかえずに愛情を伝えられるようになってからは

事ある毎に琥珀君に直接好きだと伝えるようにしていた(八雲さんの説教のお陰)

その度に顔を真っ赤にして本当に嬉しい時にしか出さない、えへへという笑い声を聞かせてくれるのが嬉しくて仕方ない……

…何て、隙あらば惚気けてしまうな



さてと、もう夜遅くになってしまいそうだし寝ようかな


左「琥珀君、そろそろ寝ましょうか」

琥「…っあ、あの!!左江内さんに聞きたいことがあって…」

左「なんですか?」


ソファから立ち上がった俺の裾を引っ張って、もじもじとしだす琥珀くん

…というか、顔が真っ赤どころじゃないくらい赤いんだけどどうしたんだろう??
まさか風邪………!?


左「ど、どうしましたか!?」

琥「そ、その………恋人として、えと、しょや、を迎えたくて……………いつ聞けばいいか、わかんなくて……」

左「しょ、や………って、初夜…………??」

琥「は、ぃ………」



神様、俺に何度試練を与える気ですか
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